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カッパのみなソン
Selection vol.1203



飛んで火に入る夏の俺!?
今日から俺は!! 劇場版 
2020年日本



俺01

 転校を機に髪を金髪に変え、ツッパリデビューした軟葉高校の三橋貴志は、同じ日に転校してきたトゲトゲ頭の伊藤真司とコンビを組んで、やって来る不良たちを次々と返り討ちにしていた。3年になったある日、かつて2人が死闘を繰り広げた開久高校の一角を、凶暴にして狡猾な柳鋭次が番長に君臨し、極悪高として知られる隣町の北根壊高校が間借りすることに。そんな中、開久の生徒・森川悟のいとこで女番長の森川涼子が、なぜか三橋と今井をつけ狙いはじめるのだったが…。(後は映画を観て下さい。)



俺02

 西森博之による伝説のツッパリ漫画を賀来賢人と伊藤健太郎の主演で実写化し大きな話題を集めた大ヒットTVドラマの劇場版です。原作の人気エピソード“VS北根壊高校編”を基に、3年になったツッパリコンビ、三橋と伊藤の前に現れた極悪高・北根壊高校との壮絶な抗争の行方を、パワーアップしたアクションとギャグ満載に描きます。共演にはヒロインの清野菜名と橋本環奈をはじめ仲野太賀、矢本悠馬、ムロツヨシ、佐藤二朗、吉田鋼太郎らドラマ版のレギュラー陣に加え、新たに柳楽優弥、山本舞香、泉澤祐希、栄信が参加。監督は、もちろん「銀魂」「50回目のファーストキス」の福田雄一。



俺06



たわごと03
ツッパリおバカたちが、帰ってきた!
 終息の兆しさえも見えないコロナ…、ただ社会は何となく動き出し、ワタシの大好きな映画館も何とか再開し、少しずつだけど新作も公開されてきましたね。そして邦画で先陣を切ったは、ご存知「今日から俺は!!」の劇場版。何を隠そう「今日俺」ファンのワタシ。もちろん、地元イオンシネマ徳島で観させて頂きました。
 まぁ、今更言うのも何だけど、このシリーズのこの世界観すごく好きです。いわゆる「福田組」ならではの「笑い」と「アクション」のバランスが凄く心地いいです。もちろんテレビシリーズからの世界観はそのままで、映画だからと言っての「力み」も全く感じられず、超自然体…。それが良いのか悪いのかは別として、これが福田演出なんだと痛感。特におふざけシーンでの超アドリズが凄すぎる、可笑しくても笑っちゃいけない俳優さんたちの表情が何とも可笑しすぎ。とは裏腹にアクションシーンは本気、本気、本気!
 若手俳優はもちろん(ごめん賀来賢人は若くない)、清野菜名のキレのあるアクションはさすがです。まぁ、今回は劇場版なのでストーリーも若干複雑?? でもないか。まぁ、何は兎も角「今日俺」ファンも、初めての方も是非ともご覧ください。きっと80年代の青春が好きになりますよ!



俺05


※カッパの勝手な採点は…、
ワタシの大好きな、今井君も大活躍!
七点半



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カッパのみなソン
Selection vol.1202



何かがおかしい
ゲット・アウト 2017年アメリカ



ゲット01

 ニューヨークに暮らす黒人青年のカメラマン、クリス・ワシントン。白人の恋人ローズ・アーミテージから実家に招待されるが、彼女の両親は娘の恋人が黒人であることをまだ知らず不安を隠せない。しかし、いざアーミテージ家に着いてみると、まったく心配ないというローズの言葉通り、家族みんなクリスを温かく歓迎してくれた。それでも、使用人として働いている黒人の姿に妙な胸騒ぎを覚えてしまうクリス。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティが開かれ、多くの招待客が集まる中、白人ばかりに囲まれ居心地の悪さを感じるクリスだったが…。(後は映画を観て下さい。)



ゲット02

 人気コメディアン、ジョーダン・ピールの記念すべき監督デビュー作にして、全米でサプライズ大ヒットを記録して大きな話題を集めたホラー・サスペンスです。米国が抱える根深い人種問題を背景に、白人の彼女の家を初めて訪問することになった黒人青年を待ち受ける予測不能の運命を不穏なタッチでスリリングに描き出す。主演はダニエル・カルーヤとアリソン・ウィリアムズ。共演にブラッドリー・ウィットフォード、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、キャサリン・キーナー。



ゲット04


たわごと03
斬新かつ、衝撃的な「恐怖」…。
 前評判どうりの秀作です。ミステリー映画…、或いはホラー映画?この恐怖体験は、ワタシの長い映画人生で、初めての感覚でした。
 ニューヨーク。アフリカ系米国人のクリスは恋人のローズ・アーミテージの実家を初めて訪ねることになり、2人は車でアーミテージ家に向かいます。(ここで最初の衝撃、車が鹿を跳ね飛ばしてしまう…)
 何とか実家にたどり着いた2人…、両親は2人を歓待した?(かなりの違和感…)脳外科医の父親ディーン、精神科医であり催眠療法士でもある母親のミッシーである。そしてローズの弟ジェレミー…(良い人だけど???)
 やがてクリスは、アーミテージ家にいる男女の黒人の使用人に違和感を覚える。男のウォルターの発する言葉、突然、全力疾走する姿。女のジョージナの笑いながら涙する不気味な表情(この女優さんの演技、怖すぎ…)そしてクリスの運命は如何に…、簡単に書くとこうなのですが、これって結構怖いです。この前半の仕掛けられた「恐怖の種」が、どう繋がっていくのか、不安感と恐怖、「怖いもの見たさ」とはまさにこの映画のためにある表現?? そして衝撃のクライマックスは…。やっばり映画を観て下さい。夏の夜に相応しいオススメの一本です。



ゲット03


※カッパの勝手な採点は…、
監督は、有名なコメディアン!
8点



2020.07.10 さびしんぼう
いつかみた映画
【其の百五七】



尾道三部作 最終章
さびしんぼう vol.02
1985年 日本



さびしんぼう01

 寺の住職の一人息子・井上ヒロキは、カメラの好きな高校2年生。母タツ子は、彼に勉強しろ、ピアノを練習しろといつも小言を言う。ヒロキのあこがれのマドンナは、放課後、隣の女子校で「別れの曲」をピアノで弾いている橘百合子である。彼は望遠レンズから、彼女を見つめ、さびしげな横顔から“さびしんぼう”と名付けていた。寺の本堂の大掃除の日、ヒロキは手伝いに来た友人の田川マコト、久保カズオと共にタツ子の少女時代の写真をばらまいてしまった。その日から、ヒロキの前に、ダブダブの服にピエロのような顔をした女の子が現われるようになる。彼女は“さびしんぼう”と名乗り、ヒロキと同じ高校2年生だという…。(後は映画を観て下さいね)



さびしんぼう02

故・大林宣彦監督 珠玉の名作
 尾道を舞台に、少年の淡い恋、彼の前に突然現われた少女時代の母親“さびしんぼう”と少年との交流を描いたファンタジーです。山中恒原作の「なんだかへんて子」の映画化で、脚本は「天国にいちばん近い島」等々の剣持亘、内藤忠司、大林宣彦の共同執筆。監督はもちろん、映画作家・大林宣彦。撮影は同作の阪本善尚がそれぞれ担当。



さびしんぼう04


たわごと03
大林監督からの贈り物。
 私事ですが、こんなご時世(コロナ禍)なのですが、何故か仕事が忙しくバタバタな日々が…、スミマセン久しぶりの更新です。
 確か前月の20日(土)に、BS12 トゥエルビで「大林監督追悼番組」として、ワタシの大好きな「さびしんぼう」をオンエアーしてくださいました。偶然にも、その日は、他県をまたいで、我が心の古里「尾道」へ久々の里帰り、もちろん愛猫ユキちゃんを一人にする事はできずの日帰り小旅行なので、帰ってから観させて頂きました。
 何年ぶりかに観た、名作「さびしんぼう」…、今更なのですが、良いですね。確か「さびしんぼう」という言葉は、監督が生み出した造語で、原語は、広島弁でわんぱく小僧、悪ガキを意味する「がんぼう」?? に対する女の子の呼び方として考えた名称であり、監督自身が子どもの頃から使ってる言葉で、8mm作品にも「さびしんぼう」を題名にした作品が何本か存在するらしいです。「人を愛することは淋しいこと」だと言う、大林監督の感性が育んだ造語なのでしょう。監督曰く、「ぼくの映画は全部"さびしんぼう"という題をつけてもいい」と話も語ってます。



さびしんぼう03

「あなたに好きなって頂いたのは、こちらの顔でしょ?
どうか、こっちの顔だけみて… 
反対の顔は見ないでください。」


 何年ぶりにかに観た「さびしんぼう」…、年を重ねる程、深みとコクが味わえる秀作ですよね、ある意味大林映画の原点でもあり、集大成でもあるこの作品なのですが、観る度に新たな想いが込み上げてきます。息子の初恋と母親の初恋、そして失恋。それぞれの「さびしんぼう」を、尾道の美しくも儚い風景をバックに見事に描き出してくれます。監督の代名詞とも言える「尾道三部作」の最終章に相応しい名作です。
 あっ、もう一つ、忘れちゃいけない名台詞が…。

「人を恋することは、とってもさびしいから、
だからあたしは、さびしんぼう。
でもさびしくない人より、あたしずっと幸福よ。」 



尾道02

尾道01


※カッパの勝手な採点は…、
監督、尾道の海は「キラキラ」してましたよ!

8点半