Selection vol.735


日本未公開 ?? 青春ムービー。
プールサイド・デイズ　
2013年 アメリカ





　ある夏。ちょっと冴えない少年ダンカンは、母親のボーイフレンドからビーチハウスに招待されます。だが、ダンカンの内気な態度に周囲は飽きれ気味。そんな中ダンカンがウォーターランドをぶらついていると従業員のオーエンと出会い、ダンカンは彼と共にここで働くことに…。（後は映画を観て下さい）





　アレクサンダー・ペイン監督「ファミリー・ツリー」の脚本を担当アカデミー脚色賞を受賞したナット・ファクソンとジム・ラッシュによる初監督作です。内気な少年が母親の新しい恋人とウォーターランドで過ごすひと夏を描きます。出演は「ゲット・スマート」のスティーブ・カレルリトル・ミス・サンシャイン」のトニ・コレットコンフェッション」のサム・ロックウェル「キリング26日間」のリアム・ジェームズ。日本未公開と思いや、新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2014 カリテ・ファンタスティック！シネマコレクション2014」にて上映されてます!!




少年は夏、大人になる…。
　少年に取っての「ひと夏」って何なんだろう。確かに「想い出」と言えば…、夏なんでしょうね。全く冴えないこの映画の主人公。青春映画に、これ程までに普通の少年は珍しい…。大抵はダメとは言え、何かを持っている主人公なんですが、この少年達は別格。そして、ごく普通の夏を過ごします。この程度の夏の思いでなら、ワタシと然程変わらない。それでも、ひと夏が終わり少年は少しだけ大人に…。そうこの少しだけの成長が、この映画なんです。格別でも特別でもない、ごく普通の家族と決してロマンチックでも無い初恋。このリアルさが結構好きです!!






※カッパの勝手な採点は…、
アメリカの少年も繊細ですね…。

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