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カッパのみなソン
Selection vol.1132



羽ばたけ、自分
レディ・バード 2018年アメリカ



レディ01

 2002年、カリフォルニア州サクラメント。閉塞感漂うこの町で窮屈な日々を送るクリスティン。堅苦しいカトリック系高校に通う彼女は、自分のことをレディ・バードと称し、何かと反発しては苛立ちを募らせていた。とくに口うるさい母親とはことあるごとに衝突してしまう。大学進学を巡っても、大都会ニューヨークに行きたい彼女は地元に残ってほしい母親と喧嘩して大騒動に。そんな中、ダニーという好青年のボーイフレンドができるクリスティンだったが…。(後は映画を観てくださいね)



レディ02

 「フランシス・ハ」「ミストレス・アメリカ」のグレタ・ガーウィグが、自身の生まれ故郷カリフォルニア州サクラメントを舞台に記念すべき単独監督デビューを飾った思春期ドラマです。静かな地元の町に閉塞感を抱き、都会に憧れる活発で反抗的なヒロインの恋や友情、母親との確執など悩める高校最後の1年を瑞々しいタッチで綴ります。主演は本作の演技で「つぐない」「ブルックリン」に続いて3度目のアカデミー賞ノミネートとなったシアーシャ・ローナン。共演も同じくアカデミー賞にノミネートされたローリー・メトカーフ。



レディ05


たわごと03
等身大の青春が、そこにある…。
  自分の名前に納得いかず、“レディ・バード”と名乗る、少し意識過剰な17歳のクリスティン・マクファーソン。母とは折り合いが悪く、生まれ故郷の田舎のサクラメントをどう脱出するかばかりを考えるティーンエイジャー。そう何処にでもある普通の青春、時代設定も2002年で差ほど昔でもなく、決して目新しくもない…、なのですが、その当たり前が、凄く新鮮なんです。ファーストシーンの母との些細な争いで、走行中の車から道路に身を投げる冒頭のシーン。えっ?と思わせ、一気に物語の世界に引き込まれます。恋愛・失恋・友情・家族、等々…、そして何よりも素晴らしいのは、大嫌いな田舎町の「サクラメント愛」。カッコよくも、美しくも、劇的さもない普通の青春が、サクラメントの美しい風景と重なり合い今まであまり体感したことのない青春を魅せてくれます。



レディ03


ちょつと01
 「第69回NHK 紅白歌合戦」に米津玄師(よねづ けんし)が白組で初出場することが決定した。楽曲は今年、ドラマの主題歌として大きな話題となり、ミュージックビデオは2億再生を、ダウンロードは200万を超える記録を残した「Lemon」。今回の紅白では、米津玄師が楽曲の世界観を表現するのにふさわしい場所として、ふるさと徳島県から生中継で歌唱することを企画した。(NHK紅白サイトより)

米津玄師さん、紅白出場おめでとうございます!
 私事で申し訳ございませんが、我が郷土の自慢を少しだけさせてくださいね。今、巷で話題となっている米津玄師さん、平成最後の紅白歌合戦サプライズ出演に…、そして何と何と、郷土徳島から生中継。〜あくまでも噂なのですが、ワタシ多分ご近所です…。地元小・中学校はもちろん、何と高校も同じなんです(もちろん年は大違い)。ちなみに我が校の卒業生には、三木武夫氏・坂東英二氏・川上憲伸氏 等々…。まあ、まあ、それは兎も角、そんな身近な存在が…!!! 今や社会現象へ!小さな我が街では、紅白の中継を何処でやるのかで大盛り上がり。ワタシ的には、通常だとあまり興味のない「紅白歌合戦」なのですが、今年の大晦日は、非常に楽しみです!



レディ04



※カッパの勝手な採点は…、
故郷を想うキモチは、美しいですね。
8点



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2018.12.20 ダークサイド
カッパのみなソン
Selection vol.1131



その闇を覗いたものは、もう二度と戻れない。
ダークサイド 2018年アメリカ



ダーク01

 幼い娘を事故で亡くした夫婦、レイとマギー。2人は人生をやり直そうと新生活を求め、田舎町のモーテルを買い取って経営することに。そんなある日、レイは倉庫の奥で隠し通路を発見。それは10号室の壁裏まで続いていて、マジックミラーで室内を覗けるようになっていた。そしてある夜、2人の美女がレズビアンSMプレイに耽る様子を、レイは罪の意識を覚えながら覗き見してしまうのだった。しばらくして、10号室にいた女の1人が死体で発見され何者かがプールに豚の死体を投げ込んだ…。(後は映画を観て下さい)



ダーク02

 ニコラス・ケイジ主演によるサイコスリラーです。共演は「バーティカル・リミット」のロビン・タネイ、「ナイト&デイ」」のマーク・ブルカス、「旅するジーンズと19歳の旅立ち」のアーニー・ライブリー。監督は「コントロール」のティム・ハンター。



ダーク03


たわごと03
この感覚、何故か懐かしい…?
 失礼ですが、決して良く出来てるとは言えない?我らのニコケイ(ニコラス・ケイジ)主演のこのサスペンス。でもね、ワタシ的には嫌いではなく、むしろ好きと言うか、不思議な感覚の1本なんです。さて、それが一体何なんだ?と考えたら…、ワタシの勝手な「思い込み」なのですが、この不思議な感覚は、二本立て映画のメインじゃない方…??? シネコンがまだ存在しない頃の我が街の劇場では、よほどの超大作じゃない限りは、大抵が二本立て、リバイバルが絡むと時には三本立ての時も…。そうこの映画は、二本立てのメインではなく、サブ上映(先に上映する作品)の微妙な感覚。もちろんメインは話題作か、それなりの大作。そしてサブ映画(こんな表現で良いのかなぁ?)は、もちろんB級的要素の強い作品…。でもね、最初に鑑賞する期待してなかった作品の方が、結構印象深かった記憶が…、何故か蘇りました!例えば、「エアポート75」の同時上映は、確か「続・激突! カージャック」。邦画では、鈴木清順の「陽炎座」と森田芳光の「の・ようなもの」、 岡本喜八の「ブルークリスマス」と長谷川和彦の「青春の殺人者」…、等々、おまけの同時上映がそれ以上!何となく損したようで得した気分。…話がかなり脱線して、尚且つタイムスリップしてしまいましたが、お世辞でも秀作だとは言えないこの映画なのですが、そんなこんなの視線で観て下さったら幸いです。



ダーク04


※カッパの勝手な採点は…、
モーテルには、要注意!…?

六半




カッパのみなソン
Selection vol.1130



最期まで席を立つな。
カメラを止めるな! 2018年日本



カメラ01

 ゾンビ映画撮影のため、山奥にある廃墟にやってきた自主映画のクルーたち。監督は本物を求めてなかなかOKを出さず、ついに42テイクに至る。と、本物のゾンビが現れ撮影隊に襲いかかった。次々とクルーの面々はゾンビ化していくが、監督は撮影を中止するどころか嬉々として撮影を続行。37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイブムービーを撮った彼らとは…。(後は映画を観て下さいね)



カメラ03

 監督&俳優養成スクール、ENBUゼミナールのワークショップから生まれた異色ホラー作品です。37分間にわたるワンカットのゾンビ・サバイバル映画の撮影に挑む俳優やスタッフの前に本物のゾンビが出現し、事態が混迷していくさまが描かれます。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018で観客賞を受賞するなど、国内外の映画祭で超話題となりました。



カメラ02


たわごと03
遅ればせながら、観させて頂きました。
 東京都内の劇場2館から全国累計269館に上映館が拡大し、今年の邦画界で何より話題となった、この一本。遅ればせながら、やっと鑑賞させて頂きました。結局、劇場ではなくレンタルDVD…、まぁ、製作費300万円程度の画像なので、我がマイシアターで十分なのですが、画像と兎も角、出来映えは評判どおり、さすがに素晴らしい、非常に良く出来てます。ヒッチコックもトリフォーも三谷幸喜もビックリのナイスアイデア。内容に関しては、さすがに触れれませんが、計算され尽くした脚本と無名の役者さんたちの熱演。そしてビンビンに伝わる製作陣たちの熱い熱い映画愛!畏れ入りました…。ただ、ワタシ的に何よりも悔しく、自分自身に歯がゆいのは、製作費の300万円!これって、シゴトでたまに製作させて頂く企業VPと然程変わりない予算…、この作品は、結果的に観客動員が120万人を軽く突破して、興行収入も約30億。もちろん儲かることは素晴らしいのですが、映画を観させて頂いて、改めて自分のシゴトに喝!です…。まあ、ワタシの愚痴は兎も角、今更言うのも何ですが、是非ともこの「ジャパニーズシネマドリーム」を体感して下さいね!



カメラ04


※カッパの勝手な採点は…、
何となく「ラヂオの時間」と似てる?
8点



カッパのみなソン
Selection vol.1129



10歳で初めて学校へ行った…
ワンダー 君は太陽 2017年アメリカ



ワンダー01

 10歳のオギー・プルマンは、「スター・ウォーズ」が大好きで、宇宙飛行士に憧れる男の子。だが彼は、普通の子とは少し違う見た目をしていた。遺伝子の疾患で、他の人とは異なる顔で生まれてきたのだ。そのため、27回もの手術を受け、一度も学校に通わないまま自宅学習を続けてきた。ところが、母親のイザベルは、“まだ早い”という夫のネートの反対を押し切って、オギーを5年生の初日から学校に通わせることを決意する…。(後は映画を観て下さいね)



ワンダー02

 R・J・パラシオの全米ベストセラー「ワンダー」を「ルーム」のジェイコブ・トレンブレイ主演で映画化した感動ドラマです。顔に障害のある男の子が、10歳で初めて学校に通い、イジメや偏見にさらされながらも、家族の深い愛情と勇気に支えられて、少しずつ困難を乗り越えクラスメイトと友情を築いていく姿を描きます。共演にジュリア・ロバーツ、オーウェン・ウィルソン。監督は「ウォールフラワー」のスティーヴン・チョボスキー。



ワンダー03


たわごと03
「ありがとう」と言いたくなる。
 何年か前の「スペシャルオリンピックス」の地元開催時のご講演で…、「〜ほんの一握りの彼ら彼女らは、神様がくれた宝物であり、彼ら彼女らの存在で人は人であり、優しくなれる…」。そうまさに、この言葉が、この映画の核心なのです…。タイトルが示すとおり、オギーは「太陽」であり、それに関わる家族や友人達は、その「恒星」。生まれつきの障害と向き合いながらも、回りを優しく照らすオギー…、10歳で初めて学校へ、もちろん想像以上の苦難の日々を持ち前の前向きさと優しさで、「人とは違う」と言う絶対的なハンディを見事に乗り越えていきます。そして彼の優しさに触れながら変わっていく友人達、そして家族をこの映画は、さまざまな視線からも見事に描いています。苦難するのはオギーだけではなく、一緒に回り輝く「恒星」たちも同じであり、それぞれの努力と生き方で道は開き幸せになり、知に成長する…。そんな彼ら彼女たちに拍手喝采です!ベタだけど、人間って素晴らしいと思える一本です!!



ワンダー04



※カッパの勝手な採点は…、
教育の一環としても是非ご覧下さいね!
8点



カッパのみなソン
Selection vol.1128



君を絶対、幸せにする。
50回目のファーストキス 
2018年日本



ファースト01

 ハワイのオアフ島でツアーガイドのバイトをしながら天文学の研究をしているプレイボーイの弓削大輔。ある日、カフェで藤島瑠衣という美女と出会い、一目で恋に落ちる。しかし翌日、再会した彼女は大輔のことをまるで覚えていなかった。実は瑠衣は交通事故に遭って以来、新しい記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害という後遺症を患っていた。しかし父親と弟の努力で、瑠衣は同じ一日を何の疑いもなく平穏に暮らし続けていた。父親からそうした事情を告げられてもなお、毎日、初めて会うところから繰り返し、あの手この手で愛を告白し続ける大輔だったが…。(後は映画を観て下さいね)



俺00

 アダム・サンドラーとドリュー・バリモアの共演で世界的に大ヒットした「50回目のファースト・キス」を「勇者ヨシヒコ」シリーズ、「銀魂」の福田雄一監督が主演に山田孝之と長澤まさみを迎えてリメイクしたロマンティック・コメディです。事故で“前日のことをすべて忘れてしまう”記憶障害に陥ったヒロインと、彼女に一目惚れしたプレイボーイの切なくも心温まる純愛の行方をコミカルなタッチを織り交ぜ綴る。共演はムロツヨシ、佐藤二朗。



俺03


たわごと03
あの名作をリメイクしちゃった!
 ご存じ、ドリュー・バリモアとアダム・サンドラーの不滅の名作「50回目のファーストキス」(2004年)を堂々のリメイク。我らの山田孝之さんと今もそれ以上に美しい長澤まさみさん。そして舞台はラブロマンスの聖地ハワイ。そして、そして監督は「銀魂」や「変態仮面」「斉木楠雄~」の福田雄一監督。オリジナルが素晴らしすぎるだけに、たぶんかなりのプレッシャーだったと思いますが、いやいや、そう、福田監督らしい空気感漂うコメディです。ただ、ゴメンね、ワタシとしては、現在「日テレ」で放送中、賀来賢人主演×西森博之原作×福田雄一脚本・演出の…、

『今日から俺は!!』 のほうが、断然好きです!!
2018年10月14日スタート 毎週日曜夜10:30/日本テレビ系


俺01

 累計発行部数4000万部を超える西森博之の人気ヤンキーギャグ漫画を、賀来賢人主演で実写ドラマ化した、このドラマ。別に観る気は無かったのですが、日曜夜10:30〜とかなり深く、鑑賞しやすい時間帯なので、なんとな〜くの鑑賞…。最初は懐かしいと馬鹿らしいで、それなりに楽しんでましたが、今では、日曜日が待ち遠しい!(トリュフォーか?)何故か、毎回、山田孝之さん、小栗旬さん等々の超豪華ゲストも登場し、視聴率なんぞクソ食らえじゃ…、きっと無いでしょうが、作り手も出演者も裏方も、みんなが大いに楽しんでる、いや遊んでるって感じ。特に個性的なレギュラー陣は、かなりハチャメチャ。想像ですが、各シーンほとんどアドリブ?なんとなく吉本新喜劇的なノリで、各キャラの個性を思う存分に生かしたギャグを連発。まぁ、それなりに暴力シーン等々もありますが、あの頃を懐かしむ…、お父さんと一緒にご家族一同で笑ってあげて下さいね!あっ、それと当時、嶋大輔さんが歌ってた『男の勲章』が、今だと名曲に聞こえてしまうのはワタシだけでしょうか…?


俺02
▲ワタシ的には、やられキャラの今井君と谷川君が好き!


※カッパの勝手な採点は…、スミマセン「50回目のファーストキス」です!
これは、これで面白いと思います?
カッパ採点7点