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2018.02.25 ライフ
カッパのみなソン
Selection vol.1081



その生命体(ライフ)は、人間を餌に進化する。
ライフ 2017年 アメリカ



ライフ01

 国際宇宙ステーション(ISS)では、473日間も滞在しているアメリカ人医師デビッド・ジョーダンをはじめ6名の宇宙飛行士が活動していた。ある日、火星から帰還した無人探査機を回収した彼らは火星の土壌の中に未知の微生物を発見する。それは彼らの予想を遥かに超えるスピードで成長し、高い知性も見せ始める。世紀の大発見に興奮するクルーたちだったが…。(後は映画を観て下さい)



ライフ00

 ジェイク・ギレンホール、レベッカ・ファーガソン、ライアン・レイノルズ、真田広之の豪華共演で贈るSFスリラーです。国際宇宙ステーションを舞台に、火星で採取された未知の生命体と人類で初めて対峙した宇宙飛行士たちを待ち受ける戦慄の運命をサスペンスフルに描きます。監督は「デンジャラス・ラン」「チャイルド44森に消えた子供たち」のダニエル・エスピノーサ。



ライフ04


たわごと03
密室での恐怖がよみがえる…?
 まぁ、ようするに密室の宇宙空間で、次々にエイリアンに襲われるサバイバル・SF・ホラー映画なのですが、ワタシ的には非常に苦手と言うか、嫌いな生物(エイリアン)なのです。「カルビン」と名付けられたそいつ…。逆からの言い方をすると、大きく成長したカルビンちゃんは、まあ、それなりの風貌で、どうってことなく…。むしろ見慣れると、少し愛嬌も…?なのですが、小さい時のカルビンちゃんは、怖い、怖すぎ!密室で、クネクネしたヒトデか蛸か烏賊よく分からない、やる気満々のカルビンちゃんが走り回る密室の恐怖。ワタシ事ですが、昔、浴室でゴキブリちゃんに襲われた恐怖(トラウマ)を思い出してしまいました。いゃ〜、まぁ、(汗)…、そんなこんなで、この映画、穏やかなタイトルとは異なり、手に汗握る展開に正直驚きました。そして、そして…、衝撃のラストは…。(ナイショです!)



ライフ02


※カッパの勝手な採点は…、
やっぱり、火星人は蛸系だった!?
カッパ採点7点




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2018.02.12 マンハント
カッパのみなソン
Selection vol.1080



追う者、逃げる者、魂の出会い。
マンハント 2017年 中国



マンハント01

 実直な国際弁護士ドゥ・チウが目を覚ますと、女の死体が横たわっていた。 現場の状況証拠は彼が犯人だと示しており、突如として殺人事件に巻き込まれてしまう。 罠にはめられたことに気づき逃走するドゥ・チウ。孤高の敏腕刑事の矢村は独自の捜査でドゥ・チウを追っていく。 彼に近づくほどに、この事件に違和感を覚え、徐々に見解を変えていく矢村。やがて2人の間に絆が芽生えていく…。(後は映画を観て下さい)



マンハント00

 西村寿行の小説を高倉健主演で映画化し、中国でも大ヒットを記録した「君よ憤怒の河を渉れ」をジョン・ウー監督がリブートしたサスペンス・アクションです。何者かにハメられた弁護士をチャン・ハンユー、事件の謎に迫る刑事を福山雅治が演じ、身分や国籍を超えた絆で結ばれていく男たちのドラマを熱く盛り上げる。主演は、「戦場のレクイエム」のチャン・ハンユーと「そして父になる」の福山雅治。共演には、チー・ウェイ、ハ・ジウォン、國村隼。



マンハント04


たわごと03
ワタシは、憤怒の河を渉った?
 いやいや、凄いモノを観させて頂きました。まずは、「ごちそうさまでした…」。ワタシの大好きな西村寿行の代表作「君よ憤怒(ふんど)の河を渉れ」。※小説タイトルは憤怒(ふんぬ)をあのジョン・ウー監督がリブート。そして主演は、我が奥さまの憧れ、ご存じ福山雅治。珍しく二人の想いが重なり合い?わざわざ少し遠方の劇場まで足を運びました。この最新作「マンハント」は、1976年に、名匠・佐藤純弥監督が高倉健さんを主演として映画化。まぁ、この超大作も微妙な出来映えで、我が「不思議邦画」の1本?ただ、これなぜか中国では大ヒットだったそうで、もちろんジョン・ウーさんも大好き…。そんな訳で、今回のこの企画が誕生したのでしょうね。公開したばかりなので、多くは語りませんが、絶対的に誰もが驚くのは、冒頭の港町でのシーン。これは一体何年なんだ。不思議な空気感と不思議な音楽。昭和感ありすぎの空気感。ワタシ的には嫌いじゃないのですが、これって一体何年の設定?八代亜紀さんが、よく似合う居酒屋での過激すぎるアクションから始まります。そしてそれからも…?? ジョンウー監督が、「ワシはこんなシーンが撮りたいんだ!」の超私的でど派手なアクションを存分に魅せてくれます。ストーリーなんでどうでも良い、少々の辻褄なんてどうでも良い、我が道をいくジョンウー。スローモーション・二丁拳銃・バイクアクション…、もちろん白鳩あり、その上、何とちょっとポッチャリ愛娘のアクションありの大サービス作品です。自称映画ファンのワタシですが、この映画は久しぶりに観た「!」と「?」が交差する不思議作品です。



マンはんと
↑向かって右の方が、ジョンウーの娘さんです。



※カッパの勝手な採点は…、
もちろん原作は、素晴らしいですよ!
カッパ採点7点


カッパのみなソン
Selection vol.1079



生か死か!
新感染 ファイナル・エクスプレス
2016年 韓国



新感染02

 韓国の各地で謎のパンデミックが発生し、凶暴化した感染者が次々と増殖蔓延し始めていた。そんな大惨事がすぐそこまで迫っているとは知りもしないやり手ファンドマネージャーのソグ。娘のスアンを別居中の妻に会わせるため、ソウル発プサン行きのKTXに乗り込む事に…。同じ列車には、身重の若い女性とその夫、高校球児とその恋人といった人々が乗り合わせていた。そんな乗客たちの中に、感染者の女が紛れ込んでしまう。そして出発して間もなく、その女が暴れ出し、密室と化した列車内はたちまちパニックに…。(後は映画を観て下さい)



新感染01

時速300km超のノンストップ・サバイバル! 
 ソウルからプサンへと向けて走る高速鉄道KTXの車内で繰り広げられる壮絶なゾンビ・パニックを描き、本国韓国のみならず世界中で大きな話題を集めたノンストップ・サバイバル・アクションです。謎の感染爆発に直面した登場人物たちによる、愛する者を守るための決死のサバイバルの行方を、極限状況であぶり出される人間ドラマを織り交ぜつつ、圧倒的テンションのスリルとともに描き出す。主演は「トガニ 幼き瞳の告発」「サスペクト 哀しき容疑者」のコン・ユ、共演にキム・スアン、チョン・ユミ、マ・ドンソク。監督はアニメ出身で実写デビューとなる本作で一躍世界的注目監督となったヨン・サンホ。



新感染03


たわごと03
ええもん、見つけた!
 またまたゾンビでしょ? と、大した期待感も持たず、まぁ、韓国版のゾンビは、少々もの珍しいかなぁ…、程度の鑑賞でした。がぁ、いやいや、ホントええもん(良い物)見つけました。これぁ、幾度か観たゾンビ映画のベスト1です。と言うかパニック映画全般としても、かなり上位に入る出来映えです。従来のパニック映画としての定義的な要素はしっかりと取り入れ、王道なのだけれども斬新。ゾンビの迫力とスピード感、高速列車での密室の怖さ、そして何よりも登場人物たちの描写力の巧みさ。最低限の会話で、それぞれの人生がかいま見える演出はあっばれです。そして、ある程度わかりきったクライマックスなのですが、ズバリ「泣けます!」。ゾンビ、列車、家族、絆、醜さ…等々 いろんな要素が上手にミックスされた秀作です。



新感染04


※カッパの勝手な採点は…、
前日譚となるアニメが、あるらしい?
8点




2018.02.01 美しい星
カッパのみなソン
Selection vol.1078



そこから、なにが見えた?
美しい星 2017年 日本



星01

 テレビでお天気キャスターを務める大杉重一郎は、予報がまったく当たらないことでかえって有名な気象予報士。主婦の妻・伊余子と、2人の子ども、フリーターの息子・一雄と美しすぎて周囲から浮いてしまう女子大生の娘・暁子の家族4人で平凡な日々を送っていました。そんなある日、重一郎は車を運転中に不思議な光に包まれたのをきっかけに自分が火星人だと自覚する。時を同じくして、一雄と暁子も水星人、金星人として目覚める。そしてそれぞれに“美しい星・地球を救うこと”という自らの使命を果たすべく行動を開始する。そんな中、ただ一人地球人のままの伊余子は怪しげな水ビジネスにハマっていくのだったが…。(後は映画を観て下さい)



星02

 三島由紀夫が宇宙人を題材に執筆した1962年発表の異色SF小説を、「桐島、部活やめるってよ」「紙の月」の吉田大八監督が現代に翻案して映画化しました。ごく平凡な家族が、ある日突然それぞれに宇宙人であることを悟り、人類と地球を滅亡の危機から救う使命に燃えて大真面目に奮闘する姿を滑稽かつシニカルな筆致に人間讃歌を込めて描き出します。主演は、リリー・フランキー、亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子。共演に佐々木蔵之介。



星03


たわごと03
不思議と切ないが交差する?
 たぶん多くの映画ファンは思うでしょね、これって名作、それとも珍作?「3分の2」ぐらいまでは非常に面白いです、あの三島由紀夫氏の1962年の作品「美しい星」を原作として、名作「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督が、なんと30年も温めてきた作品だそうです。「核戦争の危機」を「地球温暖化」に置き換えるなど、より興味深い現代的テーマで表現されています。主人公の「気象予報士」を演じるリリー・フランキーさんも、「この人しか出来ない?」熱演で、大いに作品を盛り上げてくれてますが、何せ、その残りの「3分の1」の描写が、あれあれ…疑問なのです?それぞれの不思議現象のネタバレがはじまると、なぜかその不思議感覚が色あせていく、たぶん原作もそうなんだろう…と思うのですが、映画としてはどうなんだろう。原作を知らないワタシとしては、不思議は不思議のままでも良かったのではと思ってしまいました。



星04


※カッパの勝手な採点は…、
これは、きっと映画的文学なのだ?
七点半