2014.01.20
スパイ・コード 殺しのナンバー

Selection vol.324
誰を信じ、誰を守り、誰を殺すべきなのか!?
スパイ・コード 殺しのナンバー
2013年アメリカ

ニュージャージー州。CIA捜査官エマーソン・ケントは裏切り者の元捜査官を暗殺する際に重大なミスを犯してしまいます。そしてイングランド東部サフォーク州にある人里離れたブラックレグマイナー送信局に左遷される事に…。そこはヨーロッパの工作員に機密指令を送るCIAの極秘施設、乱数放送局でした。彼の任務は暗号オペレーター、キャサリンの警護という簡単なも、ところがある日、2人は何者かの襲撃に遭う…。(後は映画を観て下さい)

情報機関や犯罪組織が不規則な数字や文字の羅列を読み上げ、関係者への極秘指令を暗号で送る乱数放送(ナンバーズ・ステーション)を題材に描くジョン・キューザック主演のサスペンスアクションです。共演は「ロック・オブ・エイジズ」のマリン・アッカーマン。監督はデンマーク出身のカスパー・バーフォードが新感覚のスパイ映画を描きます。


ナンバーズ・ステーション…?
ナンバーズ・ステーション(乱数放送)とは、特定の時間に謎の数字や文字を送る放送で各国の諜報機関などがエージェントに指令を暗号化して送信するものだそうです。公共電波使って暗殺やテロ・クーデターなどの極秘指令が送られている…。なんとも地味な諜報行為です。そして、この地味なテーマをジョン・キューザックが、今回も暗〜い、キャラで静かに熱演しています。イングランドの片田舎に旧アメリカ軍基地内に隠された乱数放送局があるというのが非常に現実的で面白いです。

※肝心の映画は…、同じ「殺しのナンバー」でも大違い。

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