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2014.05.12 バベル
カッパのみなソン
Selection vol.396



神は、人を分けた。
バベル 2006年アメリカ



バベル00

 モロッコ。山羊飼いのアブドゥラは知り合いから一挺のライフルを買いそれを山羊に近づくジャッカルを追い払うためとして息子の兄弟アフメッドとユセフに与えた…。すると兄弟は遠くの標的めがけて遊び半分で射撃の腕を競い合いユセフが険しい山間部を走ってくる1台のバスに引き金を引きます。そのバスには1組のアメリカ人夫妻リチャードとスーザンが乗り合わせていました。彼らは生まれて間もない3人目の子供を亡くしたことがきっかけで壊れかけた絆を取り戻そうと2人だけで旅行にやって来ていました。ところが何処からか放たれた銃弾が運悪くスーザンの肩を直撃します…。そして日本では妻が自殺して以来、父娘関係が冷えきっている東京の会社員ヤスジローと女子高生になる聾唖の娘チエコ。またチエコは満たされない日々に孤独と絶望を募らせていた。そんな中モロッコの事件で使用されたライフルの所有者としてヤスジローの名前が浮かび上がる…。
(後は映画を観て下さい)



バベル

 「アモーレス・ペロス」「21グラム」の俊英、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が旧約聖書の{バベルの塔」をモチーフに描き出す衝撃のヒューマンドラマです。モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本、それぞれの場所で孤独な魂どうしが織りなす愛と哀しみ再生への希望の物語が同時並行で鮮やかに綴られて行きます。日本から役所広司とともに参加した菊地凛子が各国の映画賞レースを賑わせ日本でも大きな話題となりました。



たわごと03
愛を求めた孤独な人々…。
 なんとも複雑で個性的な映画です。この映画が醸し出す空気感は素晴らしい。しかし、見終わった後のいたたまれない後味は最低で印象的。そして、この映画での主役は、やはりチエコ・菊池凛子でしょう。現代の日本でだたひとつ欠けているもの「愛」。その愛に迷う彼女の姿が現在の日本人の姿なのだと思います。


バベル02



※肝心の映画は…、
秀作ですが、後味が良くない映画です。

七点半




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