FC2ブログ
カッパのみなソン
Selection vol.1057



ファミリーが…
ワイルド・スピード ICE BREAK 
2017年 アメリカ



アイス01

 束の間の平穏を味わうドミニク、レティら固い絆で結ばれたファミリーたち。ところが誰よりもファミリーを大切にしてきたドムのまさかの裏切りでホブスが投獄され、ファミリーは崩壊の危機に…。そしてドムの背後には謎の女サイバーテロリスト、サイファーの存在が。ドムの暴走を止め、連れ戻そうとするレティたちだったが、到底太刀打ちできない。そこで最後の手段として、ファミリーは宿敵デッカード・ショウに協力を要請するが…。(後は映画を観てください)



アイス02

 世界的大ヒット・カー・アクション「ワイルド・スピード」シリーズの第8弾です。謎の女サイバーテロリストと手を組んだドミニクの裏切りでファミリーが最大の危機を迎える中、世界各地を舞台に繰り広げられるファミリーとドミニクの攻防の行方と彼らの運命を壮大なスケールで描き出す。キャストにはヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ミシェル・ロドリゲス、ジェイソン・ステイサムらお馴染みのメンバーに加え、シャーリーズ・セロン、スコット・イーストウッドらが新たに参加。監督は「ミニミニ大作戦」「ストレイト・アウタ・コンプトン」のF・ゲイリー・グレイ。



アイス03


たわごと03
勝てば官軍、負ければ賊軍。
 2001年に第1作が誕生した、世界的大ヒットシリーズ「ワイルド・スピード」シリーズ第8弾です。ポール・ウォーカーの悲劇的な死もあってか、第7作「ワイルド・スピード SKY MISSION」(2015年)では、なんと世界興行収入500億円を超える大ヒット。そして、今回の最新作も、それ以上の超大作。今回は、主人公ドミニク(ヴィン・ディーゼル)が“ファミリー”を裏切る…?ある意味「禁じ手」的な過激な切り口。まぁ、正直ストーリーなんてどうでもいいのが、この映画の醍醐味なのですが、007もビックリのますますパワーアップするカーアクションと巨大化する敵。核ミサイルに原子力潜水艦…。一体彼らファミリーは、どこに行くのだろう?? 今後の展開が、楽しみと言うより…、怖いです!?



アイス04



※カッパの勝手な採点は…、
面白ければ、良いのです?
カッパ採点7点





スポンサーサイト



カッパのみなソン
Selection vol.1056



奴らを追え。
マローダーズ 襲撃者 
2016年 アメリカ



マローダーズ01

 白昼堂々銀行強盗が発生する。犯人グループは不気味なマスクを被り、機械音声で銀行員や居合わせた顧客に指示を出し、一切の無駄のない作業で銀行を後にした。強盗たちが銀行に侵入する際に、不運にも鉢合わせとなった銀行員が犠牲となった。事件を担当するFBI捜査官モンゴメリーの班は現場に駆けつけるが、所轄の刑事が証拠となる指紋などを持ち帰ったことを聞き激怒する。そんななか、他の銀行でも同グループによる銀行強盗が発生する。ここでは胸を撃たれた警備員が重傷を負う。一見、同一犯によるただの銀行強盗かと思われたが、二つの現場から同一人物の指紋が採取される…。(後は映画を観てください)



マローダーズ02

 「ダイ・ハード」シリーズのブルース・ウィリス主演のクライム・アクション活劇です。出演は、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのデイヴ・バウティスタ、「マン・オブ・スティール」のクリストファー・メローニ、「プラダを着た悪魔」のエイドリアン・グレニアー。監督は、「エクストラクション」のスティーヴン・C・ミラー。



マローダーズ04


たわごと03
浅そうで、深い…。でも分かり辛い?
 衝撃のファーストシーン、凄く良いですね。雨の中の銀行強盗…。テンポ良く、オーソドックスなのですが、これが映画だ!のワクワク・ハラハラ感満載。なのですが、その後の展開が余りにも複雑で無駄が多すぎ、主演のブルース・ウィリスも大物役で主演してますが、彼らしさに欠けます。数年前の他国での特殊レンジャー部隊の掃討作戦が絡んで、銀行襲撃事件と海外での人質奪還なのか、理解できないレンジャー部隊の軍人のいざこざ…。この前観た、「ブラッド・ファーザー」とは全く逆で、奥深そうで、実は浅い。何もかも詰めすぎ、欲張りすぎの、あまり良くない映画(スミマセン)の見本みたいですね!?



マローダーズ03


※カッパの勝手な採点は…、
何もかもが、紙一重なんです。
六半




カッパのみなソン
Selection vol.1055



父親に残されたのは…。
ブラッド・ファーザー 
2016年 フランス



ブラッド01

 長らく刑務所生活を送り、今はボロボロのトレーラーハウスでアル中のリハビリをしながら細々と暮らしているジョン・リンク。ある日、何年も行方不明だった一人娘のリディアから助けを求める電話が入る。誤ってギャングの恋人ジョナを撃ってしまい、ギャングと警察の両方から追われているというのだ。そこで愛娘を守るため、かつてアウトロー時代に培った禁断のサバイバル術を駆使して彼らに対抗する決意を固めるジョンだったが…。(後は映画を観てください)



ブラッド00

 メル・ギブソンがギャングに追われる愛娘を守るため、アウトロー時代の知識とテクニックを駆使して決死のサバイバルを繰り広げる元犯罪者の父を演じるサスペンスアクションです。共演はエリン・モリアーティ、ディエゴ・ルナ、ウィリアム・H・メイシー。監督は「アサルト13要塞警察」「ジャック・メスリーヌ・フランスで社会の敵 No.1と呼ばれた男」のジャン=フランソワ・リシェ。



ブラッド04


たわごと03
マッドマックス復活!
 フランス映画に、メル・ギブソン?そんな浅はかな疑問をあっという間に忘れ去り、オールドファンにはたまらない、この名優メル・ギブソン復活活劇を堪能する事でしょう。「リーサル・ウェポン」や「マッドマックス」を彷彿しつつも、老いてボロボロのメル・ギブソンの魅力を再発見、そして、今回のこの爽快なフランス製アクション映画での彼の立ち位置は、元CIAでも、世界を救うヒーローではなく、只のアル中の元犯罪者でアルコール中毒リハビリ中で、住居はトレーラーハウス。そして仕事はタトゥー彫り…。その上この作品の貴重なヒロインでメル・ギブソンの娘も、決して褒める事のできない超問題のワル女? 世間的には××のこの2人なのですが、これがまた、なかなか良いんです。2人の会話とその距離感が、実に絶妙かつ身近。ヒーローは正義でも悪でもなく、真の愛情なのだを超ストレートで、ど真ん中に放り投げてくれます。シンプルかつ奥深い味わい、絶品フランス映画です!!



ブラッド02


※カッパの勝手な採点は…、
お得な、レンタル作品ですよ!
8点



2017.10.21 愚行録
カッパのみなソン
Selection vol.1054



そこには、悪意も、善意もない。
愚行録 2016年 日本



愚行01

 ある日、閑静な住宅街で凄惨な一家殺害事件が発生する。被害者はエリートサラリーマンの田向浩樹とその妻と一人娘という3人家族。近所でも評判の仲睦まじい理想の家族だった。事件は世間を賑わせるが、未解決のまま1年が過ぎ、風化しようとしていた。週刊誌記者の田中武志は、そんな事件に改めてスポットを当て真相を探るべく取材を開始する。田中が浩樹の会社の同僚や夫婦の大学時代の知人に聞き取りを進めていくと、夫婦の意外な実像が浮かび上がってくる。そんな中、育児放棄の疑いで逮捕・勾留されている妹・光子のことが心に重くのしかかっていく田中だったが…。(後は映画を観てください)



愚行02

 貫井徳郎の同名ベストセラーを妻夫木聡主演で映画化したミステリー・ドラマです。1人の週刊誌記者が未解決の一家惨殺事件の真相を追う中で、理想の家族と思われた被害者一家の意外な評判が明らかになっていくさまを描き出します。共演は満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美。監督は本作が長編デビューとなる石川慶。



愚行03


たわごと03
悪人ではなく、嫌な奴…。
 一家惨殺事件の被害者夫婦の過去を追う、如何にも訳ありの雑誌記者・妻夫木聡くん…。そして、その妹が、満島ひかり。そう、この二人を除く、それ以外の人物はご普通なのです…? なのですが、非常に「嫌な奴」なんです。誰もが持ってる日常生活・社会に於いて、ある意味計算し、それなりに上手に泳ぐ…、もしかしたら、これって「私たち」なのでしょうか?そして、起こってしまった悲しい事件。いずれも野心家だった一家惨殺事件。そして衝撃の真実。重々しい現実と衝撃の過去。映画としても「嫌な映画」なのですが、観ることで何かを感じなければならない…と思いながらも、やっぱり重々しく、心が痛い映画でした。



愚行04


悪と善と「境目」とは…?
カッパ採点7点



映画的旅情
【其の二十四】


とっておきの津山…?
かなうなら夢のままで、in 津山
2017年 10月



津山02

 10月14日…、今にも雨が降りそうな曇り日の週末、岡山県津山市い行ってきました。津山と言えば、あの「八つ墓村」のモチーフともなる「津山事件」。小説では西村望氏が、「丑三つの村」として描き、その後は映画化もされてます。がぁ、今では、そんなおどろおどろし〜い町…、ではなく、最近ではご当地グルメとB'z。でかなりブレイクしている町なんです。まずは、ご当地グルメの「津山ホルモンうどん」。ご存知、まちおこしイベント「B1グランプリ」でもシルバーグランプリを受賞するなど、ご当地グルメの先駆者的な重要なポジション。津山自慢のホルモンから出る独特な旨味がうどんと絡み合い、さらに深みのあるタレとベストマッチの津山ならではの逸品です。



津山003
↑地元の方は、2玉が当たり前だそうです。(写真は、1玉です)

津山004
↑このノスタルジックな食堂は、地元でも大人気の「橋野食堂」。


そして津山と言えば、稲葉浩志さん?
 ご存知、B'zの稲葉浩志さんの生まれ故郷。橋野食堂から数百メートル入ったところに、彼のご実家であるイナバ化粧品店があります。お母様を始めスタッフの気負わないアットホームな対応が評判で毎年訪れるファンや海外からの訪問客も多いそうです。お店がファン同士の集いの場になることもあり、気兼ねなく来店してもらえるようにとお店の一角にはB'zコーナーを設け稲葉浩志さんの子供の頃から高校生までの思い出アルバムが手に取って見られるようになってそうです。まさにファンたちの聖地なのです!




津山005
↑かなり津山に貢献してますよ!!


たわごと03
想いには、引力がある!
 「津山ホルモンうどん」も「B'zの稲葉浩志さん」でもなく、遠路はるばる津山に来た訳は、実は小椋佳さんの「歌談の会」。小椋さんは、大林監督と並ぶ、我が人生の師匠。近県でのコンサートへは、できるだけ参加しようと今回も岡山の津山へ一泊二日の小旅行を決行しました。「歌談の会」とは、通常のコンサートとは少し異なり、歌だけではなく歌で綴った物語…。小椋さんが書き下ろした「物語」に、小椋さんの「歌」と「語り」で構成されたステージなのです。小椋佳ファンなら、大掛かりなコンサートよりも、小椋佳らしいこのステージの方がより楽しめます。〜なのですが、実はワタシ的にとんでも無い事がありました。歌談の会の翌日の朝、ホテルのエレベータで、なんと、なんと、小椋夫妻と遭遇!もちろん同じホテルでの宿泊だったのですが、超密室で嬉しい偶然…。ご想像通り、もちろん真っ白、憧れの小椋さん夫妻とワタシたち4人。「ボ、ボクは…、中学生〜のフ、ファンです」などと訳のわからない日本語で…、それでも奥様は和かに、小椋さんは小椋さんらしく冷静かつ和かに、対応してくださいました。ワタシにとっては、なんとも幸せな一瞬、はるばる津山に来て本当に良かったと…、嬉しい冷や汗を掻きながら、想い出の津山を後にしました。(ありがとうございました!)



津山006
↑あっ、すみません、寅さん最終話「寅次郎紅の花」のロケ地です。


そんな、ワタシに…。
10点



カッパのみなソン
Selection vol.1053



闘う、愛したい、生きる。
3月のライオン 前編
2017年 日本



ライオン01

 東京の下町でひとり暮らしをしている17歳の青年、桐山零。9歳の時に交通事故で家族を失い、父の友人である将棋のプロ棋士、幸田柾近に引き取られた彼は、将棋しか生きるすべはないと強い覚悟で勉強を重ね、史上5人目の中学生棋士としてプロデビューを果たす。しかし一緒にプロを目指していた幸田の実の娘・香子は、実力の世界の厳しい現実を突きつけられ、親子の関係にも暗い影を落としてしまう。責任を感じた零は幸田家を出て、下町にアパートを借り、1年遅れで高校にも通い始める。そんなある日、具合が悪くなって道端に倒れていた零は、近くに住む川本あかりに助けられ、彼女の自宅で介抱される。以来、面倒見のいい長女あかり、がんばり屋の次女ひなた、天真爛漫な末っ子モモという明るい川本3姉妹との思いがけない交流が始まる零だったが…。(後は映画を観て下さい)



ライオン02

 人気漫画家・羽海野チカが将棋という厳しい勝負の世界に身を置く若き天才プロ棋士を主人公に描く大ヒットコミックスを「龍馬伝」「るろうに剣心」「ミュージアム」の大友啓史監督が前後編で実写映画化した青春ドラマです。本作はその前編で、幼くして実の家族を失い、孤独の中で史上5人目の中学生プロ棋士となった主人公・桐山零が将棋に全身全霊で立ち向かっていく姿と、偶然の出会いから始まった下町の3姉妹家族との温かな交流の行方を綴ります。主演は神木隆之介、共演に有村架純、倉科カナ、清原果耶、染谷将太、佐々木蔵之介。



ライオン03


たわごと03
想像以上に激しい世界。
 かなり評価の高いこの作品。今が、まさに旬の将棋の世界を大友監督が真正面から向き合った秀作です。恥ずかしながら羽海野チカさんの原作・アニメは未読未見のワタシですが、これほどまでにハードでシリアスな物語だったとは想像してませんでした…。将棋の勝ち負けとそれに付随する、それぞれの人生。この前観た、「聖の青春」にも壮絶だったけれども、それに負けない奥深さ。静と性、生きるための厳しさと現実、主人公だけの人生ではなく、それぞれの宿命を見事に描いています。



ライオン04


※カッパの勝手な採点は…、
それでも、なぜか暖かい…。
七点半




カッパのみなソン
Selection vol.1052



ヒトの世紀が、終わろうとしている。
猿の惑星 新世紀 Vol.02
2014年 アメリカ



猿01

 高度な知能を獲得した猿のシーザーが自由を求めて立ち上がり、仲間たちを率いて人類への反乱を起こしてから10年。猿たちは進化を加速させ、森の奥に文明的なコミュニティを築いて平和に暮らしていた。一方人類は、蔓延したウイルスによっておよそ90%が死滅し、わずかな生存者グループは、荒れ果てた都市の一角で身を潜めるように暮らしていた。そんなある日、電力が底をつきかけた人間たちは、ダムの水力発電を利用しようと猿のテリトリーに足を踏み入れてしまい、一触即発の危機を招く。最悪の事態だけは避けたい平和主義のマルコムは、猿のリーダー、シーザーと接触し、次第に信頼関係を築いていく。やがて2人は猿対人類の全面戦争を回避すべく仲間たちの説得に力を尽くすのだったが…。(後は映画を観て下さい)



猿02

 SF映画の金字塔「猿の惑星」を装いも新たにリブートした大ヒットアクション「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の続編です。前作から10年後の世界を舞台に、猿の英雄シーザーに率いられ独自の文明を築き始めた猿の集団と、存亡の危機に陥った人類が、共存と対決の最終選択を迫られる中、それぞれの存亡を懸けた決断の行方を描きます。主演は前作に引き続きシーザー役を務めるアンディ・サーキス、共演にジェイソン・クラーク、ゲイリー・オールドマン。監督は新たに「クローバーフィールドHAKAISHA」「モールス」のマット・リーヴス。



猿04


たわごと03
お前はもうエイプじゃない。
 いよいよ明日(10月13日)より、シリーズ最新作「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」が公開されます。この前の「エイリアン コヴェナント」の時のような後悔をしないようにと、事前に前作をチェック!ご存知「猿の惑星:新世紀」は、新シリーズの2作目、まさにサブタイトルの通り、「新世紀」の始まりを予感させるシリーズとしても重要なポジションを占める作品です。そうシリーズ作品は、2作目で決まる!映画ファンなら常識ですよね。もちろんこの「猿の惑星:新世紀」は、見事にその2作目の「壁」を突き破った力作です。パート1では、猿(エイプ)たちの自立を描き、このパート2では、より進化したエイプが、人間ではなくエイプ同士で争いはじめ、戦争への道を止む無く突き進む運命を描いています。人もエイプも結局は同じ…。進化したエイプたちの苦悩と、その次にやってくる「激動の未来」を見事に予感させてくれます。



猿05


※カッパの勝手な採点は…、
シーザーの目が、物語ってます。
8点




2017.10.10 夜に生きる
カッパのみなソン
Selection vol.1051



罪を重ねて、愛に溺れて、心を殺して…
夜に生きる 2016年 アメリカ



夜01

 禁酒法時代のボストン。警察幹部トーマス・コフリンの三男として生まれたジョーは、厳格な父に反発して家を飛び出し不良仲間とチンピラ稼業に明け暮れていた。そんなある日、賭博場を襲撃したジョーは、そこでアイルランド系ギャングのボス、ホワイトの愛人エマと出会い恋に落ちる。しかしホワイトの罠にはまって刑務所送りとなってしまう。危険な獄中生活で裏社会での生きる術を身につけていったジョーは、父トーマスの尽力でわずか3年で出所すると、ホワイトと敵対するイタリアン・マフィアの傘下に入り、ホワイトが牛耳るフロリダ州タンパへと乗り込んでいくのだったが…。(後は映画を観て下さい)



夜02

 警察一家の父親とその息子たちを巡る激動の一大サーガを綴った人気ミステリー作家デニス・ルヘインの傑作三部作の一編を「ザ・タウン」「アルゴ」のベン・アフレック監督・主演で映画化した犯罪ドラマです。禁酒法時代を舞台に警察一家に生まれながら裏社会でのし上がっていく1人の若者の愛と野望の行方を描き出します。共演はエル・ファニング、ブレンダン・グリーソン、クリス・メッシーナ、ゾーイ・サルダナ、シエナ・ミラー、クリス・クーパー。



夜04


たわごと03
監督ベン・アフレック!
 もちろんベン・アフレック監督待望の最新作です。名作「アルゴ」から、5年ぶりとなるアフレックの新作「夜を生きる」は、彼が監督、製作、脚本、主演という、彼らしい映画的なマルチな才能を存分に魅せてくれます。前作「アルゴ」ほどのインパクトはありませんが、ワタシ的には、何故かこちらが好きかも?警官幹部の息子と生まれながら、ギャングの階段を駆け上がる男、ジョー・コフリン。もちろんダークヒーローなのですが、あの「ゴッドファーザー」を彷彿さす、空気感と緊張感、そして愛と憎しみ…。そんな悪党たちが、何とも愛おしい。そして、それ以上に、ジョーを彩る3人の女性たちが、個性的で美しく印象的です!



夜03


※カッパの勝手な採点は…、
進化する、ベン・アフレック?
七点半



カッパのみなソン
Selection vol.1050



電気消滅!生き残れ、家族!
サバイバルファミリー 
2017年 日本



サバイバル 01

 東京に暮らす鈴木家は、父と母と息子と娘の平凡な4人家族。仕事一筋の父親・義之はどこか頼りなく、家族の心はすっかりバラバラ。そんなある日、いきなり電気が消滅するという原因不明の異常事態に遭遇、電池も使用不能で、電化製品ばかりか電車や自動車に加え、ガスや水道といった全てのライフラインも止まってしまう。最初はしばらくすれば復旧するとタカを括っていた一家だったが、状況はいよいよ深刻の度を増していく。水も食料も容易には入手できず、義之は東京を離れることを決断する。そして一家は自転車で、祖父のいる鹿児島を目指して旅立つのだったが…。(後は映画を観て下さい)



サバイバル 02

矢口史靖監督最新作。
 「ウォーターボーイズ」「WOODJOB!~神去なあなあ日常~」の矢口史靖監督が、ある日突然世の中から電気がなくなった、との奇想天外な設定の下、ある一家の決死のサバイバルの行方をリアルなシミュレーションとユーモアを織り交ぜ、スケール感いっぱいに描き出した異色のロードムービーコメディです。主演は小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかな。



サバイバル04


たわごと03
家族は、走るよ!どこまでも。
 ワタシの勝手な分析なのですが、日本映画で今一番安定感のある監督は、この矢口史靖監督だと思います。「ひみつの花園」「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」「WOODJOB!~神去なあなあ日常~」等々、コンスタントにヒット作を生み出し、興行的らもそれなりの結果を出してます。そして何よりも彼の作品が素晴らしいのは、映画が楽しいんです!と書きながら今回のこの新作は、少しハードで、少しSF的?でもないないかなぁ?なぜか、突然世界中の電気という電気が使えなく、そんでもってなぜか、西(大阪)に行くと「電気が使える」と言う噂、その噂を頼りに、超現代的ダメ家族が、何と自転車でおじいちゃんの居るの鹿児島まで行っちゃう、異色のサバイバルロードムービーなのです。前作の「WOODJOB!~神去なあなあ日常~」でも人間としての原点回帰が描かれましたが、今回も「それでも生きることは素晴らしい」が、より明確に描かれています。もちろんこの手の「切り口」なので、それなりにツッコミ所は多々ありますが、さすがは矢口監督、「重苦しい」と「楽しい」を上手に絡めていい味出してます!



サバイバル05


※カッパの勝手な採点は…、
きっと地球も疲れたのでしょうね?

カッパ採点7点



2017.10.05 プロメテウス
カッパのみなソン
Selection vol.1049



人類最大の謎、それは「人類の起源」…。
プロメテウス 2012年 アメリカ



プロメテウス01

 2089年、世界各地の古代遺跡からある共通するサインが発見される。科学者のエリザベス・ショウはそれを分析し、地球外知的生命体からの“招待状”と確信する。そして巨大企業ウェイランド社が出資した宇宙船プロメテウス号に乗り、人類の起源を探るべく“招待状”が指し示すはるか彼方の惑星を目指す。2093年、長い人工冬眠から目覚めたエリザベスの前についに目的の惑星が姿を現わす。彼女は一緒に旅をしてきた他の乗組員、公私にパートナーのホロウェイや冷徹な女性監督官メレディス、精巧なアンドロイドのデヴィッドらとともに未知の生命体を求めて調査を開始するのだが…。(後は映画を観て下さい)



プロメテウス00

 「エイリアン」「ブレードランナー」の巨匠リドリー・スコット監督が、「エイリアン」と同じ世界観を背景に描くSFミステリー超大作です。人類の起源を求めて未知の惑星へと旅立った探査チームが目の当たりにする驚愕の真相を、スケール感溢れるダイナミックな3D映像で描き出します。主演は「ミレニアム」シリーズのノオミ・ラパス、共演にマイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロン。



プロメテウス02


たわごと03
人類は、どこから来たのか…??
 「エイリアン:コヴェナント」をイオンシネマで鑑賞した次の日に、近くのTSUTAYAさんへ…。まぁ、しかし、同じことを考えてる映画オタクも多いものですね、結構な枚数の旧作「プロメテウス」なのですが、ほとんど貸し出し中。それでもたった1本、3Dブルーレイが残ってました。どちらかといえばあまり好きではない「3Dディスク」なのですが…。まぁ、そんなことは兎も角、「コヴェナント」鑑賞後のモヤモヤが解消できたのか? と言えば、これまた微妙? モヤモヤが晴れたというより、モヤモヤ「闇」が、より深くなったような不思議な感覚。なんとなく理解できた事と、それ以上に深まる謎。「!」と「?」が、頭の中でぐるぐる回り…、ワタシの理解力が低レベルなのだと思い、ファンの方々のブログも拝見させて頂きましたが、それでも??なのです。もし叶うなら、こんな馬鹿なワタシのために、「エイリアンの謎講演」でも開催して欲しいものですね !?



プロメテウス04



※カッパの勝手な採点は…、
えっ、カズオ・イシグロさんおめでとうです!
七点半



2017.10.03 だれかの木琴
カッパのみなソン
Selection vol.1048



私の心にその指が、触れた
だれかの木琴 2016年 日本



だれか01

 優しい夫と可愛い中学生の娘と3人暮らしの専業主婦、親海小夜子。念願だった一軒家にも引っ越すことができ、何不自由ない生活を送っていた。そんなある日、ふらりと入った初めての美容院で、山田海斗という美容師に髪をカットしてもらう。その日のうちに海斗からのお礼のメールが届くと、小夜子はその営業メールに律儀に返信してしまう。何気ないメールのやり取りのはずが小夜子の中で何かが燃え上がる。日を置かず頻繁に店を訪れるようになり、海斗を指名する小夜子。そんな小夜子の行動に戸惑いを隠せない海斗だったが…。(後は映画を観て下さい)



だれか02

 直木賞作家・井上荒野の同名小説を「サード」「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」の東陽一監督が映画化した、ラブサスペンスドラマです。たまたま出会った美容師の青年に危険な妄執を抱いて常軌を逸していく孤独な専業主婦の心の奥底をスリリングに描き出していきます。主演は「赤い月」「野のなななのか」の常盤貴子。共演に池松壮亮、佐津川愛美、勝村政信。



だれか03


たわごと03
この絶妙な微妙感が、東陽一…。
 不思議すぎる、この妙な感覚。そうこの感覚と感触は、若かれし頃に観た東陽一監督の代表作「サード」。あれから何年経っただろうか…? そして久しぶりに観た、巨匠の新作。親子っぽくない話し方と、夫婦っぽくない距離感。隣に居ながらメールで心を通わすシーンは、あまりにも滑稽。不安と予感を象徴するヘリコプターの不快音も完璧。そんなこんなの表現力こそが、東監督の真骨頂なのですね。そして、この曖昧な、主婦を演じた常盤貴子さんの美しさも必見です。



だれか04


※カッパの勝手な採点は…、
困った、奥様ですね !?
カッパ採点7点





2017.10.01 ムーンライト
カッパのみなソン
Selection vol.1047



本年度アカデミー賞作品賞受賞
ムーンライト  2016年 アメリカ



ライト01

 内気な少年シャロンは、母ポーラと2人暮らしだったが、ポーラは麻薬中毒でほとんど育児放棄状態。学校ではリトルとあだ名され、いつもいじめられていた。シャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友だちだった。そんなある日、いじめられているところをフアンという男に助けられる。以来、フアンとその恋人テレサに我が子のように目をかけてもらい、初めて人の温もりを感じるシャロン。高校生になっても、相変わらずいじめは続いていた。そんな中、唯一の友ケヴィンに対して友情以上の感情を抱き始めていたシャロンだったが…。(後は映画を観て下さい)



ライト02

 貧困地域に生まれた孤独な黒人少年を主人公に、彼が自らのセクシャリティに悩み、自分のアイデンティティと居場所を探し求めてもがき苦しみながら成長していくさまを、少年期、青年期、成人期の3パートに分け、革新的な映像美とともに描き出したヒューマン・ドラマ。第89回アカデミー賞ではみごと作品賞を含む3冠に輝いた。監督は長編2作目の新鋭バリー・ジェンキンズ。



ライト05


たわごと03
アカデミーという名の冠…。
 「アカデミー賞作品賞」と云う輝かしい冠を持ったこの作品。一悶着あった受賞でしたが、さすがはアカデミー作品ですね、地味だけど奥の深い、秀作ですね。人は変わるようで変わらない…。少年、青年、そして大人へと戸惑いながらも成長する主人公。白人と黒人の人種的なテーマではなく、その境遇の中で、自らのアイデンティティと居場所探しを模索する人間ドラマです。何よりも、成長し、変わっていく、シャロンを演じる3人の黒人俳優さんが見事です!見かけは全く違う、この3人…、本当は同一人物なのでは、と思ってしまいます。(目が同じなんです!)



ライト04


※カッパの勝手な採点は…、
秋の夜長に、ふさわしい一本ですね!
8点