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カッパのみなソン
Selection vol.1087



英雄か。怪物か。
ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ 
2016年 アメリカ



ファウンダー01

 1954年、アメリカ。レイ・クロックはシェイクミキサーを売り歩く52歳の営業マン。ある日、1度に8台もの注文が入り驚くレイ。さっそく店を訪ねてみると、そこはマクドナルド兄弟が経営する大繁盛のハンバーガー店だった。レイはその無駄のない合理的なシステムに感服し、ビジネスとしての可能性を見出す。さっそく兄弟にフランチャイズ化による全国展開を提案し、晴れて契約を取り交わすレイだったが…。(後は映画を観て下さい)



ファウンダー02

 「バードマン」のマイケル・キートンが世界最大級のファストフード・チェーン“マクドナルド”の“創業者”レイ・クロックを演じる伝記ドラマです。マクドナルド兄弟が始めた片田舎のバーガー・ショップを世界的巨大企業へと急成長させたビジネスマン、レイを主人公に、成功のためには手段を選ばない彼の冷徹な信念と飽くなき情熱を、職人気質の兄弟との対立を軸に赤裸々な筆致で描き出します。共演はニック・オファーマン、ジョン・キャロル・リンチ、ローラ・ダーン。監督は「しあわせの隠れ場所」「ウォルト・ディズニーの約束」のジョン・リー・ハンコック。



ファウンダー04


たわごと03
さすがは、元祖ダークヒーロー!
 マック、いやいや四国では「マクド」…?の愛称で日本でもお馴染みのマクドナルドの「ヒミツ」の物語です。そして主演は、今や快演の帝王、初代バットマン・マイケル・キートンが、今回も魅せてくれます、男の執念を…。そうこの映画で学びました、マクドナルドが、実は本家があって、元々はサンバーノディーノ(カリフォルニア州)の「ディック」と「マック」のマクドナルド兄弟の経営するレストランだった…。その画期的なシステムに惚れ込んだ、当時はまだ名もないセールスマン、レイ・クロック(マイケル・キートン)に、「庇(ひさし)を貸して母屋を取られる」と言う、かなり過激な物語(実話)。まさにキッチコピーどおり「英雄か、怪物か…」なのです。


ファウンダー05

 マイケル・キートン演じるレイ・クロックの行動力と執念には驚かされます。引退間近の52歳で広大なアメリカ本土を駆け巡るエネルギー。「マクドナルド」の響きと語感に惚れ込み、頑として店名を「マクドナルド」にこだわる思い込み。マクドナルド兄弟のマニュアルを強引に奪い取る図々しさ。常識もモラルも紳士協定もクソ食らえ、知恵と努力と執念で、欲しいモノを手に入れます。人間としては?なのですが、ビジネスマンとして結果が示しているように「英雄」なのでしょうね。小さいながらも一応経営をしてる一人として、彼のこの凄まじい生き方をみせられ、今の己の甘さと怠慢さに嫌気が…、ただ、もし自分がその立場だったら、どうするのだろうか?それが、この映画のテーマなのでしょうね。


ファウンダー03



※カッパの勝手な採点は…、
今日のランチは、マクドナルドだ!
8点


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映画的旅情
【其の二十五】


今度は、広島だ!
それぞれの広島…。
2018年 4月



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 福○雅治「WE’RE BROS. TOUR 2018」広島ツアーに行ってきました!と言ってもワタシは、もちろん、おまけの運転手です。確か先々週は、地元の徳島公演。なんと今週は広島だ!と愛猫(ユキちゃん)の世話を知人にお願いして、行ってきました一泊二日の広島小旅行。奥さまの日頃の行いからか?なんとも超晴天。行楽にはもってこいの日本晴れ。そんなこんなで、ふたり別行動で、それぞれの広島を満喫しました!!



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↑少し大人の広島焼き

広島に来たら、これでしょ!
 徳島から約4時間、無事ホテルへ到着。荷物を預けて一目散に向かったのは、ホテルのお隣「そごう広島店」にある、広島お好み焼きの元祖「みっちゃん総本店/雅」。もちろん広島焼きはもう何度も食べてますが、デパートのテナントで味わったのはこれが初めて、少しリッチに大人の広島焼きを頂きました。キンキンに冷えたビールとアツアツの広島焼き…、もちろん美味しかったのですが、なんなんだ、この食欲の衰えは…、情けないですね、お好み焼き一枚がなかなか食べきれない…?それでも何とか完食して、奥さまはコンサート会場へ…、そして解放されたワタシは、映画の街「呉」へ出発〜!



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↑日本初の実物巨大潜水艦展示する「てつのくじら館」


たわごと03
この世界の片隅に… in 呉。
 昨今、映画の街としてもかなり有名となりつつある「呉」。広島市内からはバスで約45分程度。前回は、オープン間もない「大和ミュージアム」目当てでしたが、今回はワタシらしく、名作「この世界の片隅で」のロケ地巡りにやって来ました。片渕須直監督監修の手描きロケ地マップを片手に春爛漫を通り過ぎて、真夏のように暑い呉の街並みを散策させて頂きました。


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 この手書きマップは、片渕監督が監修し、監督補の浦谷千恵さんが手描きで描いた心のこもったマップです。映画の舞台になったロケ地スポットが映画と同じ優しいタッチで描いています。正直「地図」としては、あまり機能しませんが、このイラストマップを頂けただけでも呉へ来て良かったと思ってしまう一枚です。ただ、今回はクルマではなく、高速バス訪れたでの呉なので、思うように動けない…、呉も我が徳島同様、失礼ですが公共交通機関があまり機能してない?路線バスを活用しようと思っても、なかなか乗り場が見つからない、仕方なくタクシーを使っても、距離感が分からず、運転手さんには迷惑をかけてします。そんなこんなで思うようには行きませんでしたが、汗をかきながら、「この世界の片隅に」の世界観を体感することが出来ました!! ただ今度は、クルマで来ようと密かに思ってます?



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↑国の重要文化財:旧澤原家住宅(三ツ蔵)


暑かった、映画の街に…
10点



カッパのみなソン
Selection vol.1086



この男、天才パイロット、CIA、そして麻薬の密輸王。
バリー・シール アメリカをはめた男 
2017年 アメリカ



バリー01

 1970年代後半のアメリカ。大手民間航空会社のパイロットして働くバリー・シールは、愛する妻子とともに何不自由ない暮らしを送っていた。そんなある日、彼の天才的な操縦技術に目を付けたCIAが、彼をある極秘作戦にスカウトする。こうしてCIAの汚れ仕事を手伝ううちに、巨大麻薬組織“メデジン・カルテル”の伝説の麻薬王パブロ・エスコバルにもその腕を買われ、麻薬の運び屋としても大活躍するバリーだったが…。(後は映画を観て下さい)



バリー03

 トム・クルーズがCIAの極秘任務を請負いながら、麻薬密輸で巨万の富を築いた実在の天才パイロットを演じるクライム・アクション。類い希な操縦テクニックで政府ばかりか、麻薬王からも雇われた男の破天荒な人生をコミカルなタッチで描き出します。監督は「ボーン・アイデンティティー」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のダグ・リーマン。



バリー02


たわごと03
頑張れ、我らのトム・クルーズ!
 ワタシ的には結構すきなダグ・リーマンが監督が、毎度おなじみの大スター、トム・クルーズを迎えて描いた軽いタッチのクライムストーリーです。ワタシと同世代とは思えない超アクティブなトム・クルーズには、いつもながら驚かされます。もちろん今回もノリノリのど派手なアクション?とまでは言えないのですが、体を張ったいつもの演技とトム様の真骨頂の「トム・スマイル」はもちろん健在です。1978年、TWAのパイロットだったバリー・シール(トム・クルーズ)がCAIにスカウトされて、中米の反米国上空の偵察飛行と撮影を担う。麻薬カルテルの大物からコカイン密輸を依頼されるようになる。事業(悪行)を拡大して麻薬と武器の密輸…。隠し場所がなくなるほどの札束に囲まれる生活には、悪行と分かってても痛快です。少しだけアメリカン・ニューシネマを感じさせる演出とザラッとした空気感が、意外にもトム・クルーズによく似合う事に少し驚きました。何でもこなす、何でも引き受ける、我らのトム様に、お節介ですが、お疲れ様、少々休んで下さいね?と言いたいです!



バリー04


※カッパの勝手な採点は…、
それでも、ミッション〜フォールアウトは楽しみです!
カッパ採点7点



カッパのみなソン
Selection vol.1085



ラスト、きっとこのタイトルに涙する。
君の膵臓をたべたい 
2017年 日本



膵臓01

 母校で教師をしている[僕]は、ふと高校時代のクラスメイト・山内桜良と一緒に過ごした数ヵ月間の思い出を甦らせる…。高校で図書委員をしていた地味な[僕]は、病院で『共病文庫』と名付けられた闘病日記を偶然拾ったことで、それを書いている人気者のクラスメイト・桜良の秘密を知ってしまう。彼女は見た目には分からないが、重い膵臓の病気を患い、余命がわずかだったのだ。それは、親友の恭子さえ知らない秘密だった。家族以外は誰も知らない秘密を共有した桜良と[僕]は急速に距離を縮め、次第にクラスでも噂の的になっていくが…。



膵臓02

 住野よるの同名ベストセラーを浜辺美波、北村匠海主演で映画化した青春ラブストーリーです。膵臓の病気で余命わずかのヒロインと、そのことをクラスでただ一人知る青年の心の交流を、原作にはない12年後の現在の物語を織り交ぜ描き出します。共演に小栗旬、北川景子。監督は「黒崎くんの言いなりになんてならない」「君と100回目の恋」の月川翔。



膵臓03


たわごと03
あの頃は、いつも眩しかった…。
 遅ればせながら観させて頂きました、昨今のいわゆる「青春ラブストーリー」の中でもかなりの高評価のこの作品。もちろん評判どおり良く出来た作品ですね。ショッキングなタイトルとは裏腹に思春期の想いを美しく、そして悲しく、感動的に魅せてくれます。
 ちょっと話は脱線しますが、この映画、カメラワークが、やたらと眩しいですね??特に校内でのシーンでは、殆どが逆光?教室の大きな南向きの窓から差し込む斜光…。そうですよね、想いだして下さい、あの頃の午後の教室。何故かいつも眩しかったですよね!!もちろん当時の学校は、エアコンはなく、夏は暑いし、冬はやたらと寒い、そして桜が咲く頃には、暖かなやさしい光が南向きの大きな窓から差し込む、そんな教室の「光」は今でも懐かしい…。憧れのあの人も、バカな悪友たちも、黒板に向かう先生も、ワタシの記憶の映像は、何故か逆光…。この映画を観ながらも、ふとその頃にタイムスリップする自分に気づく…、きっとこれも月川監督の映画的技法なのだろう。物語はもちろんの事、懐かしいと感じるキモチが非常に心地良いです。



膵臓04


※カッパの勝手な採点は…、
スミマセン、想い出はかなり美化されてます?
七点半



カッパのみなソン
Selection vol.1084



さぁ、夢へ跳ぼう。
フェリシーと夢のトウシューズ 
2016年 フランス・カナダ



夢01

 19世紀末のフランス、ブルターニュ地方。孤児院に暮らす少女フェリシー。踊ることが大好きな彼女の夢はオペラ座のバレリーナになること。そんなフェリシーはある日、偉大な発明家を夢見る親友ヴィクターと孤児院を脱走し、憧れのパリへと向かう。ようやく辿り着いたパリで、フェリシーはオペラ座の掃除係オデットと出会う。そして、元バレリーナだったという彼女の協力を得て、オペラ座のバレリーナになるべく猛特訓を開始するフェリシーだったが…。(後は映画を観て下さい)



夢02

 19世紀末のパリを舞台に、踊ることが大好きな孤児の少女が、発明家を夢見る幼なじみの少年と施設を脱走し、花の都パリでオペラ座のバレリーナを目指して奮闘する姿を描いたフランス・カナダ合作の長編アニメーションです。ヒロイン、フェリシーの声はエル・ファニング。また日本語版では土屋太鳳が務めてます。監督はともに劇場長編デビューのエリック・スーメ、エリック・ヴァラン。



夢03


たわごと03
忘れかけた夢がよみがえる!
 ある施設の少女が、バレリナーの夢を抱き、彼女に想いを寄せる少年と共に、互いの夢をかなえるために、花の都パリへと…、映画として多々用いられた設定で、今どきのアニメとしては、シンプルすぎる脚本なのですが、何故かグッときます。何なんだろうこの感触。爽やかな感動とその後に押し寄せるヘンテコな焦り…。主人公の少女たちを観てると、まだ青臭かった頃の自分を思い出してしまう。あきらめない夢、がむしゃらだったあの頃。いつの間にか、どうでもいい「重ね着」をしてしまっている自分が恥ずかしくなってしまいました。ヨッシャ!なぜか明日も頑張るぞー。と張り切ってます??



夢05


※カッパの勝手な採点は…、
ときどき映画に、励まされます!
七点半