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カッパのみなソン
Selection vol.24

私はワタシと旅に出る…、アニメの枠を超えたジブリの名作。
おもひでぽろぽろ 1991年日本

おもいで01

 1982年夏。会社から10日間の休暇をもらったタエ子は姉のナナ子の亭主の実家である山形の片田舎・高瀬へ旅をする。東京生まれの東京育ちだったタエ子には、小学校5年生の時、田舎がなくてとてもさみしい思いをした記憶がありました。それが姉の結婚によって自分にも田舎が持てたのでした! そんな旅の途中にふとそのころの数々の出来事を思い出すタエ子。そして、彼女は小学校5年生の自分を連れたまま高瀬に到着…。明け方に着いたタエ子を駅まで迎えに来ていたのは、親せきの青年トシオだった。年はタエ子より2歳下だったが、頼りになる好青年で、彼によってタエ子はいろんな田舎の表情を知る。そして自然と調和しながら生きている農家の人々の姿に、タエ子は地に足の着いた生活の魅力を発見するのでした…。

おもひで02

 岡本蛍作、刀根夕子画による同名コミックをもとにした劇場用長編アニメーション。自分の少女時代を振り返りながら、精神的に自立してゆく平凡なOLの姿を描く。原作にある60年代のノスタルジックな風景と、高畑勲監督オリジナルによる有機農業を語る現代のエピソードが交差します。ノスタルジィ気分に浸れる、回想シーンが印象的的です。宮崎駿製作。声の出演に今井美樹、柳葉敏郎。

おもひで03

タエ子とトシオの会話の中で、田舎の風景についての会話が好きです。
「田舎の風景は、人が創った景色だから懐かしい」
 
ワタシ的な好みですが、自然の雄大な景色よりも、人が創った生活感がある景色が何故か落ち着きます。ですから、このアニメの決して派手でもなく、奇抜でもない…。しかし、何故か懐かしく落ち着きます。当時としては、何故アニメで製作しなければ…、実写の方が…、等々の声があったはずです。しかし、アニメだからこそ、描く事ができる風景(映画)なのです。

カッパ採点7点 


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