映画的旅情
【其の二十四】


とっておきの津山…?
かなうなら夢のままで、in 津山
2017年 10月



津山02

 10月14日…、今にも雨が降りそうな曇り日の週末、岡山県津山市い行ってきました。津山と言えば、あの「八つ墓村」のモチーフともなる「津山事件」。小説では西村望氏が、「丑三つの村」として描き、その後は映画化もされてます。がぁ、今では、そんなおどろおどろし〜い町…、ではなく、最近ではご当地グルメとB'z。でかなりブレイクしている町なんです。まずは、ご当地グルメの「津山ホルモンうどん」。ご存知、まちおこしイベント「B1グランプリ」でもシルバーグランプリを受賞するなど、ご当地グルメの先駆者的な重要なポジション。津山自慢のホルモンから出る独特な旨味がうどんと絡み合い、さらに深みのあるタレとベストマッチの津山ならではの逸品です。



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↑地元の方は、2玉が当たり前だそうです。(写真は、1玉です)

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↑このノスタルジックな食堂は、地元でも大人気の「橋野食堂」。


そして津山と言えば、稲葉浩志さん?
 ご存知、B'zの稲葉浩志さんの生まれ故郷。橋野食堂から数百メートル入ったところに、彼のご実家であるイナバ化粧品店があります。お母様を始めスタッフの気負わないアットホームな対応が評判で毎年訪れるファンや海外からの訪問客も多いそうです。お店がファン同士の集いの場になることもあり、気兼ねなく来店してもらえるようにとお店の一角にはB'zコーナーを設け稲葉浩志さんの子供の頃から高校生までの思い出アルバムが手に取って見られるようになってそうです。まさにファンたちの聖地なのです!




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↑かなり津山に貢献してますよ!!


たわごと03
想いには、引力がある!
 「津山ホルモンうどん」も「B'zの稲葉浩志さん」でもなく、遠路はるばる津山に来た訳は、実は小椋佳さんの「歌談の会」。小椋さんは、大林監督と並ぶ、我が人生の師匠。近県でのコンサートへは、できるだけ参加しようと今回も岡山の津山へ一泊二日の小旅行を決行しました。「歌談の会」とは、通常のコンサートとは少し異なり、歌だけではなく歌で綴った物語…。小椋さんが書き下ろした「物語」に、小椋さんの「歌」と「語り」で構成されたステージなのです。小椋佳ファンなら、大掛かりなコンサートよりも、小椋佳らしいこのステージの方がより楽しめます。〜なのですが、実はワタシ的にとんでも無い事がありました。歌談の会の翌日の朝、ホテルのエレベータで、なんと、なんと、小椋夫妻と遭遇!もちろん同じホテルでの宿泊だったのですが、超密室で嬉しい偶然…。ご想像通り、もちろん真っ白、憧れの小椋さん夫妻とワタシたち4人。「ボ、ボクは…、中学生〜のフ、ファンです」などと訳のわからない日本語で…、それでも奥様は和かに、小椋さんは小椋さんらしく冷静かつ和かに、対応してくださいました。ワタシにとっては、なんとも幸せな一瞬、はるばる津山に来て本当に良かったと…、嬉しい冷や汗を掻きながら、想い出の津山を後にしました。(ありがとうございました!)



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↑あっ、すみません、寅さん最終話「寅次郎紅の花」のロケ地です。


そんな、ワタシに…。
10点



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2017.09.24 男木島 
映画的旅情
【其の二十三】


極上のノスタルジック
いつか見た、男木島
2017年 9月



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 香川県高松市沖にぽっかり浮かぶ男木島(おぎじま)。最近では「猫の島」で、かなり有名になりましたが、知らない人は全く知らない、地元の香川県の方にも、あまり馴染みのない島でした…、もちろんお隣の我徳島でも「瀬戸内国際芸術祭」がなかったら、全く知る事がなかった孤島。しかし、ワタシ的には、かなり前から興味津々の島なのです。そして、やっとその憧れの「男木島」に行くことができました。昨年の「瀬戸内国際芸術祭」では、豊島と直島しか行くことができず、やっとの事で、夢叶い真新しいカメラ片手に日帰り小旅行を決行しました!



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もちろん、猫さんが…。
 高松港から女木島(鬼ヶ島)経由で、フェリーで約40分…。船を降りると、さすがは「猫の島」ですね、いきなりの猫さんたち。もちろん片耳を少しカットされた「地域猫」たちが大歓迎してくれます。「超猫バカ」のワタシとしては、もうこれだけで大満足。持参してきた、キャットフードを片手に「猫島・男木」を散策させて頂きました。



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↑猫好きには、たまりませんね〜

もう一つの楽しみは、映画のロケ地。
 瀬戸内海には、映画やドラマの舞台となった島が数々あります。そしてこの男木島のシンボルの灯台は、木下恵介監督の名作「喜びも悲しみも幾歳月(1957年公開)」のロケ地なのです。そして日本の灯台50選にも選ばれた「男木島灯台」。フェリー乗り場から、島を半周するように北に歩いて約30分ほどの距離を汗をかきながらの散策。途中で野生のイノシシとも遭遇するなど、今までのロケ地巡りの中でも、かなりハードな体験をさせて頂きました。



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↑少し曇り気味なのが残念でした。

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↑もちろん、アートの島としても楽しめます。


たわごと03
実は、密かな想いが…。
 「猫の島」「芸術の島」で昨今は何かとよくメディアでも取り上げられますが、実はワタシとしは、もう一つの「キーワード」がありました。実はあまり知られてはいないのですが、ワタシの大好きな作家・西村寿行氏の生まれ故郷なのです。そう大ヒットした「犬笛/原題:娘よ、 涯なき地に我を誘え」や「黄金の犬」「君よ憤怒の河を渉れ」等々、数多くの大ヒット作を生み出した、昭和のバイオレンス作家。そして、彼のお兄さんは、西村望氏。彼もまた「鬼畜」や「犬死にせしもの」等々を生み出した映画的作家なのです。



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映画的の原風景…?
 そんな彼らの足跡を島の小さな図書館で見つけることができました。この小さな瀬戸内の孤島で、彼かは何を思い、何に希望し、どのように過ごしたのだろう。そして作品だけで、実は何も知らない西村寿行。彼の初期の作品、「瀬戸内殺人海流」や「蒼き海の伝説」などを思いながらキラキラ光る瀬戸内の海を見つめていました。そう、そして、過去ではなく進行形なのは、かつて、高倉健・原田芳雄主演で映画化された「君よ憤怒の河を渉れ」が、何と「福山雅治さん」主演で、「追捕 MANHUNT」として、ジョン・ウー監督がリメイク。まだまだ、健在なのです、寿行ワールド!そう結局今回も、この瀬戸内の「蒼き孤島」を散策しながら、やはり映画のことを考えてました。(いつもの事でスミマセン)



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↑汗をかいた後の「島飯」は、サイコー!



逞しい、猫さんたちと美味しい魚に!
10点



2016.02.06 竹原〜尾道
映画的旅情
【其の二十二】


時をかけるツアー…
ふたたびの竹原…。
2016年 2月



竹原00
 
 ワタシ事ですが、奥様の愛車アクアSが、アクアX-URBAN“Solid”へとバージョンアップ。折角の新車なので試運転をしなければと…、2014年12月に訪れた「竹原」へ「お好み焼き」を食べに行きました。そう「時をかける少女」の重要なロケ地、醤油屋「堀川」。現在は醤油の倉を利用した地元でも人気(ミシュランガイド広島でも紹介)のお好み焼き屋さんとなってます。前回は、お腹いっぱいで食べる事ができず…、そしてリベンジとして徳島市内から往復、約500キロかけて行ってきました。


竹原02


竹原01

 片道、約250キロかけて来た、なんとも贅沢な「竹原焼き」を頂きました。もちろん美味しくない訳がない…。超有名な広島焼きとはひと味違う、素朴でやさしい味。観光客と地元の方とが、ふれあうアットホームなお好み焼き屋さんです。そして今でも「時をかける少女」に想いを込めた、オッサン達も訪れるそうです!! ただ、今回もまた、残念な事が…。もちろん竹原は「マッサン」の生まれ故郷。そしてその原点「竹鶴酒造」…、売り切れてました、残念です!!


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きっと、必ず、また来ます!!





2015.12.28 江ノ島
映画的旅情
【其の二十一】


鎌倉ロケ地巡り…
海街 江ノ島
2015年 冬



ブンサ01
※撮影カッパ

海猫食堂のロケ地は、江ノ島のレトロな食堂。
 今年最後の週末は、恒例の横浜旅行…。もちろん奥様は福○コンサートへ、そしてワタシは、つかりこさんとちょい若さんとの楽しいオフ会を存分に楽しませて頂きました。(本当にありがとうございました)そして少し二日酔いで、先日観た「海街 diary」のロケ地巡りを決行…。と言っても、この上の写真の「文佐食堂」へ直行。この食堂は、すず(広瀬すず)が所属する地元のサッカーチーム・オクトパスのメンバーと共に訪れたり、姉妹が昔から通う「海猫食堂」として登場してます。昭和の雰囲気が残る建物で店内に入るとタイムスリップした感覚に襲われます。お店はご姉妹で切り盛りされてて、意外にも観光客らしき人はゼワタシだけ、江ノ島の釣り人や地元の仕事人たちがごく普通に定番メニューを旨そうに食べてました。



文佐食堂03


もちろん、しらす丼頂きました。
 自称ロケ地巡りオヤジのワタシ。今までも多くの映画のロケ地を巡らせて頂きましたが、この「文佐食堂」は凄い。江ノ島という日本有数の観光地にありながら、観光客は殆どゼロ。店内には原作マンガと少しのロケ記録がありましたが、映画は映画、仕事は仕事。あくまでも地元常連さんの世界。ワタシも地元の若者達に負けず、ごく普通に「しらす丼」と「スーパードライ」を頂きました。(もちろん絶品、でも飾りなし!!)


しらす
※撮影カッパ


なんと江ノ島は、ねこ島だった。
 実は、この文佐食堂の周りは、ワタシの大好きな猫さんがワンサカ。失礼ですが超ボロの個性的な猫さん達。そんなボロの可愛い猫さんたちは、地元の人たちとほのぼのと共に暮してました。何とその辺の家の軒先には、小さな猫の餌入れを完備され、所々には雨風が凌げる猫小屋までもが…。そうこの地域は「江ノ島の猫を見守る会」が島に捨てられた猫たちを保護していました。もちろん賛否両論なんでしょうが、動物と人間の自然な関係が当たり前に思える光景を魅せて頂きました!!


ねこ
※撮影カッパ


つかりこさん、ちょい若さん、
楽しいオフ会、ありがとうございました !






2015.11.07 京都太秦
映画的旅情
【其の二十】


ちょっといいやん…
太秦キネマストリート
2015年 秋


魔人

魔人が護る、映画の街。
 大映通り商店街は、太秦広隆寺から帷子ノ辻に至る全長約700mの商店街。戦後、定期的に夜店が軒を並べる夜市から始まり、徐々にいろいろなお店が出店することにより商店街としての形が整い、昭和46年に振興組合が組織されました。かつてこの界隈には大映をはじめ映画の撮影所が立ち並んでいたことから、商店街には撮影の合間に映画スターが衣装のままで通りを歩いていたとか、俳優の名前がついた定食があるとか、有名監督の作品に出演経験をもつ名物店主がいるなど、さまざまな“映画”にまつわるエピソードが息づき「キネマストリート」の名でも親しまれています。


たわごと03
通りの名は、今も「大映」。
 本当は、11月3日(文化の日)に行く予定だった、日帰り京都。ワタシの毎度恒例の風邪のため本日に変更。今頃の京都は、もちろん紅葉目当ての観光客がわんさか…、しかし、映画ガッパとしは、前から気になっている街「太秦」。一般的には、太秦と言えば「東映太秦映画村」なんでしょうが、ワタシ的にはイベントパビリオンではなく、今もなお、映画の街として呼吸している街「大映通り商店街」〈←京都太秦物語〉へ参上させて頂きました。




電車

嵐電が誘うキネマの街。
 太秦広隆寺駅へと運んでくれた京都唯一の路面電車「嵐電」は、古き良き銀幕の世界へと運ぶタイムマシーンのようです。昭和以前の太秦は、竹やぶで覆われた集落で、そこに嵐電が通り、映画人が足を踏み入れ、徐々に街が開けたそうです。関東大震災後に、京都へ大移動した多数の映画会社も次第に太秦周辺へ移行し、やがて大小20を超える撮影所が立ち並ぶ「日本のハリウッド」へと変貌していったそうです。今では、北に東映京都撮影所と映画村、南にはかつての大映京都撮影所後と現在も稼働中の松竹京都撮影所があります。


駅
※数多くの映画人が降り立った嵐電の駅


「羅生門」の記念碑が…
 広隆寺前交差点を南へ、太秦小学校の角を西へ進むと、かつての大映撮影所の跡地、校門の南側には撮影所の正面に揚げられていた門標が当時と同じ場所に残されています。そして校門北側には、日本映画の名作「羅生門」の国際賞受賞記念碑が…!!(日本映画ファン必見です)


黒澤
※「羅生門」国際賞受賞記念碑


碑
※太秦中学校前に残る大映の門標


キネマストリートは「!」が、いっぱい。
 あの「大映」の名を冠し、大魔神がドッシリと街を護る商店街。そこには、昔ながらの食堂・喫茶店があり、散髪屋、花屋、八百屋、肉屋、豆腐屋など「〜屋」と付くお店が存在し、街の人たちの息づかいを感じる事ができる不思議な空間です。そして映画とのエピソードもいっぱいあるとの事です!! 例えば…


萩

 雰囲気のあるレンガ造りの洋風建築?? この「萩」の名物はハンバーガー。京都にまだ、マクドナルドもモスバーガーもない時代から変わらぬ味で大人気、なんと吉永小百合さんも愛された逸品だそうです。


たぬき

 かつて伝説の美人女優・夏目雅子さんが映画雑誌を買いに訪れ、元祖映画アイドル薬師丸ひろ子さんが店頭で立ち読みを…、郷ひろみさんが自転車を借りた等々、数々の秘話を持つ書店「たぬき堂」。


※カッパの勝手な採点は…、
大魔神に逢いに行こう !
カッパ