逍遥
カッパのそぞろ歩きです。〈第三十話〉


徳島×チームラボ
徳島LEDアートフェスティバル2016
2016年 12月



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撮影カッパ

 徳島市は、吉野川に育まれ、里山と海とまちが調和した、しっとりとした豊かな歴史的都市です。市内には大小138の河川が流れ、緑のランドマークである 「眉山」や「城山」があり、新町川・助任川に囲まれた中心市街地「ひょうたん島」は城下町の風情を残し、土地と時間と人が調和したまちです。わが町では、「ひょうたん島水と緑のネットワーク構想」に基づき、ひょうたん島を中心とする水を生かしたまちづくりを推進しており、これまで整備してきた水と緑の魅力に地域資源であるLEDの「光」の要素を加え、他の都市にはない新たな魅力を持つ「水都・とくしま」を創造・発信するため、「徳島LEDアートフェスティバル」を2010年からトリエンナーレ形式で3年に一度開催しています。(HPより)



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撮影カッパ

徳島×チームラボ
 今をときめくチームラボ…、実は徳島市出身の猪子寿之氏が2001年東京大学工学部計数工学科卒業と同時に創業されました。デジタル社会の様々な分野のスペシャリストからなる超ウルトラテクノロジスト集団なのです。2015年以降では47万人が訪れた「踊る! アート展と、学ぶ! 未来の遊園地」の他、シリコンバレー、シンガポールなどアート展を国内外で開催し高い評価を得ています。最近では、代表の猪子氏は、北野武さんと某企業のテレビCMにも出演されてます。その他、「ミラノ万博2015」の日本館や、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」のオープニングなど、今最も熱いクリエーティブ集団です。



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撮影カッパ

LED発祥徳島が、輝いてました。
 スマホ、照明、パソコン、車、今となっては、なくてはならくなったLED。その青色LEDが生まれたのも実は、徳島なんです!? 現在はLEDを用いた様々な応用製品を開発するメーカーが県内外から100社以上集積しますが、徳島は、日亜化学工業を筆頭に…、世界有数の「LED先進地域」なんです。今回のこのイベントは、徳島っ子の猪子寿之氏率いる「チームラボ」と「徳島市」が、本気で取り組んだ市街中心活性化を目的とした光の祭典、「徳島LEDアートフェスティバル2016」なのです。阿波おどりだけじゃない、もう一つの徳島を魅せてくれました!!



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撮影カッパ


三年後は、さらなる躍進を!!


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逍遥
カッパのそぞろ歩きです。〈第二九話〉


島めぐり×アート
雨の…、瀬戸内芸術祭。
2016年 10月


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「瀬戸内国際芸術祭2016」
 「瀬戸内国際芸術祭」とは、3年に1度開催される現代美術の国際芸術祭です。なんと今年は3年ぶりにこの芸術祭が開催される年なのです。昔から交通の動脈としての役割を担ってきた瀬戸内海の島々には、伝統的な文化や美しい自然景観が残っています。しかし今、島々は高齢化、過疎化により活力を失いつつあります。島の住人と世界中からの来訪者の交流により島々の活力を取り戻し、島の伝統文化や美しい自然を生かした現代美術を通して瀬戸内海の魅力を世界に向けて発信し、地球上のすべての地域の「希望の海」となることを目的に、2010年から開催されるようになりました。〈RETRIP[リトリップ]より〉

■会 期
春|2016年3月20日[日・春分の日]—4月17日[日]29日間
夏|2016年7月18日[月・海の日]—9月4日[日]49日間
秋|2016年10月8日[土]—11月6日[日]30日間
■開催地
直島 / 豊島 / 女木島 / 男木島 / 小豆島 / 大島 / 犬島 /沙弥島[春のみ] / 本島[秋のみ] / 高見島[秋のみ] /粟島[秋のみ] / 伊吹島[秋のみ] / 高松港・宇野港周辺
■主催|瀬戸内国際芸術祭実行委員会



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↑ 豊島美術館です。

二島を追う者は、一島をも得ず。
 先週の土曜日(22日)に、憧れの「瀬戸内芸術祭2016秋」、通称「瀬戸芸」に行ってきました。本当は23日の日曜日に行く予定でしたが、天気予報は雨…、仕方なく予定を変更しての決行。でしたが、なんと予想外の雨。まぁ、気分を入替え、雨の瀬戸内も良いものだと言い聞かせて、いざ出陣。しかし、しかし、甘かった。雨で寒い…、天気最悪。そして、それ以上に最低だったのは、ワタシ達の甘い計画。一日で豊島と直島二島をめぐる欲張りな計画…、スミマセン二島(女木・男木は別)は、無謀でした。瀬戸芸を甘く見てました。想像以上の人出と島の交通手段。増便をしているとは言え…、ゴメンナサイ、これぁ無理でした。まるで、太川陽介さんと蛭子能収さんの「路線バスの旅」です。常に船と路線バスの時刻表との睨み合い。この不便さが島の生活なんだと言い聞かせながら、各拠点のアートを堪能?? 本当はもっともっと、観たい行きたい所がいっぱいあるのに…、あぁ〜、なんてもったいない、それでも容赦なく日は沈む。



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↑ 豊島横尾館、横尾氏らしい世界が…。

それでもスゴイ、瀬戸芸。
 先に来島した、豊島はまだ小雨でした。島アートは「横尾忠則」と「トビアス・レーベルガー」を観賞させて頂きました。ワタシ達の世代では、かなりなじみ深い、横尾氏のアートが観賞できたのは、不幸中の幸いでした。そして、それ以上に、凄かったのは、豊島常設の「豊島美術館」…。



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↑ この道の向こうに美術館が…

豊島美術館
 瀬戸内海を望む豊島唐櫃(からと)の小高い丘に建設されるアーティスト・内藤礼と建築家・西沢立衛による「豊島美術館」。休耕田となっていた棚田を地元住民とともに再生させ、その広大な敷地の一角に、水滴のような形をした建物が据えられました。広さ40×60m、最高高さ4.5mの空間に柱が1本もないコンクリート・シェル構造で、天井にある2箇所の開口部から、周囲の風、音、光を内部に直接取り込み、自然と建物が呼応する有機的な空間です。内部空間では、一日を通して「泉」が誕生します。その風景は季節の移り変わりや時間の流れとともに無限の表情を伝えます。(豊島美術館HPより)



豊島
↑ 豊島の景色もアートです。

呼吸する、美術館。
 豊島美術館…、凄いです。美術館と言うより自然の要塞? よく分からないけれども、こう言うのを「アースワーク」って言うのかなぁ? 瀬戸内海の風光明媚な景色と真っ白な有機的空間だけで成り立つ不思議な空間なのです。そして「母型」と呼ばれる室内の足下には無数の小さな穴。その穴からは絶えず地下水が湧き出る。それはまるでた大地が呼吸する「汗」…。そしてその水滴が計算された傾斜を生き物の様に流れ出し、水滴が泉となり別の穴から地下へと堕ちて行く。それはまさに自然の神秘であり人体の神秘。そして開口部からの光や風、鳥の声、時には雨や風、たえず無限の表情を鑑賞者に伝えます。アートを超越した世界が体感できました。



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↑ 地下から湧き出た水滴が…

3年後も必ず来ます !
 雨で、寒くて、無計画…。それでも「瀬戸芸」スゴイです。このイベント(事業)の素晴らしさは、世界的なアーティストと島の自然・文化・風土等との融合。そして、そのアート作品を巡ることで、島の生活そのものを知る。実は、日常の生活と豊かな風土がなによりのアートであると言う事なのです。実際に奇抜はアート作品よりも、日常の島の生活風景が…、ワタシ的は好きです!!



2016.09.28 今半本店
逍遥
カッパのそぞろ歩きです。〈第二八話〉


受け継ぐこだわりの味…。
今半本店 2016年 9月



すき焼き

創業120年の浅草らしい老舗すき焼き。
 岡山出身、馬喰をはじめ日清戦争のころ日本軍の物資として缶詰等の扱いにより財を成した。その後上京し明治28年に割烹業をなした。大正時代に当時もっとも賑わう浅草の仲見世右裏に店を構え、大正12年の関東大震災により建物が倒壊ししてため昭和に入り再建しその当時の建築技術の粋を集めた建物はのちに今半御殿と言われた。その賑わいで「今半で景気を占う」と言われていた。



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映画的、グルメ ??
 ワタシの大好きな映画「異人たちとの夏」で登場する、浅草のすき焼き屋「今半」、この前の日曜日、念願かなって行ってきました浅草「今半本店」?? と思いや映画のロケに使われたのは、同じく浅草にある「今半別館」!! 少々、後ろ髪を引かれながらも「本店」へ、今更、ここのすき焼き(牛鍋)の美味しさを改めて書くのも失礼なのですが、やっぱり美味しい。関西のすき焼きよりもシンプルな具材。そう、すき焼きと言うよりも牛鍋。お肉もとろけるような柔らかさではなく、丁度いい固さ。お店の外観と同じで庶民的な旨さが忘れられません!!



今半別館

 上記のこの写真が「今半別館」です。ワタシ全く知りませんでしたが、この本店と別館は経営は別だそうです。こんな何も知らないバカヤローでスミマセン…。Yahoo!「知恵袋」でこんな記事を見つけました。

今半本店
 明治時代半ば創業の老舗。元々、本所吾妻橋に在った牛鍋屋さんが浅草に引っ越して開業したお店。今半の、本流と言えるお店です。

今半別館
 大正時代半ば、暖簾分けで芝に開業したお店が、戦争により、浅草に戻り再開。建物は、戦後に建てられた数寄屋造りで、内部も、かなり本格的に造られています。あの東宝映画「若大将シリーズ」で、加山雄三の実家、すきやき「田能久」本店だそうです。



浅草


そして夜は、楽しいオフ会…。
本当にありがとうございました!!






逍遥
カッパのそぞろ歩きです。〈第二七話〉


2016年、夏の尾道。
キラキラひかる…。
2106年 夏



尾道01

猫の細道。
 猫の細道は、尾道市の艮神社の東側から天寧寺三重塔にかけて続く約200mの細い路地です。作家の園山春二先生が生み出した「福石猫」を1998年よりこの路地に置きはじめ、この愛称で呼ばれるようになりました。また周辺には空き家を再生した隠れ家的なお店や美術館もたくさん点在しています。昨今では、全国から猫愛好家がたくさん訪れています。


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↑ ジブリのような世界が…??

ワタシなりの再起動。
 台風1号の影響での雨もあがり、夏の日差しが厳しい我が心の古里、尾道へ…。この一年で、愛猫グレィとクロロを失った心の痛手からまだ立ち直れないでいる情けないワタシなのですが、今日やっと猫の聖地・尾道「猫の細道」へ供養に行ってきました。猫の細道でよく見かける、「福石猫」〈詳しくはコチラを…〉に想いを告げて、キラキラ光る「逆光の海」を見ながらワタシの再起動を試みました。


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↑ 街の風景に溶け込んだ、この渡船の風景が好きです。

新たな尾道も見つけました。
 いつ見たのかも忘れましたが、西田敏行さんがナレーションを勤める、テレビ朝日「人生の楽園」で紹介してた、尾道・向島のお蕎麦屋さん「圓山」に行ってきました。圓山は尾道の対岸の向島…、もちろん尾道大橋からクルマでも行けますが、殆どの地元民は「渡船」を利用します。尾道駅前の「駅前渡船」で、たったの約5分(100円)で船旅。船に乗って食べに行く超ローカル十割蕎麦をいただきました。


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↑ 久しぶりに見た、渡船からの尾道…

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↑ さすがは、向島の店構え??

第二の人生の蕎麦は、新たな門出にふさわしい。
 「向島」にたったの一軒しかないお蕎麦屋さんです。ご主人は高校の教師として定年退職したあとに、そば打ち教室に通って、念願だったそば職人になられたそうです。奥深い信念と優しい人柄で、奥様と共に二人三脚で一所懸命、経営されてます。もちろんご主人自慢の十割蕎麦をいただきました…。汗と涙で少し塩っぱかったけど、もちろん星3つです!!


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↑ ご主人の優しさが伺える逸品です。




2016.04.17 出雲
逍遥
カッパのそぞろ歩きです。〈第二六話〉


神々が集う縁結びの聖地
出 雲


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ご縁でつながるまち歩き。
 九州が大変な事になっている、このタイミングで、本当にスミマセン…。一泊二日で島根に行ってました。今回の旅行は、映画でも福山○治つながりでもない、久しぶりの観光旅行をさせて頂きました。二度目の島根ですが、出雲大社は初めて、大国主大神を祀る神社、旧暦の10月(神在月)になると全国の神様が集い、様々な会議が開かれることから、縁結びの神社としても今は大ブレイク。しかし、食いしん坊のワタシは、やっばりご当地グルメが…、もちろん頂きました、「出雲そば」。何ですが、ワタシ的には「B-1グランプリ」でもおなじみの「出雲ぜんざい」が…!!



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ぜんざい発祥の地、出雲。
 ぜんざいは、出雲地方の「神在(じんざい)餅」に起因しているそうです。出雲地方では旧暦の10月に全国から神々が集まり、このとき出雲では「神在祭(かみありさい)」と呼ばれる神事が執り行われています。そのお祭りの折に振る舞われたのが「神在(じんざい)餅」だそうで、その「じんざい」が、出雲弁(ずーずー弁)で訛って「ずんざい」、さらには「ぜんざい」となって、京都に伝わったと言われているらしいです。そして、日本ぜんざい学会(愛Bリーグ本部加盟)が提供する「日本ぜんざい学会壱号店」で食べさせて頂きました。



島根02

食文化は、面白い !
 B-1グランプリに関わりさせて頂いて、つくづく思う事は「食べる」は「面白い」事です。この「出雲ぜんざい」未熟なワタシが今まで食べた、ぜんざいとは全くの別もの…。しっかりした小豆、決して砂糖で甘く味付けではなく、自然な甘さ。粒も大きく、しかもしっかりの食感。甘いのに、後にひかないあっさり感。ぜんざいは女子という概念を覆す「男のスイーツ」、さすがぜんざい発祥の地と思わせる想像以上の実力です。


やっぱり、今回もお腹いっぱいの旅でした。