FC2ブログ
カッパのみなソン
Selection vol.1172



最凶、サバイバルアクション!
オーヴァーロード 2018年アメリカ



ロード01

 連合軍によるノルマンディー上陸作戦が開始された直後、第101空挺師団が極秘任務を帯び、ドイツに占領されたフランスのとある小村を目指していた。目的は村にある教会の電波塔を破壊すること。しかし待ち受けるドイツ軍の激しい攻撃に遭い輸送機は次々と撃墜されてしまう。そんな中、かろうじて降下に成功したエド・ボイス二等兵は、作戦の指揮をとるフォード伍長とともに教会を目指す。その道中でクロエという女性と出会い、村人たちがナチスによって教会へ連行されていると知らされるのだったが…。(後は映画を観て下さいね)



ロード02

 ヒットメイカー、J・J・エイブラムスの製作で贈る戦争サバイバル・ホラー・アクションです。第二次世界大戦下のヨーロッパを舞台に、ナチスに占領された小さな村に降り立ったアメリカ空挺部隊の兵士たちが、ナチスの研究施設で生み出された禁断の秘密兵器を相手に繰り広げる決死のサバイバルの行方を、迫力の戦闘シーンと過激な残酷描写を織り交ぜ描き出す。監督は「ガンズ&ゴールド」のジュリアス・エイヴァリー。



ロード03


たわごと03
史上最凶のノルマンディー上陸作戦。
 「ノルマンディー上陸作戦」を描いた作品は。、名作「史上最大の作戦」をはじめ数多く(名作揃い)観てきましたが、この切り口は、もちろん初めてです。ノルマンディーのとある電波塔の地下で、ナチスが禁断の秘密兵器の研究…。それは、な、なんと毎度お馴染みの「ゾンビ」。まぁ、ノルマンディー上陸作戦以上に存在する、いわゆる「ゾンビ映画」…。そう今回のテーマは「不死身のゾンビ戦士」なのです。リアルな戦争描写と奇妙でエグい研究所…、これでもか!と言わんばかりの最凶アクション。超売れっ子のJ・J・エイブラムスさんの製作なのですが、出演者達は全く知らない?その知らない感が非常に生きてて、すごくリアル。特に、フランス娘クロエ役の女優さんが素素晴らしいです、子どもを守るために、火炎放射器でゾンビを焼き殺すシーンは、おぞましくも、美しい。J・J・エイブラムスさん以外、監督も出演者も知らない人ばっかり、決してお上品じゃないけど、なかなか面白かったです。



ロード04



※カッパの勝手な採点は…、
お食事前の鑑賞は、避けましょう。
カッパ採点7点



スポンサーサイト



カッパのみなソン
Selection vol.1171



第91回アカデミー賞 作品賞含む3部門受賞
グリーンブック 2018年アメリカ



グリーン01

 1962年、アメリカ。ニューヨークの一流ナイトクラブで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無教養だが家族思いのイタリア系男。店の改修で仕事がなくなり、バイトを探していた彼のもとに運転手の仕事が舞い込む。雇い主はカーネギーホールに住む天才黒人ピアニスト、ドクター・シャーリー。黒人差別が色濃く残る南部での演奏ツアーを計画していて、腕っぷしの強い運転手兼ボディガードを求めていた。こうして2人は、黒人が利用できる施設を記した旅行ガイドブック“グリーンブック”を手に、どんな厄介事が待ち受けているか分からない南部へ向けて旅立つのだったが…。(後は映画を観て下さいね)



グリーン02

 1960年代を舞台に、差別が残る南部での演奏ツアーに向かった天才黒人ジャズピアニストと、彼に運転手兼用心棒として雇われたガサツなイタリア系アメリカ人の凸凹コンビが、旅を通して深い友情で結ばれていく感動の実話を映画化。主演は「イースタン・プロミス」のヴィゴ・モーテンセンと「ムーンライト」のマハーシャラ・アリ。監督は本作が単独監督デビューとなる「メリーに首ったけ」「愛しのローズマリー」のピーター・ファレリー。



グリーン05


ちょつと01
知りませんでした、タイトルの意味と由来…。
 作品タイトルの「グリーンブック」は 、“GreenBook”という英語をカタカナで表記した言葉です。“reen” が「緑」という意味で “book” が、「本」という意味なので、字面だけを見ると、「緑の本」という意味になりますよね。しかし、実のところ、“GreenBook” の “Green”は人名です。 したがって、“GreenBook”は「グリーンさんの本」という意味だそうです。


グリーン06

それでは、「Green Book」とは…
 “GreenBook”というのは“The Negro Motorist Green Book(自動車に乗る黒人のためにグリーンが書いた本)” というガイドブックの通称だそうです。このガイドブックは、米国ニューヨーク市で一生を過ごした、Victor Hugo Greenさん(1892~1960年)という黒人の郵便局員が、黒人の旅行者ために1出版したものだそうです。当時のアメリカでは、黒人も裕福な方であればマイカーを所有するようになっていたのですが、車で旅行する黒人は、ジム・クロウ法という州法に基づく、各人種は平等だが入り交じるべきではないという方針(人種隔離政策)の影響もあって、「食事や宿の提供を断られる」「自動車を修理してもらえない」「給油を断られる」「暴力を振るわれる」「白人しか住まない町から追い出される」等々、様々に不都合に直面してたそうです、そんな時代にGreen氏は、黒人が利用できる飲食店・ホテル・民宿・ガソリンスタンド・娯楽施設・ガレージなどを案内するガイドブックとして “The Negro Motorist GreenBook” を自費で出版し始めました…。“Green Book”がカバーする範囲は当初はニューヨーク市だけだったのですが、後には米国だけでなくカナダやメキシコなども含む北米の大部分をカバーするようになったそうです。



グリーン03


たわごと03
魂を揺さぶる、心の旅がはじまる…。
 カーネギーホールに住むピアニスト「ドクター・シャーリー」は、天才ピアニストで金持ちで知的でお上品…、ただ黒人?そして彼に雇われた、運転手兼用心棒「トニー・リップ」は、超ガサツで無教養で、その上金に困っている…、ただ何故か家族思いのイタリア系アメリカ人。そんな何とも似つかわしくない二人が、差別が残る南部へ演奏ツアー…。そうワタシが大好きなジャンルでもある、いわゆる「ロードムービー」なのです。そして第91回アカデミー賞では、見事に作品賞含む3部門を受賞。最優秀助演男優賞をマハーシャラ・アリが受賞し、体重を15Kgも増やしてトニー・リップ役に挑んだヴィゴ・モーテンセンもノミネートされましたがぁ、こちらは惜しくも受賞にはならず…、ただワタシ的には、「ボヘミアン・ラプソディ」のラミ・マレックより絶対コッチ押し?なのですが…、まぁ、そんなことは些細な事考えずに、作品(映画)としては、凄く好きです。物語は実話をベースに、真逆のふたりの視線で「差別」を体感させます。天才ピアニスト・ドクター・シャーリーはアメリカ南部の由緒あるコンサートホールで当時の貴族たちを相手に演奏し歓声を浴びるし、高額のギャラも頂けます、ただしトイレは中庭…。コンサート会場のレストランには入れない…。スーツは買えるが試着は出来ない…。もちろん差別・偏見です。何より腹立たしいのは、彼らがそれを「差別」ではなく、「習慣」や「規則」だと勝手に解釈している。そんな理不尽な現実を体感しながら走る二人…。そして旅の終わりに彼らが得たモノ…、それを是非ともご覧下さい。きっと観てよかったと思える逸品です!



グリーン04



※カッパの勝手な採点は…、
優しい、「キモチ」になれますよ。

8点半