カッパのみなソン
Selection vol.991



職業、会計コンサルタント。
ザ・コンサルタント 
2016年アメリカ



コンサルタント00

 田舎町で小さな会計事務所を構える物静かな男、クリスチャン・ウルフ。他人とのコミュニケーションに問題を抱える一方、数字に対して超人的な能力を発揮する彼は、裏社会と繋がりを持ち、彼らの仕事を請け負っていた。アメリカ政府当局もその存在には気づいていたが、なかなか正体を掴めずにいた。そんな中、ウルフのもとに大手メーカー、リビング・ロボ社の財務調査という依頼が舞い込む。しかし、同社の経理担当デイナとともに使途不明金の解明に乗り出した矢先、調査は一方的に打ち切られてしまう…。(後は映画を観てください)



コンサルタント01

 田舎のさえない会計士と裏社会の殺し屋という2つの顔をもつ男が、犯罪組織や企業の不正を暴いていく様を描くサスペンスアクションです。「バットマンvsスーパーマンジャスティスの誕生』では、バットマンというヒーローを演じたベン・アフレックが、アメリカの裏社会で暗躍するアンチ・ヒーローに扮し、新たな一面を見せる意欲作です。共演はアナ・ケンドリック、J・K・シモンズ。監督は「プライド&グローリー」「ウォーリアー」のギャヴィン・オコナー。



コンサルタント03


たわごと03
初めて見た、ヒーロー像?
 初めて見た、ヒーロー、いやアンチヒーロー像です。会計士と裏社会の殺し屋…、そしてコミュニケーション障害を持つ天才数学者。なんとなく、あの「レインマン」のアクション版?映画の冒頭で、主人公が老夫婦に不器用に節税指示をするシーンから始まり、少年時代にループしながら物語は深まっていく…。全く展開が予想できない新感覚のワクワク感、なんだけど、えっ、そう落とすの…!意外性と説明不足が交差しながらも見入ってしまう。名作なのか、駄作なのか?続編等を作ってくれなけぁ、納得できないと思ったのは、ワタシだけでしょうかねぇ!



コンサルタント02


※カッパの勝手な採点は…、
目が離せない、ベン・アフレック。

七点半



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カッパのみなソン
Selection vol.990



俺たち7人の流儀で、裁く。
マグニフィセント・セブン 
2016年アメリカ



セブン00

 開拓時代の小さな田舎町。そこでは冷酷な悪徳実業家バーソロミュー・ボーグが町の資源を独占しようと荒くれ者たちを従え、傍若無人の限りを尽くしていた。ある日、ボーグに夫を殺されたエマは、サムと名乗る賞金稼ぎの銃の腕前を見込んで、町を救ってほしいと住民からかき集めたなけなしの全財産を差し出し懇願する。最初は興味を示さなかったサムだったが、この依頼を引き受けることにし、ギャンブラーのジョシュをはじめ腕利きの男たちのリクルートを開始する。こうしてワケありのアウトロー7人が小さな町を守るために雇われた…。(後は映画を観てください)



セブン01

七人の侍×荒野の七人
 黒澤明監督による不朽の名作「七人の侍」を西部劇に翻案した「荒野の七人」をデンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホークら豪華キャストでリメイクした西部劇アクションです。監督は「トレーニング デイ」「イコライザー」のアントワーン・フークア。



セブン03


たわごと03
なかなか良い、リメイクです!
 ご存知、「七人の侍」と「荒野の七人」をリメイク。もちろんハードルは高かったはずが、予想外の出来栄えに吃驚。物語の行方は誰もが承知を前提として、兵たちのメンバー集めや村人たちの絆、敵を迎え撃つ奇策、そして多勢に無勢の逆転劇を一気に観せてくれる爽快なガンアクション。主演のデンゼル・ワシントンの存在感と風格はさすがでが、7人のキャラクターもなかなかバランスがよく魅力的。久しぶりに、理屈なく楽しめる痛快西部劇です!



セブン02


※カッパの勝手な採点は…、
改めて、黒澤明監督の偉大さに痛感!

カッパ採点7点




カッパのみなソン
Selection vol.989



夢中で生きていたら、ステキな恋がやって来た!?
いきなり先生になったボクが
彼女に恋をした
 2016年日本



いきなり01

 東京に来て3年になるイ・ヨンウンは、勤めていた会社をリストラされ、出張先の沖縄で途方に暮れていたところを外国語学校の経営者に拾われ、いきなり韓国語の先生になる。そんな彼の前に現われたのが、幼い息子を抱えたシングルマザーの山城さくら。彼女は韓国語ができると嘘をついてようやく旅行会社に仮採用されたばかり。そこへきて大きな取引がかかった韓国の旅行会社の社長が来日することになり追い詰められたさくらはヨンウンに個人レッスンを頼むのだったが…。(後は映画を観てください)



いきなり02

 韓国の人気アイドルグループ、SUPER JUNIORのイェソンと佐々木希が主演を務めるラブコメディです。沖縄を舞台に出張中に会社が潰れてしまい途方に暮れる韓国人青年と、彼に韓国語の個人レッスンを依頼したシングルマザーが次第に距離を縮めていくさまがつづられるます。佐々木希が自身初となる韓国語のセリフに挑戦しています。



いきなり04


たわごと03
なんとなく、いい感じ。
 昨日書いた、昭和の名作「誘拐報道」とは、全く対局と言っても過言ではない、韓流的な要素を取り入れた、ほのぼのラブストーリー。演出とか、演技力とか…。いろいろと気になる所はあるけれど、これはこれで良いのだと思います。可愛く、美しい佐々木希と、なぜかホッとするSUPER JUNIORのイェソン君との不器用な純愛ラブストーリー。韓流と邦画が、ほのぼのとミックスされた心が、ほっこりする作品で、ワタシは結構好きです。何よりも頑張る佐々木希が眩しいすぎます!!



いきなり03


※カッパの勝手な採点は…、
疲れた心が、癒されますよ?

七点半




2017.05.23 誘拐報道
いつかみた映画
【其の百五二】



原作・読売新聞大阪本社社会部
誘拐報道 1982年 日本



誘拐01

 豊中市の私立学園1年生の三田村英之が、下校途中に誘拐された。県警本部の発表で犯人が英之少年の父で小児科医の三田村昇に三千万円の身代金を要求していることが分かった。各新聞社に“報道協定”の要請があり子供の生命がかかっているため各社は受けざるを得なかった。三田村家には遠藤警部以下6名の警察官が入り込み、昇や妻の緋沙子と共に電話を待った。武庫川の川原に緋沙子が一人で来るようにとの電話が…。(後は映画を観てください)



誘拐04

 幼児誘拐事件を通して浮き彫りにされる、犯人とその家族、被害者の家族、警察及び報道関係者の姿を描きます。原作は読売新聞大阪本社社会部・編の同名ドキュメンタリー。脚本は「徳川一族の崩壊」の松田寛夫、監督は「犬神の悪霊」の伊藤俊也、撮影は「飛鳥へそしてまだ見ぬ子へ」の姫田真佐久がそれぞれ担当。



誘拐03


たわごと03
昭和の隠れた名作…。
 「誘拐報道」やっと、見直す事が出来ました。1982年の上映後、レンタルビデオでも、DVDでも見直す事が出来なかった隠れた名作が、嬉しい事にWOWOWでオンエアーされました。1980年に実際に起きた誘拐事件を読売新聞がまとめたルポルタージュが、原作だそうです。そして何よりもキャストが凄いです。主役の犯人が萩原健一、妻が小柳ルミ子、子どもの母親が秋吉久美子、読売新聞は丹波哲郎、三波伸介、大和田伸也、宅麻伸、その恋人に藤谷美和子、新聞社ヘリパイロットが、なんと菅原文太!これだけの本気モードの役者たちが、映画を超えた超リアルは演技を魅せてくれます。ある一つの誘拐事件を多面的視線から描きます。報道の視線、警察の視線、犯人の視線、家族の視線…、様々な視線から見た、それぞれの想いを、悲しくも力強く描きます。そして、我が青春期の1982年の劇中の風景が、悲しくも懐かしいです。



誘拐05


※カッパの勝手な採点は…、
公衆電話とポケベル、そして十円玉が愛おしい。

8点




2017.05.21 何者
カッパのみなソン
Selection vol.988



恋愛、友情、就活、裏切り。
何 者 2016年日本



何者01

 大学の演劇サークルに情熱を注ぎ周囲を冷静に観察・分析する拓人。拓人のルームメイトでバンド活動をしている天真爛漫な光太郎。その元カノで拓人が秘かに思いを寄せ続ける真面目女子の瑞月。瑞月の友人で偶然にも拓人たちの部屋の上に住んでいた意識高い系女子の理香とその同棲相手で画一的な就活に否定的な隆良。彼らは、ひょんなことから理香の部屋を“就活対策本部”と名付け、情報交換のために定期的に集まるようになる…。(後は映画を観て下さい)



何者02

 人気作家・朝井リョウの第148回直木賞受賞作を「ボーイズ・オン・ザ・ラン」「愛の渦」の三浦大輔監督が、実力派若手俳優の豪華共演で映画化した青春ストーリーです。SNSが大きな役割を果たす現代の就活事情を背景に、情報交換のために集まった5人の若者たちが互いに励まし合いながらも、過酷な就活競争の中で嫉妬や焦燥に振り回されていく悲痛で赤裸々な人間模様をリアルなタッチで描き出します。出演は佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之。



何者06


たわごと03
これが、僕たち(若者たち)のリアル…。
 正直、ワタシ達世代には理解に苦しむテーマなのでしょう。でも、きっと、これが現実を見事に映し出した今の青春像。就活に挑む5人の大学生たち。演劇に打ち込んでいた二宮拓人(佐藤健)、バンドに明け暮れた神谷光太郎(菅田将暉)、光太郎とつきあっていた田名部瑞月(有村架純)、聡明な小早川理香(二階堂ふみ)と彼女と同棲している宮本隆良(岡田将生)…、そして山田孝之。今後の日本映画の将来を背負っていると言って過言ではないメンバーが集結し、今どきの若者の青春を描きます。映画と言うより舞台劇を映像化し、見るのではなく、言葉を感じる、ある意味、少し地味、でも斬新な切り口。そして、この作品を観て、若者たちはどう感じるのだろう?と、感じることが、きっとオッさんなんだと痛感しました。



何者05


※カッパの勝手な採点は…、
青春も変わったね?

カッパ採点7点





カッパのみなソン
Selection vol.987



謎は、愛の物語に生まれ変わる
ある天文学者の恋文 
2016年イタリア



ある01

 著名な天文学者エドとその教え子エイミーは恋人同士。しかし2人の親密な関係は周囲には秘密にされていた。そんなある日、大学の講義に出席したエイミーは、エドが4日前に亡くなっていたことを知る。悲しみに暮れるエイミーだったが、その後もエドからの手紙や贈りものが届き続ける。その謎めいたメッセージに戸惑いつつも、彼が暮らしていたエディンバラや、かつて2人で時間を過ごしたイタリア湖水地方のサン・ジュリオ島などを巡り、彼が遺した謎に向き合っていくエイミーだったが…。(後は映画を観てください)



ある02

ジュゼッペ・トルナトーレ監督最新作。
 「ニュー・シネマ・パラダイス」「鑑定士と顔のない依頼人」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が一人の天文学者とその恋人を主人公に贈るミステリー仕立てのロマンティック・ストーリーです。主演は、「運命の逆転」「リスボンに誘われて」のジェレミー・アイアンズと「007慰めの報酬」「オブリビオン」のオルガ・キュリレンコ。



ある04


たわごと03
極上のミステリーは、切ない愛の物語に生まれ変わる。
 TSUTAYADISCASから送られてきた、この魅力的なタイトル(邦題)の一枚のブルーレイディスク。イタリアの美しい風景と陰影。あれ、これって、どこが見た空気感…。知れませんでした、「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督最新作だったんです。そうなんです、本当に美しく切ないんです。ただ最近の彼は、なんとなくミステリーがテーマみたいですね、前作の「鑑定士と顔のない依頼人」と「ニュー・シネマ・パラダイス」を合わせたような仕上がり? 娘と同じ歳の美しい愛人。ただ彼女は家庭を壊そうなどとは考えもしない、世界的にも著名な天文学者エドワード・フィーラムの知性と人間性に惚れこんだ若い愛人エイミー・ライアンはそんな都合のよい女性…。そう普通だとドロドロ、ゲトゲトのラブミステリーなんだけど、さすがは、ジュゼッペ・トルナトーレ監督ですね、甘酸っぱく、なんとなく心地よい大人の淡いラブストーリーに仕上がってます。



ある03


※カッパの勝手な採点は…、
オルガ・キュリレンコのスタント、さすがです!

七点半




2017.05.18 無限の住人
カッパのみなソン
Selection vol.986



不死身って、死ぬほどめんどくせぇ。
無限の住人 2017年日本



無限01

 かつて妹を目の前で惨殺された凄腕の侍・万次は、謎の老婆によって望んでもいないのに不死の身体にされてしまう。以来、生きる意味を持たないまま50年ものあいだ死ぬことも老いることもできずにただ孤独に生き続けていた。無天一流を受け継ぐ浅野道場の一人娘、凜。両親を殺され復讐を誓う彼女は、そんな万次の存在を知り、どうにか見つけ出すと敵討ちの用心棒を依頼する。一度は断るも、妹の面影を残す凜の必死の懇願に万次はその願いを聞き入れる…。(後は映画を観てください)



無限02

  「月刊アフタヌーン」にて長期連載された沙村広明の傑作マンガを三池崇史監督、木村拓哉主演で実写映画化した時代劇アクション大作です。謎の老婆によって不老不死の肉体に変えられ、死ぬこともできずに放浪し続ける侍・万次が、復讐に燃える少女・凜の用心棒となり壮絶な戦いへと身を投じていくさまを過激なバイオレンスと迫力のアクション満載に圧倒的スケールで描き出します。ヒロインの凜役は「湯を沸かすほどの熱い愛」の杉咲花。さらに福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、栗山千明、市川海老蔵、田中泯、山崎努ら豪華キャストが脇を固めてます!!



無限003


たわごと03
キムタク × 三池崇史監督。
 木曜日は、通い詰めのジムがお休み、ならば近所のイオンモール(イオンシネマ)で映画鑑賞。そうワタシ的に木曜日は「映画館の日」なんです?オープン初日は「美女と野獣」、そして先週の木曜日は邦画ファン必見の「追憶」。さて今週は、と思いやあまりお目当の作品が…。まぁ、仕方なく映画職人・三池崇史監督とキムタクの漫画原作映画を観させて頂きました。毎度おなじみの三池監督作品、同じような時代劇タッチの「十三人の刺客」を彷彿さすモノクロのオープニング。もしやこれは…、と微かな期待感を抱きながら?あれ、やっぱり××なんです(キムタクファンさんゴメンなさい)。職人的な創りなのでしょうが、ひとつ一つの事柄が、雑で深みがない。木村拓哉さんの頑張りだけが印象に残った作品です。



無限04



※カッパの勝手な採点は…、
俳優さんは、それなりに頑張ってますよ!

カッパ採点7点




2017.05.17 聲の形
カッパのみなソン
Selection vol.985



君に生きるのを手伝ってほしい
聲の形 2016年日本



聲01

 楽しいことが全ての小学6年生のガキ大将、石田将也。ある日、耳の聞こえない少女、西宮硝子が転校してくる。将也は硝子を無邪気にイジメるようになり、他のクラスメイトたちも追随し、硝子への悪質なイジメや嫌がらせが常態化する。やがて硝子は転校を余儀なくされる一方、将也はクラスメイトたちの裏切りに遭い、イジメ問題の責任を1人で背負わされ周囲から孤立することに。それから5年、すっかり心を閉ざしたまま高校生となっていた将也は、ある決意を胸に硝子のもとを訪ねるのだったが…。(後は映画を観てください)



聲02

 大今良時のベストセラーコミックスを「涼宮ハルヒの憂鬱」「けいおん !」の京都アニメーションの制作で映画化した長編アニメーションです。小学校の時に聴覚障害を持つヒロインに酷いイジメをしてしまった主人公が、高校生になり、彼女を捜し出して謝ろうとしたことから止まっていた時間が再び動き始めるさまを描きます。監督は「けいおん !」「たまこラブストーリー」の山田尚子。



聲03


たわごと03
ボクは、どの子だったのだろう?
 豊作だった昨年のアニメ映画の一本、ご存知「君の名は。」「この世界の片隅に」、そしてこの「聲の形」…。いずれもアニメ、いや映画的評価の高い秀作です。ただ、この作品に関しては、恥ずかしながら全く白紙だったワタシ。なるほど、評判通りの秀作ですね、そしてある意味ショックです。…誰もが過ごした少年少女の頃、きっと「形」は、どうであれ体験した事のある少し痛い記憶。そんな記憶を逆なでされたこの感覚。きっと石田くんや、硝子ちゃん、永束くん、植野さん、佐原さん等々は、どこの学校(社会)にも居ましたよね?そんな遠い記憶をなぞりながら、ふと「ボクは誰だった」のだろう…、と少し不器用で真っ白すぎる登場人物と自分を重ね合わてしまいました。子供が居ないワタシには、正直今の子供達の世界は、よくわかりません?でも、この問題は多分、学校では教えてくれないし、先生の立ち位置では、きっと解決できないことだと思います。偉そうな言い方ですが、映画で学ぶのではなく、映画で何かを感じてくれたら幸いです。



聲05


※カッパの勝手な採点は…、
アニメだから、できる事? できた事!

七点半



カッパのみなソン
Selection vol.984



日本未公開作品
モーガン プロトタイプ L-9 
2016年アメリカ



モーガン02


 シンセクト社の研究施設で開発が進められていた人工生命体の試作品L-9「モーガン」が、突如として研究者を襲い大怪我を負わせた。そして事態を調査するため、危機管理コンサルタントのリー・ウェザーズと心理評価の専門家シャピロ博士が現地に派遣される事に…。しかし、調査の最中にモーガンが再び混乱しはじめてしまう…。(後は映画を観てください)



モーガン01

日本未公開作品?
 「ブレードランナー」のリドリー・スコット製作のもと、息子のルーク・スコットが長編初メガホンをとり、暴走した人工生命体の脅威を描いた、SFアクションスリラーです。リー役を、「オデッセイ」のケイト・マーラ、シャピロ博士役を、「サイドウェイ」のポール・ジアマッティがそれぞれ演じてます。



モーガン04


たわごと03
リドリー・スコットの息子…、だから?
 「ブレードランナー」等々の名称リドリー・スコット製作のもと、なんと息子のルーク・スコットが長編初メガホンを取ったSFアクションスリラー作品なんですが、決して大作ではなく、むしろB級映画的なんです。それでも創り方は、非常に丁寧かつ重厚。低予算なのでしょうか、作品になんとなくプライドを感じてしまいます。そして、リドリー的な「切り口」?そう、人造人間ものなんです。物語は人工生命体の試作品L-9「モーガン」が、暴走して研究者を襲い大怪我を負わせた事により、会社から派遣された危機管理コンサルタントのリー・ウェザーズが派遣されたところからスタートします。そして衝撃のラストバトルへと…、良い意味で、お父さんの影響を受けた、可能性大の秀作です。



モーガン05



※カッパの勝手な採点は…、
リドリーらしい、空気感が好きです。

カッパ採点7点




カッパのみなソン
Selection vol.983



今度の魔法は、もっとすごい。
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 
2016年イギリス・アメリカ



ビースト01

 魔法使いのニュート・スキャマンダーは、魔法の腕は超一流ながら人見知りでおっちょこちょいの魔法動物学者。魔法動物をこよなく愛する彼は、世界中を旅して魔法動物たちを集めていた。彼の不思議なトランクには、そんな魔法動物たちがいっぱい詰まっていた…。ある日、ニューヨークへやって来たニュートだったが、ひょんなことからトランクが人間のものとすり替わってしまう。そしてトランクの中にいた可愛いものから獰猛なものまで、ありとあらゆる魔法動物が人間界に逃げ出してしまいニューヨーク中が大パニックに…。(後は映画を観てください)



ビースト02

ハリー・ホッター新シリーズ! 
 「ハリー・ポッター」シリーズのJ・K・ローリングが、後にハリーたちが使っていた教科書「幻の動物とその生息地」を著わすことになる魔法動物学者ニュート・スキャマンダーを主人公に贈る新シリーズ。J・K・ローリング自ら映画用に書き下ろしたオリジナル脚本を、「ハリー・ポッター」シリーズの後半4作品の監督を務めたデヴィッド・イェーツを再び監督に起用して映画化したファンタジーアドベンチャーです。世界中を旅する魔法動物学者の愛用のトランクから魔法動物たちが人間界に逃げ出してしまったことから巻き起こる大騒動の行方を描きます。主演は「レ・ミゼラブル」「博士と彼女のセオリー」のエディ・レッドメイン。共演にキャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、コリン・ファレル。



ビースト04


たわごと03
ワクワク感満載で、原点回帰?
 ワクワク感満載と書きながら、スミマセン実はワタシ爆睡してしまいました…(ゴメンなさい)。なぜかワタシ、魔法使いモノの映画を鑑賞すると、魔法にかけられたように寝てしまう…?これって魔法使いが嫌いなのでしょうか、と言うと、もちろんそんな訳でもなく、決して嫌いではない。ただ、「魔法」と言う、何でも出来てしまう映画的キーワードに少し偏見があるのかも知れません。でも、爆睡してしまった、この「ハリー・ホッター新シリーズ」、失礼ですが、なかなかよく出来ています。初期のハリー・ホッターのワクワク感と斬新さ等々が、見事に再現されていて、お子様から大人までが楽しめるエンターテイメント作品として蘇ったような気がします。不思議なカバンの中の魔法動物たちも愛嬌タップリで良い感じ、シリーズとして、儲かる可能性を大いに秘めた意欲作です!!



ビースト06


※カッパの勝手な採点は…、
本当は、ジェイコブ・コワルスキーが主役?

カッパ採点7点




2017.05.11 追憶
カッパのみなソン
Selection vol.982



会いたくても、会えなかった、愛する人へ。
追 憶 2017年日本



追憶02

 ある日、富山県の漁港で殺人事件が発生する。被害者の川端悟は捜査に当たる四方篤刑事の幼なじみだった。しかも、川端と事件の前日に会っていたという容疑者の田所啓太もまた幼なじみ。25年前、それぞれに親に捨てられた3人は、喫茶“ゆきわりそう”を営む涼子と常連客の光男の世話になっていたのだった。しかし、ある事件を機に散り散りとなり、以来決して会うこともなかった。四方は田所の無実を確信しながらも、固く口を閉ざして真相を語ろうとしない彼に苛立ちを募らせるのだったが…。(後は映画を観てください)



追憶01

 「夜叉」「鉄道員(ぽっぽや)」など数々の名作を手がけた降旗康男監督と木村大作カメラマンのコンビが9年ぶりにタッグを組み、「永遠の0」「海賊とよばれた男」の岡田准一を主演に迎えて贈るヒューマンサスペンスです。一つの殺人事件をきっかけに25年ぶりに再会した幼なじみ3人を主人公に、彼らが離ればなれになった過去の出来事と新たな事件の真相を、3人それぞれが辿った人生模様とともに綴ります。共演は小栗旬、柄本佑、長澤まさみ、木村文乃、安藤サクラ、吉岡秀隆。



追憶03


たわごと03
監督・降旗康男×撮影・木村大作
 嬉しいものですね、近くに映画館があるって事は、そう最近オープンした「イオンシネマ徳島」で観てきました。最新の日本映画の大作「追憶」。今までだと、この手の映画(邦画)は、遠くの劇場へ、わざわざ出向くのではなく、約半年後にTSUTAYAさんでお借りしての鑑賞でしたが、それが嬉しいことにオンタイムで気楽に見えちゃいます!それも、嬉しいのか、悲しいのか?微妙ですが、55歳からは、なんとシニア料金設定で、一人でも、たったの1100円!? 少し悔しいけど、もちろんお得なシニア料金で観た、この「追憶」は、降旗康男と木村大作コンビが、9年ぶりにタッグを組んだ意欲作。冒頭(映像)の美しくも厳しい重厚感、思わず背筋がピンとします。荒れ狂う真っ黒な日本海、北陸での月食、少年たちの思いつめた表情…、かつて見た「飢餓海峡」や「砂の器」を彷彿さす、古き良き日本映画と重なり合います。もちろん役者たちも素晴らしい、これが「映画俳優」だという渾身の演技を存分に魅せてくれます。家族・絆・運命・愛情・憎悪…、彼らたちが、ひたむきに守ってきたモノ…。ゴメンナサイ、封切られたばかりですね、是非とも、映画を観てくださいね!! (邦画ファン必見ですよ)



追憶04


※カッパの勝手な採点は…、
脚本が、少しザックっとしてませんかね?

七点半






カッパのみなソン
Selection vol.981



一緒に戦わないか?
ヒーローマニア - 生活 - 
2016年日本



マニア01

 寂れた地方都市、堂堂市。不況が街を覆い、人心は荒廃、治安は荒れに荒れていました。コンビニでバイトする青年、中津秀利。正義感はあるもののヘタレゆえに妄想の中で悪党を退治するのが関の山。ある時、チンピラに絡まれた中津は、彼らを1人で叩きのめした赤いニット帽の青年、土志田と出会う。その正体は、類い希な身体能力を持つ下着泥棒だった。彼の強さに惹かれた中津は街から不良を一掃すべく一緒に戦おうと声を掛ける…。(後は映画を観てください)



マニア02

 人気漫画家・福満しげゆきの「生活」を「寄生獣」「GONINサーガ」の東出昌大主演で実写映画化した異色のヒーローアクションコメディです。治安が悪化している地方都市を舞台に、ひょんなことから変わり者の男女3人と自警団を結成することになったヘタレなフリーター青年を待ち受ける運命を等身大の視点からリアルかつコミカルに描きます。共演は窪田正孝、小松菜奈、片岡鶴太郎、船越英一郎。監督は「ソフトボーイ」「花宵道中」の豊島圭介。



マニア05


たわごと03
ヒーローも変わったね?
 東出昌大、窪田正孝、小松菜奈、片岡鶴太郎…。これだけのメンバーで構成された自警団なのですが、みんなヘタレ、特にリーダーの東出くんに関しては超ヘタレ。そんな4人のヘタレが出会って、なぜか世直しにチャレンジする、これが21世紀的なヒーローなのかと思ってしまうも、まぁ、これも映画なんだと、思ってしまう自分に感心してしまう。そうですよね映画は、それぞれの価値観で成り立っているのですよね!?



マニア03


※カッパの勝手な採点は…、
それぞれの個性は、活かせてます!
6点





2017.05.07 GANTZ:O
カッパのみなソン
Selection vol.980



必ず、生きて帰る。
GANTZ:O  2016年日本



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 地下鉄で事件に巻き込まれ、命を落とした高校生の加藤勝。次の瞬間、彼はマンションの一室にいた。そこで玄野というリーダーを亡くし失意に沈む東京チームと出会う。彼らと共に転送された先は、東京ではなく、火の手が上がる大阪の街。そこで加藤は、命がけのサバイバルゲームに挑むことになる。曲者揃いの大阪チームとの遭遇。強力な妖怪型の星人軍団=百鬼夜行との戦闘…。(後は映画を観てください)



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 テレビアニメや実写映画にもなった奥浩哉のコミック「GANTZ」。その中でも人気の「大阪編」をフル3DCGで劇場アニメ化です。大阪を舞台に、星人と呼ばれる謎の敵と戦うハメになった人々の姿を映し出します。「TIGER&BUNNY」のさとうけいいちが総監督を務め、実写版シリーズのVFXを担当したデジタル・フロンティアがアニメーション製作を手がけています。



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たわごと03
ど素人で、スミマセン…。
 何度か実写化され、何度か見ているこの漫画映画…。失礼ながら原作をよく知らないワタシなのですが、ど素人なりにこの度、結構評価の高い、この「CGアニメ版」を観させて頂きました。ワタシの偏見ですが、日本製のCGアニメは、どうもゲーム画面的な出来栄えで、正直あまり好きではないのですが、あれあれ、このCGアニメ、少々荒削りだけれどもなかなかの完成度。スピード感あふれる演出テクニックも加わり、実写に近い、いやそれ以上の迫力で思わず見入ってしまいました。ストーリーも原作を知らないど素人のワタシでも、それなりに楽しめるし、各キャラクターたちにも、なぜか感情移入できてしまいます。そして極めつけが、大阪チームの凄腕3人組の名前が、「岡八郎」「室谷信雄」「島木譲二」って、これって、ホンマに原作通りなのでしょうか?



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※カッパの勝手な採点は…、
CGアニメの本質を観せて頂きました!

六半




逍遥
カッパのそぞろ歩きです。〈第三十一話〉


五月晴れの尾道
猫まみれ、人まみれの尾道
2017年 5月



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※撮影カッパ

五月晴れの尾道。
 我が社の社用車「プリウスα」の後継車、「C-HR」が忘れた頃に納車されました。確か契約したのは今年の1月4日。かれこれ4カ月、「納車はいつでも良いよ」って言ったけれども、人気車とは言えさすがに待ち疲れましたね…。まぁ、それでも連休になんとか間に合ってので、交通安全のお守りを尾道の「千光寺」で…。テスト走行も兼ねた、いつもの尾道への小旅行。天気も最高、仕事もひと一段落、いざ尾道へ…。でも、でも今回の尾道はいつもの尾道とは景色が変わってました。



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※撮影カッパ

 GWの尾道は、もちろん初めてではなく、数えくれない程来てますが、今回の尾道の町は凄い人。「尾道ラーメン」の看板があがってる街中のラーメン屋さんは、どこの店も長蛇の列、列、列。有名店の「朱華園」なんか、1時間、2時間ではなく、食べるまでにきっと半日くらい?? 千光寺公園ロープウェイも一時間待ち…。かつて「しまなみ海道」が開通した頃と同じくらいの人混み。そんな観光・尾道の要因は…?そうきっとそれは「猫」なのです!! (もちろん勝手な解釈です)



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※撮影カッパ

元祖、猫の街。
 空前の「猫ブーム」。猫の手も借りた「町おこし」。そう実は、尾道が「猫の街」の元祖(これもワタシの勝手な解釈)。千光寺公園は、地域猫たちの住処、中腹のネコ広場には、なんと猫ちゃんたちの「公衆トイレ」が設置され、最近の人気スポット「猫の細道」では、大林ワールドをなんとなく醸し出した「猫まつり」が開催。尾道市立美術館では、招き猫亭コレクション「猫まみれ展」も開催中。そうなんです、映画の街に訪れるのではなく、猫に癒されに来る方々が増えてしまいました。ワタシとしは、それはそれで嬉しい悲鳴なのですが、なんとなく少し寂しい気もします…。



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↑これが猫の公衆トイレ ※撮影カッパ 


「お客さま、困ります!」 猫まみれ展に
クロネコが来場、攻防にほっこり。

 実は、この「猫まみれ展」意外にも盛り上がってました。ネットに猫と警備員の攻防を投稿…。じっと警備員の様子をうかがうクロ猫が、自動ドアから入ろうとしたところを阻止され、諦めて引き揚げていく様子を画像が紹介されました。「にらみ合い=突撃=防御=再突破=捕獲=お見送り」。会場に入ろうとするクロ猫と警備員の優しいおじさんの攻防話題になって展覧会も想定外の大繁盛だそうです。



猫01


DSC_1949_02_20170506000444529.jpgクロネコ vs 警備員
 このクロ猫は、近所の飼い猫さんらしいです。きっと窓越しに見えるクロ猫のオブジェに惹かれて、入場しようとしたのでしょうね。それを仕方なく阻止する警備員のおじさん。困ったおじさんの仕草とクロ猫の不機嫌な表情(目つき)が可愛い。残念ながら、クロ猫さんに会えませんでしたが、今や人気者となった、警備員のおじさんが、優しく案内して下さいました!! (ありがとうございました)



※カッパの勝手な採点は…、
それでも、いつもの尾道が好きです。
6点




カッパのみなソン
Selection vol.979



最強のハイブリッド・ヒーロー
マックス・スティール 
2016年アメリカ



マックス01

 高校生のマックスは、幼い頃に父親が謎の事故死を遂げた町に戻ってくる。そんな彼の身体に異変が生じ、不思議なエネルギーが放出されるようになる。そのパワーは次第に大きくなり、彼の手に負えなくなっていく。するとそこに、“スティール”と名乗るミステリアスな地球外生命体が現われ、2人が一体化すると、マックスは驚異的なパワーを思い通りにコントロールできるスーパーヒーロー“マックス・スティール”に変身するのだった…。(後は映画を観てください)



マックス03

 世界的玩具メーカー、マテル社の人気アクション・フィギュア・シリーズを実写映画化したSFアクションです。謎の地球外生命体と合体したことで、スーパーパワーを手にした少年が、父の死の真相究明と地球の危機回避のために立ち上がるさまを描きます。主演はベン・ウィンチェル、共演にマリア・ベロと、久しぶりのアンディ・ガルシア。監督はスチュワート・ヘンドラー。



マックス04


たわごと03
マテル版の平成仮面ライダー?
 冒頭の「マテル」のロゴを見て、確か子供の頃、マテル社のレーシングカー「スーパーチャージャー」が大好きだったことを思い出しました。そしてこの「マックス・スティール」は、マテル社が誇る、人気アクションフィギュアシリーズだそうです。きっとアメリカでは、誰もが知る、憧れのスーパーヒーローなのでしょうね。「平成仮面ライダー」に「寄生獣」の世界観を合わせたような日本的な物語。なんだけど、なぜかスッキリしない。簡単そうでよく分からない設定と慌ただしいアクション。どうせなら割り切って、もっとシンプルなヒーロー像を描いたほうが良かった気がします。ただ、一つそれ以上だったのは、日本ウケするヒロインかなぁ!!



マックス05


※カッパの勝手な採点は…、
この手の映画は、日本人の方が得意ですね!?
6点