カッパのみなソン
Selection vol.771


ビクトル・エリセ監督の長編第1作
ミツバチのささやき 
1973年スペイン



ミツバチ01

 1940年頃スペイン中部のカスティーリャ高原の小さな村オジュエロスに1台のトラックが入って行きます。移動巡回映写のトラックで、映画は「フランケンシュタイン」。喜ぶ子供たちの中にアナと姉のイザベル。その頃父のフェルナンドは、養蜂場でミツバチの巣箱を点検する作業をしています。母のテレサは、室内にこもって内戦で荒れはてた家や人々の様子を手紙に書き綴っている…。いったい誰に宛てている手紙なのか、毎週のように駅に向かい列車に投函する。公民館のスクリーンには少女メアリーが怪物フランケンシュタインと水辺で出会う美しいシーンが展開しています。そのシーンに魅入られたアナは姉からフランケンシュタインが怪物ではなく精霊で村のはずれの一軒家に隠れていると聞いた…。(後は映画を観て下さい)




ミツバチ02

 スペイン内戦がフランコの勝利に終結した直後の1940年の中部カスティーリャ高地の小さな村を舞台に6歳の少女アナと彼女の家族たちの日常を描いてます。製作はエリアス・ケレヘタ、監督・原案は「エル・スール」のビクトル・エリセでエリセのデビュー作。脚色・脚本はアンヘル・フェルナンデス・サントスとビクトル・エリセ、撮影はルイス・カドラード、音楽はルイス・デ・パブロ、編集はパブロ・G・デル・アモが担当。出演はアナ・トレント、イサベル・テリェリアなど。


たわごと03
幼気な少女のまなざし…。
 先日のオフ会で、つかりこさんか頂いた貴重なブルーレイディスクを観させて頂きました。このスペイン映画の名作が、ブルーレイ(HD)で観られるなんてなんて幸せな時代なんだろう。つかりこさん、本当にありがとうございます!! この映画の魅力は、何と言っても少女アナ…。その表情、動き、可愛すぎると言うより美し過ぎます。演技を超えた演技、彼女の無垢な眼差しが染みます…。そして改めてつかりこさんの ブログ を読ませて頂きました…。観させて頂いた後の彼のブログは、この映画の深さを存分に教えてくれました。


ミツバチ03


※カッパの勝手な採点は…、
美しい、映画芸術です。

8点半




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