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カッパのみなソン
Selection vol.1201



たった三度会ったあなたが、誰よりも深く愛した人だった。
マチネの終わりに 2019年日本



マチネ01

 天才クラシックギタリストの蒔野聡史は、その名を世界に轟かせる一方、キャリアの節目を迎える中で自分の音楽に迷いが生じて苦悩を深めていた。ある日、公演を終えた彼は、パリで活躍するジャーナリストの小峰洋子と出会い、強く惹かれてしまう。しかし彼女には婚約者がいた。それでも洋子への高まる想いを抑えきれない蒔野は、やがて洋子の前で素直な気持ちを言葉にするのだったが…。(後は映画を観て下さいね)



マチネ02

 芥川賞作家・平野啓一郎の同名ベストセラーを「そして父になる」の福山雅治と「死にゆく妻との旅路」の石田ゆり子の主演で映画化した大人のラブストーリーです。東京・パリ・ニューヨークを舞台に、世界的天才ギタリストと女性ジャーナリストが、運命に翻弄されながら繰り広げる6年にわたる切ない愛の軌跡を、美しくもほろ苦い筆致で綴る。共演は伊勢谷友介、桜井ユキ、木南晴夏、風吹ジュン、板谷由夏、古谷一行。



マチネ03


たわごと03
人生の後半が始まる…。
 我が家(奥様)で、かなりの影響力をもつ福山雅治氏。彼が主役の珠玉??の一本。遅ればせながら、観させて頂きました…、岩井俊二監督の「ラストレター」は、確か公開日初日に劇場に駆け付け観させて頂きましたが、このラブストーリーは、オッサンの「照れで」? さすがに遠慮させて頂き、公開初日に奥様お一人で劇場鑑賞をして頂きました。まぁ、それはそれとして、遅ればせながら観させて頂いた大人のラブストーリー「マチネの終わりに」…。映画だけには、くそ真面目なワタシとしては、まずは下調べとしてタイトルの意味をネット検索。なるほどね、「マチネ」とは、もともとフランス語で「午前中」を意味する言葉だそうですが、現在は演劇などの世界で「昼の公演」という意味で広く使われているそうです。と言うことは「マチネの終わりに」は、昼公演が終わる午後3時から4時ごろと、人生の後半が始まる40代ごろとを重ね合わせてつけられた題名だそうです。また、今回の撮影は最新のデジタルカメラを使わず、35ミリフィルムでの撮影だと知り、何となく、そして意外にも興味津々の鑑賞の運びとなりました…。



マチネ05

過去は不変ではなく、未来によって変わっていく。
 結論から書きます、ワタシ的にはキライでは無く、むしろ好きな映画の1本です。映画が醸し出す空気感や匂いは、さすがは西谷弘監督の職人技が光ります。ただ、どうなんだろう、原作を読んでないワタシが語るのもおこがましいのですが、物語の見えない部分、行間??が描けてなく、原作の文章を上手になぞった…?? 失礼ですが物語の深みが欠けているような気もします。ただ、それが決して間違ってはない?? のだとも思います、もちろん商業映画です、限られた尺(上映時間)の中で表現しなければいけません。福山雅治さんと石田ゆり子さんの男女の情愛に絞り込んだのでしょうね。ただ、この映画の根っことも言えるキーワード、「過去は不変ではなく、未来によって変わっていく」は、ワタシは凄く好きです。



マチネ04


※カッパの勝手な採点は…、
スマホを忘れただけなのに…?
カッパ採点7点




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カッパのみなソン
Selection vol.1200



絶対王者に挑んだ、男たちの奇跡の実話。
フォード vs フェラーリ 
2019年アメリカ



フォード01

 1950年代後半にレーサーとして活躍するも心臓を患い引退を余儀なくされたキャロル・シェルビー。今はスポーツカーの製造会社を立ち上げ、気鋭のカー・デザイナーとして活躍していた。その頃、アメリカ最大の自動車メーカー、フォード・モーター社では、ル・マン24時間耐久レースで絶対王者に君臨していたイタリアのフェラーリ社との買収交渉が進められていた。ところが契約成立を目前にして創業者のエンツォ・フェラーリが態度を急変させ、交渉は決裂。小バカにされた会長のヘンリー・フォード2世は激怒し、レースでの打倒フェラーリを誓うのだった…。(後は映画を観て下さいね)



フォード02

マット・デイモン vs クリスチャン・ベイル
 マット・デイモンとクリスチャン・ベイルの共演で熱き男たちの不可能への挑戦を描いた感動の実話ドラマです。1960年代後半のル・マン24時間レースを舞台に、アメリカ最大の自動車メーカー、フォード社から絶対王者フェラーリ打倒を託されたはみ出し者2人のプライドと情熱を懸けた戦いの行方を、リアルを追求した迫力のカーレース・シーンとともに描き出す。監督は、「LOGANローガン」「3時10分、決断のとき」のジェームズ・マンゴールド。



フォード05


たわごと03
男たちは、誰がために戦うのか!
 タイトルだけ見れば、もちろん「フェラーリ」と「フォード」のル・マン24での対決なのですが、物語の真髄は、レースの最先端で働くエンジニアで元ル・マン優勝レーサーのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)と、個性的で頑固者のレーサーのケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)の汗臭い男の友情物語なのです。
 そして彼らが挑むのは、天下フェラーリ(クルマに詳しくないワタシにも凄さは分かる)なのですがぁ、実は、巨大化し過ぎた「フォード」の会社体制との戦いでもあるのです。そしてもう一つ、ワタシがそれ以上に好きなのは、家族の絆。なんと言っても頑なすぎるケン・マイルズを支える、凛として美しすぎる、カトリーナ・バルフ演じる奥様はサイコー。マット・デイモン限りない存在感もクリスチャン・ベイルの体をはった演技も、彼女の笑顔で吹っ飛びますよ♪(かなりの依怙贔屓でスミマセン)。まぁ、それは兎も角、前評判通りの秀作です、是非ともご覧下さいね!



フォード07


※カッパの勝手な採点は…、
レースに勝っても、クルマのデザインは負けている?
8点




2020.05.23 イエスタデイ
カッパのみなソン
Selection vol.1199



昨日まで、世界中の誰もが知っていたビートルズ。
今日、僕以外の誰も知らない。
イエスタデイ 2019年イギリス



イエスタデイ00

 売れないミュージシャンのジャックが夢を諦めたその日、世界規模で12秒間の大停電が起きる。その瞬間、交通事故に遭い、意識を失って病院に担ぎ込まれたジャック。彼が目覚めると、そこはなぜか歴史上からビートルズの存在が完全に消えた世界になっていた。ジャックが仲間たちに弾き語りでビートルズの『イエスタデイ』を披露すると、幼なじみで友人のエリーは初めて聴く美しいメロディに驚き、大感動してしまう。やがてジャックが歌うビートルズの名曲の数々は、彼の持ち歌として世間の注目を集め、瞬く間にスターへの階段を駆け上っていくジャックだったが…。(後は映画を観て下さいね)



イエスタデイ02

 「トレインスポッティング」「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル監督と「ノッティングヒルの恋人」「ラブ・アクチュアリー」の脚本家リチャード・カーティスの初コラボで贈る音楽ファンタジー・コメディ。ある日突然、自分以外の誰もビートルズの曲を知らない世界に迷い込んでしまった青年が、彼らの名曲の数々を新曲として発表し一躍大スターとなっていく興奮と戸惑いの行方を描く。主演は英国の人気TVシリーズ「EastEnders」に出演のヒメーシュ・パテル。共演にリリー・ジェームズ、ケイト・マッキノン。またエド・シーランの本人役での出演も話題に。



イエスタデイ03


たわごと03
もし世界から、ビートルズと彼らの楽曲が消えたとしたら?
 この奇抜な設定だけで、もう映画として成り立ってます。ある日世界規模で12秒間の電磁パレス?による大停電が起きる。その瞬間、交通事故に遭い、意識を失って病院に担ぎ込まれたジャック。目覚めた世界は、なぜか失われている事柄が…、「コーラ」も「ハリーポッター」も、そして「ビートルズ」も…??? そんなことは知らずに、退院して友人の前で歌う、名曲中の名曲「イエスタデイ」…。その美しいメロディーと歌詞に友人達は涙する、ワタシ的には、このシーンが一番お気に入り、はじめて聞いた当たり前の名曲が凄く新鮮。そして、それから主人公ジャックたちの大奮闘が始まります。


イエスタデイ04

 「イエスタデイ」に始まり、単にビートルズの楽曲が劇中に流れるだけでなく、彼らの主演映画「ビートルズがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!」の名シーンや、「レット・イット・ビー」の中にも登場する、屋上での伝説的パフォーマンスなどのオマージュ…、これはきっとビートルズファンの方々はたまらんでしょうね!? 
 それでも、彼らの歌を歌いながらも自らの選んだ道に苛まれる主人公ジャック…、それを救うのは、これまたサプライズなのです。是非ともご覧下さい。まさに「ウソからマコト映画」の代表作のようなこの作品ですよ!



イエスタデイ06
▲エド・シーランも本人役での出演!



※カッパの勝手な採点は…、
ダニー・ボイル監督、快心の一作!

8点半


カッパのみなソン
Selection vol.1198



女スパイ? 私たちは天使(エンジェル)よ。
チャーリーズ・エンジェル 
2019年アメリカ


エンゼル01

 国際機密企業チャーリー・タウンゼント社で特殊訓練を受けたエリート女性エージェント組織、通称「チャーリーズ・エンジェル」。ある日、天才プログラマーのエレーナは、自身が開発した新エネルギー源“カリスト”が兵器に悪用されていることに気づき、エンジェルたちに調査を依頼する。さっそく変装を得意とするサビーナと元MI6のジェーンが、命を狙われているエレーナを守りながら調査を開始する。やがてエレーナは、そのハッキング技術が高く評価され、新たなエンジェルとしてスカウトされることに。それぞれの特技を活かし、核心に迫っていくエンジェルたちだったが…。(後は映画を観て下さいね)



エンゼル02

 1970年代から80年代にドラマで人気を博し、2000年代には2本の映画版も製作された人気シリーズを、キャストを一新して再映画化したアクションアドベンチャーです。主演はクリステン・スチュワート、ナオミ・スコット、エラ・バリンスカ。共演にパトリック・スチュワートと本作の監督も務めたエリザベス・バンクス。



エンゼル06


たわごと03
新・エンジェル再起動。
 アメリカでは大コケし、日本でもさほど話題にもならなかったこの作品なのですが、ワタシ的には結構イケてましたよ!リブート作品というより、続編?? まぁ、その辺はどうでも良いことで、新生エンジェルの活躍ぶりが今風で切れがいい、配役もストーリー展開もアクションすごく楽しく、期待以上に楽しめました。ただ。やっぱり、ワタシ達世代だと、オリジナルを思い出してしまいますよね〜。


エンゼル05

地上最強の美女たち!チャーリーズ・エンジェル
 アメリカでは1976年9月からスタートし、日本では1977年より日本テレビ系で放送のご存じ、「地上最強の美女たち!チャーリーズ・エンジェル」(我が地域では深夜放送)。初代エンジェルたちは、ケイト・ジャクソン、ジャクリーン・スミス、そして、当時のヤング(古!)に大人気のファラ・フォーセット。ワタシを含む多くのヤング達は、彼女たちの活躍と過剰なお色気に翻弄(メロメロ)されてましたよね。ただ、ワタシ的には、このシリーズの前作「地上最強の美女 バイオニック・ジェミー」の方が、実は好きでした?? 美しすぎる美女(日本語ヘン?)のリンゼイ・ワグナーさんが大好で、当時のバカな友人達とファラ・フォーセット派かリンゼイ・ワグナー派かをバカ討論したことを迂闊にも思い出してしまいました。今思えば、それも青春の1ページなのでしょうね??(情けないです)


エンゼル03憧れのお姉さん。
当時の代表的な映画雑誌、「ロードショー」と「スクリーン」。ファラもリンゼイも再々表紙を彩りましたよね。ワタシの浅はかな記憶では、ロードショーのリンゼイのカタカナ表記は、「リンゼイ・ワグナー」で、スクリーンは、確か「リンジィ・ワグナー」だっような記憶が…??(間違ってたらスミマセン)

※別に関係ないけど、オリビア・ハッセイは、スクリーンでは「オリビア・ハッシー」だったかなぁ??



ちょつと01
あなたはどっち派…?
 ブログを書きながら、非常に些細な事、どうでも良い事、馬鹿げた事が脳裏に浮かびました。少し大げさですが、やむを得ず、どちらかを選ばなければならない時(シーン)ってなかったですか…、例えば、先ほど記載した映画誌、「月刊ロードショー」と「月刊スクリーン」…。確かワタシは、買い初めは、ロードショーでしたが、何となく大人の香りがするスクリーンに乗り換えた…。いわゆる「スクリーン派」。まぁ、それがどうした?? なのですが、思い当たる「or」を幾つか挙げてみますね?

科学 or 学習
 科学と学習は、学研教育出版から刊行されていた小学生向け学習雑誌ですよね、ワタシは付録目当てで確か「科学派」でした。ただ、「はじめ人間ゴン」(後の「はじめ人間ギャートルズ」)が「学習」で連載されたたので非常に後悔したのを憶えてます。
中一時代 or 中一コース
 旺文社が発行してたのが「時代」、学研が発行してたのが「コース」。これまた、決定は付録、確か結構本格的な万年筆が付いてた「中一時代」を選びました。ただ読んだ記憶が全くないのはワタシだけでしょうか??
月刊ロードショー or 月刊スクリーン
 上記にも記載しましたが、最初は「ロードショー」から始まり、徐々に「スクリーン」へと…、そして二十歳からは、今もお世話になってる「キネマ旬報」。思い起こせば映画誌とも永いお付き合いです。
週刊ジャンプ or 週刊チャンピオン
 これに関しては、「ジャンプ」と「チャンピオン」だけではなく、もちろん「マガジン」「サンデー」「キング」等々もありましたが、ただ当時のワタシ達の町では、ジャンプ派とチャンピオン派に大きく別れてました。ワタシはジャンプ派を装いながら、実は秋田書店のチャンピオンの方が好きでした。
週刊プレイボーイ or 週刊平凡パンチ
 ご存じ、時代を形成した青年週刊誌ですよね、ワタシ達の青春期には、圧倒的に「週刊プレイボーイ」の発行部数が多く、ワタシも含めて、ちょっとエッチな「週刊プレイボーイ派」だったでしょうね?

 と言うように、きっと世代が異なっても、様々時期・様々なシーンで「選ばなければならない」事柄がありますよね、その些細な選択が後の「私」を創り出すのかも知れませんね(大げさでスミマセン)?もし宜しかったらあなたの「or」も教えて下さいね!


※カッパの勝手な採点は…、
チャーリーズ・エンジェルは永久に不滅です。
カッパ採点7点



カッパのみなソン
Selection vol.1197



それは、ある少年の反抗期からはじまった。
ブライトバーン 恐怖の拡散者 
2019年アメリカ



バーン01

 子どもができずに苦しんでいたトーリは、謎の飛来物が落下した森の中で赤ん坊を見つけると、彼をブランドンと名付けて夫のカイルとともに自分たちの子どもとして育て始める。12年後、聡明で才能あふれる少年へと成長したブランドンだったが、あることをきっかけに自分に備わった特別な能力に目覚めていく。次第に反抗的な態度が目立ちはじめ、トーリの中にも愛する我が子への疑念が芽生えだすのだったが…。



バーン02

 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガンが製作を務めたSFホラーです。従来のスーパーヒーロー物語の定型を踏まえつつ、もしもスーパーパワーを手にした少年が邪悪な心を持っていたら、との想定で繰り広げられる惨劇の行方を描き出す。出演はエリザベス・バンクス、デヴィッド・デンマン、ジャクソン・A・ダン。監督は「インバージョン転移」のデヴィッド・ヤロヴェスキー。



バーン03


たわごと03
我が映画史に刻まれた、厭な映画?
 確か、ワタシの浅はかな記憶では、クリプトン星から地球に落ちて来た、幼子はケント夫妻に育てられたから、高潔な「スーパーマン」に成長し、地球を幾度も救った…。誰もが知ってるスーパーマン的常識ですよね。ただ、今回のこの子はダメダメ…、子どもがどうしても欲しい、夫婦トーリとカイルの家に落ちて来て、スーパーマン同様、愛情に包まれて育っていく…、なのに誰もが経験・体感する、思春期、そして反抗期。そのモヤモヤと憤りで、殺戮を繰り繰り返し“捕食者”となってしまう。
 確か「マン・オブ・スティール」のスーパーマンの育ての親は、ケビン・コスナーとダイアン・レイン、今回のブランドンのご両親トーリとカイルは、ゴメンナサイよく知らない…。確かに存在感は格差があるけど、そんなの関係ない?? 彼らはブランドン君に捧げた時間は決して間違ってない!なのに、なのに×××なのです。まぁ、映画ですから、それも有り。一言で言うと「権太のスーパーマン」なんです。



バーン04



※カッパの勝手な採点は…、
性教育は慎重に?
カッパ採点7点