カッパのみなソン
Selection vol.976



そして、歴史は変わる…。
機動戦士ガンダム 
THE ORIGIN IV 運命の前夜
2016年日本



オリジン01

 宇宙世紀0077年の“暁の蜂起”のあと、シャアは地球に向かい、カジノを渡り歩くギャンブラーが連れていた不思議な力を持つインド出身の少女、ララァ・スンと出会う。一方、RX-78開発計画を推進するアムロの父テム・レイはジオンのモビルスーツ開発の重要人物、ミノフスキー博士の亡命の報せを受け月を目指す。月面のトワイライトゾーンで、人類史上初のモビルスーツの死闘が繰り広げられる…。(後は映画を観てください)



オリジン03

 「機動戦士ガンダム」でキャラクターデザインとアニメーションディレクターを手がけた安彦良和による人気コミックのアニメ化4部作の最終章。時代に翻弄されたジオンズム・ダイクンの子供たち、のちのシャア・アズナブルとセイラ・マスが辿る運命と、テレビアニメでは描かれなかった一年戦争開戦前の出来事などが明らかになります。



オリジン06


たわごと03
役者は、出揃った!
 初代ガンダム世代としては、いよいよ盛り上がってきた感じですね。少々強引なストーリーも、このキャラクターたちが登場すると、ガンダムファンたちは、不思議となぜか許せてしまう…。なんとなく疑問符だった物語が、だんだんと繋がっていく満足感。たどり着くのは、もちろん、あの「ファーストガンダム」だとわかっているのですが、なぜかワクワクします。もちろんガンダムの世界観の完成度の高さ、だから成り立つ前日譚なのですが、それはもう、アニメではなく、誰もが知る、もう一つの世界史なのでしょうか?



オリジン04



※カッパの勝手な採点は…、
シャアの機体が赤い理由が、描かれてない。
カッパ採点7点




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2017.04.24 美女と野獣
カッパのみなソン
Selection vol.975



不朽の名作を完全映像化。
美女と野獣 2017年アメリカ



野獣00

 美しいが傲慢だった王子が魔女の呪いによって醜い野獣に変えられてしまう。呪いを解くためには魔女が残したバラの花びらがすべて散る前に誰かと心から愛し合わなければならなかった。以来、王子は城に籠り、絶望の中で心を閉ざして時を過ごしていた。一方、田舎の小さな村で父モーリスと暮らす美しい女性ベル。読書家で進歩的な考えを持ち広い世界を見たいと願う彼女は周囲から変わり者と見られてしまう。そんなある日、モーリスが森で遭難し迷い込んだ城で野獣に捕らえられてしまう。モーリスを探して城までやってきたベルは野獣の姿におののきながらも父の身代わりとなり城に留まることを決意する…。(後は映画を観てください)



野獣02

 ディズニー・アニメ不朽の名作「美女と野獣」を「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソン主演で実写映画化したファンタジー・ラブロマンスです。魔女の呪いで醜い野獣に変えられた王子と聡明で心優しきヒロインの真実の愛をアニメ版の名曲の数々に加え、新たに書き下ろされた新曲とともに絢爛豪華なヴィジュアルで描き出します。共演はダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス、ケヴィン・クライン、イアン・マッケラン、エマ・トンプソン。監督は「ドリームガールズ」「Mr.ホームズ名探偵最後の事件」のビル・コンドン。



イオン01


たわごと03
街に映画館が、やって来た!
 今日は、我が映画史にとって記念すべき1日です。なんと我が街にも、シネコンが出来ました!待ちに待った映画館が、それも最新の設備を備えた「イオンシネマ」が完成し、今日が初めての公式上映。有り難いことに、シネアド(劇場前の企業CM)の仕事も絡ませて頂いているため、何としても初日の一番スクリーン(メイン)での鑑賞を希望し、真新しいプレミアムシート(日本初導入のVsound)で観せて頂きました。ディズニー不朽の名作「美女と野獣」。



野獣03

それ以上の安定感とトキメキ。
 もちろん、アニメ不朽の名作「美女と野獣」も観ましたし、最近ではフランスとドイツと共同製作の意欲作も観させて頂きました。がぁ、やはり餅は餅屋。さすがですねディズニーさん。ソツがない、スキがない、これぞ映画だを十分に味わえます。もちろん最新の立体音響テクノロジー 「DTS:X」も加わり、映画以上のステージ(舞台劇)を観ている感覚。日本語吹き替え版でしたが、岩崎宏美さんたちの歌と吹き替えは完璧です。そして、世界中が知っている、主役のエマ・ワトソンも、美しすぎず、ちょうど良い感じ。映画館で絶対見て欲しい作品ですね!



イオン002


※カッパの勝手な採点は…、
オープニングに相応しい、作品ですね!

七点半




カッパのみなソン
Selection vol.974



不朽の名作、感染。
高慢と偏見とゾンビ 
2016年 アメリカ



高慢01

 18世紀末、イギリス。謎のウイルスが蔓延し増殖したゾンビが次々と人々を襲っていた時代。片田舎に暮らすベネット家の5人姉妹は幸せな結婚に憧れながらも、カンフーや剣術の訓練に励みゾンビと戦う日々を送っていました。そんなある日、近所に資産家のビングリーが引っ越してきて、さっそく舞踏会が開かれることに。思いがけない殿方たちとの出会いのチャンスに胸をときめかせる姉妹たちだったが、次女のエリザベスは、ビングリーの友人ダーシーの高慢な態度に反感を抱いてしまう。以来、ことあるごとにダーシーに反発してしまうエリザベス…。(後は映画を観てください)



高慢02

 ジェーン・オースティンの古典、「高慢と偏見」をベースに、原文をほぼそのまま用いつつ、内容を過激なゾンビ・アクションに改変して話題を集めたセス・グレアム=スミスの同名マッシュアップ小説を「シンデレラ」のリリー・ジェームズ主演で実写映画化。18世紀末のイギリスを舞台に、結婚への葛藤と恋のすれ違いに胸を焦がしながらも、増え続けるゾンビに立ち向かっていくヒロインの運命を描く。共演はサム・ライリー、ジャック・ヒューストン、ベラ・ヒースコート、チャールズ・ダンス、レナ・ヘディ。監督は「セブンティーン・アゲイン」「きみがくれた未来」のバー・スティアーズ。



高慢05


たわごと03
一線を超えてしまった、ゾンビ。
 とうとう、ここまで来てしまいましたか、古典文学とゾンビの融合。あるようでなかったこの組み合わせ、それもジェーン・オースティンの名著「高慢と偏見」をゾンビがはびこる終末世界に置き換えた新種のゾンビ映画を生み出してしまいました。文学にゾンビを入れるなんて、良くも悪くも、よくまぁ、思い付いたものですね。そして、それを真剣に映画化した企画力と言うか、映画製作的「高慢さ」が、凄すぎる。映像も、 2005年版の「プライドと偏見」にも劣らぬ本気モードと想定外にも良くできたアクション。美しさと切なさと力強さを混ぜ込んだ不思議な秀作ですね??



高慢03



※カッパの勝手な採点は…、
ゾンビよりも、彼女たちが怖い?
カッパ採点7点




カッパのみなソン
Selection vol.973



決して、屈するな。決して、あきらめるな。決して、戻るな。
ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 
2015年 アメリカ



ジャック01

 元陸軍内部調査部のエリート軍人で今は放浪の旅を続ける一匹狼の流れ者ジャック・リーチャー。ある日、かつての同僚スーザン・ターナー少佐を訪ねることになったリーチャーだったが、彼女がスパイ容疑で逮捕されたことを知る。何らかの陰謀に巻き込まれたに違いないと直感し、すぐさま拘禁されているターナー少佐を脱出させ、2人で逃亡を図る。そして執拗に迫る追手をかわしつつ、ターナー少佐の汚名をそそぎ、軍内部に蠢く陰謀の正体を明らかにすべく奔走するリーチャーだったが…。(後は映画を観てください)



ジャック02

 リー・チャイルドのベストセラー・シリーズをトム・クルーズ主演で映画化した大ヒット・アクション「アウトロー」の続編です。原作シリーズの18作目「ネバー・ゴー・バック」を基に、スパイ容疑で逮捕されたかつての同僚ターナー少佐の潔白を証明すべく、巨大な陰謀に立ち向かうジャック・リーチャーの活躍を描きます。共演はコビー・スマルダーズ。監督は「ラスト サムライ」のエドワード・ズウィック。



ジャック05


たわごと03
フーテンのトム・クルーズ?
 前作「アウトロー」が結構好きだっただけに、この続編のレンタルを楽しみにしてました。あの「ジャック・ライアン」ではなく、ジャック・リーチャー、と言うか、ワタシ的には、なぜかフーテンの寅さんのイメージ? そんな謎の風来坊の元米軍憲兵隊捜査官を、同世代のハチャメチャ・カリスマ映画人トム・クルーズが、もちろん体当たりで演じます。鍛え上げた肉体美も少々色あせましたが、それでもさすがです、走ります、殴ります、蹴ります、飛びます…、時代の最先端の「ミッション~」シリーズとは、全く対局のアクションなのですが、何となく70年代のテイストが心地よく、少々ムチャな脚本も、それはそれなりに納得してしまう、まさに、彼だから成り立つ力技の秀作です。



ジャック04


※カッパの勝手な採点は…、
ターナー少佐さんも、凄いぞ!

七点半




2017.04.17 名もなき復讐
カッパのみなソン
Selection vol.972



復讐するは…
名もなき復讐 2015年 韓国



復讐00

 ジウンは射撃の代表候補選手だったが、交通事故に遭い両親を亡くし、事故の後遺症で言語障害が残り射撃の道も絶たれる。工場で働き、無気力な日々を送っていた。ある日、ジウンは帰宅途中に3人の男に廃屋に連れ込まれ、暴行を受ける。身も心もボロボロになった彼女は、警察にたどり着いたものの、応対した刑事はまともに取り扱ってくれない。憔悴しきり帰宅したところに再び暴漢の一人が現れ、襲われそうになる。残ったわずかな力を振り絞り抵抗するうちに、ジウンは男を殺してしまう…。(後は映画を観てください)



復讐04

 報復に踏み切った被害者の苦悩を映す復讐劇です。交通事故で両親も夢も失い言語障害を負ったジウンは、ある日帰宅途中に男たちに暴行される。警察にも邪険に扱われ、彼女は自らの手で断罪しようとする。特集企画、「反逆の韓国ノワール2016」の一篇。主演はドラマ「Mimiミミ」のシン・ヒョンビン。監督は、本作が長編初監督のアン・ヨンフン。


たわごと03
帰らざる、美しき復讐者。
 自国韓国の法制度に投げかけた重いテーマです。創り手の熱い想いは、十分に伝わってくるのだけれど、なんとなく不自然な脚本と演出…。射撃の名手による復讐劇という明確な切り口と腐敗した韓国社会。もちろん韓国だけでなく、日本でも同じなのですが、なぜか共感度にかけます。言語障害を持つ美しき復讐者の行動も最後に女刑事の行動も、何でこうなるの? 何です。凄くもったいない気がします!!



復讐02


※カッパの勝手な採点は…、
ハリウッド・リメイクなら、良いかも?

六半