カッパのみなソン
Selection vol.991



職業、会計コンサルタント。
ザ・コンサルタント 
2016年アメリカ



コンサルタント00

 田舎町で小さな会計事務所を構える物静かな男、クリスチャン・ウルフ。他人とのコミュニケーションに問題を抱える一方、数字に対して超人的な能力を発揮する彼は、裏社会と繋がりを持ち、彼らの仕事を請け負っていた。アメリカ政府当局もその存在には気づいていたが、なかなか正体を掴めずにいた。そんな中、ウルフのもとに大手メーカー、リビング・ロボ社の財務調査という依頼が舞い込む。しかし、同社の経理担当デイナとともに使途不明金の解明に乗り出した矢先、調査は一方的に打ち切られてしまう…。(後は映画を観てください)



コンサルタント01

 田舎のさえない会計士と裏社会の殺し屋という2つの顔をもつ男が、犯罪組織や企業の不正を暴いていく様を描くサスペンスアクションです。「バットマンvsスーパーマンジャスティスの誕生』では、バットマンというヒーローを演じたベン・アフレックが、アメリカの裏社会で暗躍するアンチ・ヒーローに扮し、新たな一面を見せる意欲作です。共演はアナ・ケンドリック、J・K・シモンズ。監督は「プライド&グローリー」「ウォーリアー」のギャヴィン・オコナー。



コンサルタント03


たわごと03
初めて見た、ヒーロー像?
 初めて見た、ヒーロー、いやアンチヒーロー像です。会計士と裏社会の殺し屋…、そしてコミュニケーション障害を持つ天才数学者。なんとなく、あの「レインマン」のアクション版?映画の冒頭で、主人公が老夫婦に不器用に節税指示をするシーンから始まり、少年時代にループしながら物語は深まっていく…。全く展開が予想できない新感覚のワクワク感、なんだけど、えっ、そう落とすの…!意外性と説明不足が交差しながらも見入ってしまう。名作なのか、駄作なのか?続編等を作ってくれなけぁ、納得できないと思ったのは、ワタシだけでしょうかねぇ!



コンサルタント02


※カッパの勝手な採点は…、
目が離せない、ベン・アフレック。

七点半



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カッパのみなソン
Selection vol.990



俺たち7人の流儀で、裁く。
マグニフィセント・セブン 
2016年アメリカ



セブン00

 開拓時代の小さな田舎町。そこでは冷酷な悪徳実業家バーソロミュー・ボーグが町の資源を独占しようと荒くれ者たちを従え、傍若無人の限りを尽くしていた。ある日、ボーグに夫を殺されたエマは、サムと名乗る賞金稼ぎの銃の腕前を見込んで、町を救ってほしいと住民からかき集めたなけなしの全財産を差し出し懇願する。最初は興味を示さなかったサムだったが、この依頼を引き受けることにし、ギャンブラーのジョシュをはじめ腕利きの男たちのリクルートを開始する。こうしてワケありのアウトロー7人が小さな町を守るために雇われた…。(後は映画を観てください)



セブン01

七人の侍×荒野の七人
 黒澤明監督による不朽の名作「七人の侍」を西部劇に翻案した「荒野の七人」をデンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホークら豪華キャストでリメイクした西部劇アクションです。監督は「トレーニング デイ」「イコライザー」のアントワーン・フークア。



セブン03


たわごと03
なかなか良い、リメイクです!
 ご存知、「七人の侍」と「荒野の七人」をリメイク。もちろんハードルは高かったはずが、予想外の出来栄えに吃驚。物語の行方は誰もが承知を前提として、兵たちのメンバー集めや村人たちの絆、敵を迎え撃つ奇策、そして多勢に無勢の逆転劇を一気に観せてくれる爽快なガンアクション。主演のデンゼル・ワシントンの存在感と風格はさすがでが、7人のキャラクターもなかなかバランスがよく魅力的。久しぶりに、理屈なく楽しめる痛快西部劇です!



セブン02


※カッパの勝手な採点は…、
改めて、黒澤明監督の偉大さに痛感!

カッパ採点7点




カッパのみなソン
Selection vol.989



夢中で生きていたら、ステキな恋がやって来た!?
いきなり先生になったボクが
彼女に恋をした
 2016年日本



いきなり01

 東京に来て3年になるイ・ヨンウンは、勤めていた会社をリストラされ、出張先の沖縄で途方に暮れていたところを外国語学校の経営者に拾われ、いきなり韓国語の先生になる。そんな彼の前に現われたのが、幼い息子を抱えたシングルマザーの山城さくら。彼女は韓国語ができると嘘をついてようやく旅行会社に仮採用されたばかり。そこへきて大きな取引がかかった韓国の旅行会社の社長が来日することになり追い詰められたさくらはヨンウンに個人レッスンを頼むのだったが…。(後は映画を観てください)



いきなり02

 韓国の人気アイドルグループ、SUPER JUNIORのイェソンと佐々木希が主演を務めるラブコメディです。沖縄を舞台に出張中に会社が潰れてしまい途方に暮れる韓国人青年と、彼に韓国語の個人レッスンを依頼したシングルマザーが次第に距離を縮めていくさまがつづられるます。佐々木希が自身初となる韓国語のセリフに挑戦しています。



いきなり04


たわごと03
なんとなく、いい感じ。
 昨日書いた、昭和の名作「誘拐報道」とは、全く対局と言っても過言ではない、韓流的な要素を取り入れた、ほのぼのラブストーリー。演出とか、演技力とか…。いろいろと気になる所はあるけれど、これはこれで良いのだと思います。可愛く、美しい佐々木希と、なぜかホッとするSUPER JUNIORのイェソン君との不器用な純愛ラブストーリー。韓流と邦画が、ほのぼのとミックスされた心が、ほっこりする作品で、ワタシは結構好きです。何よりも頑張る佐々木希が眩しいすぎます!!



いきなり03


※カッパの勝手な採点は…、
疲れた心が、癒されますよ?

七点半




2017.05.21 何者
カッパのみなソン
Selection vol.988



恋愛、友情、就活、裏切り。
何 者 2016年日本



何者01

 大学の演劇サークルに情熱を注ぎ周囲を冷静に観察・分析する拓人。拓人のルームメイトでバンド活動をしている天真爛漫な光太郎。その元カノで拓人が秘かに思いを寄せ続ける真面目女子の瑞月。瑞月の友人で偶然にも拓人たちの部屋の上に住んでいた意識高い系女子の理香とその同棲相手で画一的な就活に否定的な隆良。彼らは、ひょんなことから理香の部屋を“就活対策本部”と名付け、情報交換のために定期的に集まるようになる…。(後は映画を観て下さい)



何者02

 人気作家・朝井リョウの第148回直木賞受賞作を「ボーイズ・オン・ザ・ラン」「愛の渦」の三浦大輔監督が、実力派若手俳優の豪華共演で映画化した青春ストーリーです。SNSが大きな役割を果たす現代の就活事情を背景に、情報交換のために集まった5人の若者たちが互いに励まし合いながらも、過酷な就活競争の中で嫉妬や焦燥に振り回されていく悲痛で赤裸々な人間模様をリアルなタッチで描き出します。出演は佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之。



何者06


たわごと03
これが、僕たち(若者たち)のリアル…。
 正直、ワタシ達世代には理解に苦しむテーマなのでしょう。でも、きっと、これが現実を見事に映し出した今の青春像。就活に挑む5人の大学生たち。演劇に打ち込んでいた二宮拓人(佐藤健)、バンドに明け暮れた神谷光太郎(菅田将暉)、光太郎とつきあっていた田名部瑞月(有村架純)、聡明な小早川理香(二階堂ふみ)と彼女と同棲している宮本隆良(岡田将生)…、そして山田孝之。今後の日本映画の将来を背負っていると言って過言ではないメンバーが集結し、今どきの若者の青春を描きます。映画と言うより舞台劇を映像化し、見るのではなく、言葉を感じる、ある意味、少し地味、でも斬新な切り口。そして、この作品を観て、若者たちはどう感じるのだろう?と、感じることが、きっとオッさんなんだと痛感しました。



何者05


※カッパの勝手な採点は…、
青春も変わったね?

カッパ採点7点





カッパのみなソン
Selection vol.987



謎は、愛の物語に生まれ変わる
ある天文学者の恋文 
2016年イタリア



ある01

 著名な天文学者エドとその教え子エイミーは恋人同士。しかし2人の親密な関係は周囲には秘密にされていた。そんなある日、大学の講義に出席したエイミーは、エドが4日前に亡くなっていたことを知る。悲しみに暮れるエイミーだったが、その後もエドからの手紙や贈りものが届き続ける。その謎めいたメッセージに戸惑いつつも、彼が暮らしていたエディンバラや、かつて2人で時間を過ごしたイタリア湖水地方のサン・ジュリオ島などを巡り、彼が遺した謎に向き合っていくエイミーだったが…。(後は映画を観てください)



ある02

ジュゼッペ・トルナトーレ監督最新作。
 「ニュー・シネマ・パラダイス」「鑑定士と顔のない依頼人」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が一人の天文学者とその恋人を主人公に贈るミステリー仕立てのロマンティック・ストーリーです。主演は、「運命の逆転」「リスボンに誘われて」のジェレミー・アイアンズと「007慰めの報酬」「オブリビオン」のオルガ・キュリレンコ。



ある04


たわごと03
極上のミステリーは、切ない愛の物語に生まれ変わる。
 TSUTAYADISCASから送られてきた、この魅力的なタイトル(邦題)の一枚のブルーレイディスク。イタリアの美しい風景と陰影。あれ、これって、どこが見た空気感…。知れませんでした、「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督最新作だったんです。そうなんです、本当に美しく切ないんです。ただ最近の彼は、なんとなくミステリーがテーマみたいですね、前作の「鑑定士と顔のない依頼人」と「ニュー・シネマ・パラダイス」を合わせたような仕上がり? 娘と同じ歳の美しい愛人。ただ彼女は家庭を壊そうなどとは考えもしない、世界的にも著名な天文学者エドワード・フィーラムの知性と人間性に惚れこんだ若い愛人エイミー・ライアンはそんな都合のよい女性…。そう普通だとドロドロ、ゲトゲトのラブミステリーなんだけど、さすがは、ジュゼッペ・トルナトーレ監督ですね、甘酸っぱく、なんとなく心地よい大人の淡いラブストーリーに仕上がってます。



ある03


※カッパの勝手な採点は…、
オルガ・キュリレンコのスタント、さすがです!

七点半