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2012.10.25 追憶
いつかみた映画
【其の三】

巨匠シドニー・ポラックの珠玉の名作
追 憶 1973年アメリカ

追憶02

 1937年の春、ケイティー(バーブラ・ストライサンド)とハベル(ロバート・レッドフォード)の2人は、大学の創作クラスで机をならべて勉強していたが、政治活動に熱中するケイティーとそれに興味を示さないハベルの生き方はまったく違っていました。やがて、学生たちは卒業し、各方面に散っていくことに…
 第2次世界大戦中のニューヨークで、ケイティーとハベルは偶然、再会。2人は急速に親しくなり、アパートの1室で愛の生活を始めるようになりましたが、ケイティーの政治への興味は尽きず、積極的な活動家として活躍し、ハベルはそんなことに興味を持たなかった。除隊したハベルとケイティーは結婚しました。彼女はハベルに創作を促し、著作に多くの助言を与えが、ケイティーはハベルの大学時代の友人たち夫婦を好きになれませんでした。ケイティーとハベルは40年代の終わりハリウッドに移り、ようやくハベルの脚本が売れ出し、映画脚本家・小説家として有名になって逝きました。そして、ハベルの小説が映画化。収入も安定してきて、ケイティーが妊娠した。生活は平和そのものだったが、それは永くは続かなかった…、ハリウッドにも共産主義者狩のマッカーシズムが荒れ狂い始めたのでした…(後は映画を観てください)

たをごと02
 この映画は、勿論オンタイムでは観てません。27年前に地元の映画館(徳島ホール)で、名作リバイバル企画 ? で観ました。当時は、なんと「死刑台のエレベーター」「イージーライダー」そして、この「追憶」での超豪華三本立てでした。しかし、凄いチョイスです。これだけ観たらカロリーオーバー、名作の映画の食べ過ぎです。
 まだ青年だったワタシには、この三本の中でこの「追憶」が一番理解しがたかった。しかし、あの名曲、バーブラ・ストライサンドの歌う「The Way We Were」と印象派の名画のような映像…なんとなく心に残る作品との出会いでした。そして、年を重ねると共に、この映画の素晴らしさが 上質の珈琲を飲むように味わえる ようになってきました。
 様々な映画との出会いの中で、この作品はワタシが一番多くリピートした映画です。観たその時の自分の環境によって味わいがかわり、年と共により味わい深い映画として存在する人生の教科書です。

追憶03

 映画のラストで、なりふり構わず政治活動に没頭しているバーブラ・ストライサンド。新しい彼女と一緒のロバートレッドフォードの真っ赤な趣味の悪いネクタイが、格好良く… 印象的で、ふたりの「生き方」を物語っていた。

10点

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