2015.11.07 京都太秦
映画的旅情
【其の二十】


ちょっといいやん…
太秦キネマストリート
2015年 秋


魔人

魔人が護る、映画の街。
 大映通り商店街は、太秦広隆寺から帷子ノ辻に至る全長約700mの商店街。戦後、定期的に夜店が軒を並べる夜市から始まり、徐々にいろいろなお店が出店することにより商店街としての形が整い、昭和46年に振興組合が組織されました。かつてこの界隈には大映をはじめ映画の撮影所が立ち並んでいたことから、商店街には撮影の合間に映画スターが衣装のままで通りを歩いていたとか、俳優の名前がついた定食があるとか、有名監督の作品に出演経験をもつ名物店主がいるなど、さまざまな“映画”にまつわるエピソードが息づき「キネマストリート」の名でも親しまれています。


たわごと03
通りの名は、今も「大映」。
 本当は、11月3日(文化の日)に行く予定だった、日帰り京都。ワタシの毎度恒例の風邪のため本日に変更。今頃の京都は、もちろん紅葉目当ての観光客がわんさか…、しかし、映画ガッパとしは、前から気になっている街「太秦」。一般的には、太秦と言えば「東映太秦映画村」なんでしょうが、ワタシ的にはイベントパビリオンではなく、今もなお、映画の街として呼吸している街「大映通り商店街」〈←京都太秦物語〉へ参上させて頂きました。




電車

嵐電が誘うキネマの街。
 太秦広隆寺駅へと運んでくれた京都唯一の路面電車「嵐電」は、古き良き銀幕の世界へと運ぶタイムマシーンのようです。昭和以前の太秦は、竹やぶで覆われた集落で、そこに嵐電が通り、映画人が足を踏み入れ、徐々に街が開けたそうです。関東大震災後に、京都へ大移動した多数の映画会社も次第に太秦周辺へ移行し、やがて大小20を超える撮影所が立ち並ぶ「日本のハリウッド」へと変貌していったそうです。今では、北に東映京都撮影所と映画村、南にはかつての大映京都撮影所後と現在も稼働中の松竹京都撮影所があります。


駅
※数多くの映画人が降り立った嵐電の駅


「羅生門」の記念碑が…
 広隆寺前交差点を南へ、太秦小学校の角を西へ進むと、かつての大映撮影所の跡地、校門の南側には撮影所の正面に揚げられていた門標が当時と同じ場所に残されています。そして校門北側には、日本映画の名作「羅生門」の国際賞受賞記念碑が…!!(日本映画ファン必見です)


黒澤
※「羅生門」国際賞受賞記念碑


碑
※太秦中学校前に残る大映の門標


キネマストリートは「!」が、いっぱい。
 あの「大映」の名を冠し、大魔神がドッシリと街を護る商店街。そこには、昔ながらの食堂・喫茶店があり、散髪屋、花屋、八百屋、肉屋、豆腐屋など「〜屋」と付くお店が存在し、街の人たちの息づかいを感じる事ができる不思議な空間です。そして映画とのエピソードもいっぱいあるとの事です!! 例えば…


萩

 雰囲気のあるレンガ造りの洋風建築?? この「萩」の名物はハンバーガー。京都にまだ、マクドナルドもモスバーガーもない時代から変わらぬ味で大人気、なんと吉永小百合さんも愛された逸品だそうです。


たぬき

 かつて伝説の美人女優・夏目雅子さんが映画雑誌を買いに訪れ、元祖映画アイドル薬師丸ひろ子さんが店頭で立ち読みを…、郷ひろみさんが自転車を借りた等々、数々の秘話を持つ書店「たぬき堂」。


※カッパの勝手な採点は…、
大魔神に逢いに行こう !
カッパ







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