カッパのみなソン
Selection vol.775


森田芳光作品の原点。
の・ようなもの vol.2
1981年日本



の01

 二ツ目の落語家、志ん魚は23歳の誕生日、志ん米はじめ仲間の援助で初めてソープランドに…。志ん魚についたエリザベスは初々しい彼に興味を抱き、2人はその日からデートを重ねる事に、彼女はペンギンブックスを読むようなインテリでした。数日後そんな志ん魚に、女子高の落研に所属する女の子たちがコーチを依頼に、志ん魚はその中の一人、由美に心を寄せる。純な志ん魚は由美のことをエリザベスに告白するが「バレなければいいじゃない」と気にしない…。(後は映画を観て下さい)


の04

森田芳光監督、劇場デビュー作 !
 古典落語の修業に励む二ツ目の落語家と風俗嬢、落研の女高生たちの青春群像を描く。脚本、監督は「ライブイン茅ケ崎」など自主映画で活躍し、この作品が劇場用映画のデビューとなる森田芳光、撮影は渡部眞が担当。


たわごと03
我が映画人生のターニングポイント…。
 当時かなり話題となった鈴木清順監督の「陽炎座」を観に行ったときの、同時上映作だったのが、この作品でした。もちろん、新人の森田監督の事はまったく知らず、正直、仕方なくの観賞…。がぁ未熟はボクに電撃が走った! 何なんだ、これが映画なのか ? 見た事の無い映画、感じた事のなかった不思議な感触。失礼ですが、巨匠の作品よりも、名もなき新人監督の劇場デビュー作に、打ちのめされた、あの夜の事は今でも憶えています。


の03

日本映画史の残る名シーン…。
 森田監督は、志ん魚役に「全日本落語選手権」へ出演していた伊藤克信(当時大学生)を偶然テレビで観て主役に抜擢したそうです。演技も落語の新人で下手くそな、志ん魚・伊藤克信…、そんな彼のが日本映画史の残る名シーンを生み出します。堀切駅から浅草へ向けて歩き出す。深夜の下町を「道中づけ」。このシーン今観ても、新しくて不思議。もちろん色褪せてません!!


の05



※カッパの勝手な採点は…、
の・ような続編は、不安と期待が… ?

8点



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