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カッパのみなソン
Selection vol.125

平成ガメラ三部作の最高娯楽大作 !
ガメラ2 レギオン襲来 1996年日本

ガメラ01

 突如地球に降り注ぐ流星雨。だが北海道支笏湖付近に墜落した隕石はクレーターだけを残しその形跡を消していました。生物汚染を危惧する自衛隊化学学校の渡良瀬と花谷は追跡調査を続けるが、工場から大量の瓶が消失している事件に遭遇します。隕石の墜落現場で出会った青少年科学館学芸員穂波からはファイバーケーブルも同様に消失している事を聞く事に、何かが支笏湖から札幌に向かって移動しているらしい。その時、地下鉄構内で巨大な昆虫によって乗客が襲われる事件が発生、隕石に付着していた宇宙からの生命体である事が判明する。そして時同じくして付近のビルの中から巨大な花が出現した。群れ成すものレギオンと名付けられた昆虫を一掃する爆破作戦が開始された…。(後は映画を観て下さい)


ガメラ04

『ガメラ大怪獣空中決戦』の好評を受けて登場したシリーズ第2弾です。今回は惑星そのものの生態系を侵略しようとする宇宙生物というスケールのより大きい新怪獣を迎え、本格SF映画の様相を呈しています。「戦争大作を目指す」という金子修介監督の言葉に偽りはなく、突如現れた宇宙怪獣とそれに対抗する自衛隊の姿が徹底的に壮絶に描かれています。


たわごと03
脚本家 伊藤和典の集大成。
 平成ガメラシリーズは、監督金子修介・特撮監督樋口真嗣、そして脚本は伊藤和典。このレギオンの脚本は『機動警察パトレーバー2』をベースに企画されたのだと思います。カタチの無い戦争を今回は、謎の地球外生命体と、地球の生命体を守るガメラ。そして日本自衛隊…。決して怪獣バトルだけではなく、ヒトを中心とした戦いにガメラが関わる超リアルで繊細な脚本です。クライマックスの自衛隊と共同戦線を行うガメラの姿や、戦い終えて飛び去るガメラに向かって敬礼する隊員の姿など目頭が熱くなります。「こんな怪獣映画を見たかった」という前作に対して、今回は「こんな怪獣映画見たことない」に進化しました。

ガメラ003


ちょつと01
地球外巨大生命体、その名はレギオン。
 「レギオン」とは、新約聖書のマルコによる福音書5章9節「主が“名は何か”とお尋ねになるとそれは答えた“わが名はレギオン 我々は大勢であるがゆえに”」に現れる言葉です。本編ではガメラを襲ったソルジャーレギオンの群れを見た花谷自衛隊員が、天からの啓示のように唱え名付けるシーンが大好きです。

レギオン

 未知の生命体レギオンのディティールを含めて信じられないほどのビジュアルイメージで製作されています。ガメラの造形の進化も素晴らしいですが、特にこのレギオンの造形はあっぱれです。過去のガメラシリーズを継承し、丸いガメラに鋭角的な敵怪獣。こんな造形の生物が存在しても不思議ではないと思わせる出来映えです。そして、本作は映画としては初めて、日本SF大賞を受賞しました!!



※新作が観てみたい…
8点




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