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2019.04.08 なつぞら
ドラマのツボ
 part.99



連続テレビ小説100回記念番組。
なつぞら 2019年 朝ドラ



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 1946(昭和21)年初夏、戦争が終わり、奥原なつは柴田剛男に連れられ、北海道・十勝にやって来た。戦災孤児のなつを受け入れた酪農一家・柴田家は、北陸からの開拓移民。剛男となつの父とは戦友で、もしもの時は、お互いの家族の面倒を見るという約束をしていた。剛男の義父・泰樹は偏屈者で知られていた。泰樹は、なつを厄介(やっかい)者と言いながらも内心、不憫(ふびん)に思っていた。子どもながらに覚悟を決めたなつは、牛馬の世話や乳搾りを懸命に手伝う。なつの頑張りに心を動かされた泰樹は、生きる術(すべ)をとことん叩き込む。なつも天真らんまんな子どもらしさを取り戻していく…。(後はドラマを観て下さいね)



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ヒロイン「奥原なつ」のモデルは「奥山玲子」さん。
 この朝ドラ「なつぞら」が描くのは日本のアニメーションの草創期。「北海道・十勝編」「東京・新宿編」「アニメーション編」で構成され、地方出身のヒロイン、奥原なつ(広瀬すず)がアニメーション業界に飛び込み、みずみずしい感性を発揮してゆく姿が描かれる、という。そして、広瀬すずが演じるヒロイン「奥原なつ」のモデルは「奥山玲子」さん。奥山さんは小田部氏の夫人で、日本のアニメーションの草創期を支えた女性アニメーター。(惜しくも2007年5月に死去)



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奥山 玲子 おくやま れいこ
 宮城県仙台市生まれ。東映動画に入社し、『白蛇伝』の動画を担当。『アラビアンナイト シンドバッドの冒険』で原画に昇格。『わんぱく王子の大蛇退治』ではヨルノオスクニのパートのデザイン・原画を担当。スタジオでは女性アニメーターのリーダー的存在として腕を振るう一方、労働組合の活動にも積極的に参加し、女性の処遇改善や合理化阻止を掲げて闘った。『太陽の王子 ホルスの大冒険』『長靴をはいた猫』『ながぐつ三銃士』などの原画、『海底3万マイル』の作画監督(共同)など、長編の筆頭原画やテレビシリーズの作画監督・原画を歴任。『にんぎょ姫』では女性初の長編作画監督を単独で担当。『母をたずねて三千里』『龍の子太郎』では、夫の作画監督・小田部羊一氏の補佐を務めた。銅版画家としても数々の個展を開催。1991年には銅版画調の異色短編『注文の多い料理店』の原画で新境地を開拓。2003年『冬の日』の一編を演出し、小田部氏が原画を担当。1986年以降は東京デザイナー学院アニメーション科の講師も務めた。2007年5月6日病没。

東映動画時代に手掛けた作品
・1958.10.22.公開(映画) 『白蛇伝』 動画
・1959.6.20.完成(映画) 『たぬきさん大当たり』動画
・1959.12.25.公開(映画) 『少年猿飛佐助』 セカンド原画
・1960.8.14.公開(映画) 『西遊記』セカンド原画
・1961.7.19.公開(映画) 『安寿と厨子王丸』原画補佐
・1962.7.21.公開(映画) 『アラビアンナイト シンドバッドの冒険』原画
・1963.3.24.公開(映画) 『わんぱく王子の大蛇退治』原画
・1963.12.21.公開(映画) 『わんわん忠臣蔵』原画
・1963.11.25.~65.7.12.放映(TV) 『狼少年ケン』 原画・作画監督(話数不明)
・1965.11.1.~66.4.25.放映(TV) 『ハッスルパンチ』原画・作画監督(19話)
・1966.4.23.~67.3.21.放映(TV) 『レインボー戦隊ロビン』原画・作画監督
・1966.12.5.~68.12.30.放映(TV) 『魔法使いサリー』作画監督(77話ほか)
・1968.7.21.公開(映画) 『太陽の王子 ホルスの大冒険』原画
・1969.1.9.~70.10.26.放映(TV) 『ひみつのアッコちゃん』作画監督(44・61話)
・1969.3.18.公開(映画 )『長靴をはいた猫』原画
・1969.7.20.公開(映画) 『空飛ぶゆうれい船』原画
・1970.7.19.公開(映画) 『海底3万マイル』作画監督(共同)・原画
・1971.3.20.公開(映画) 『どうぶつ宝島』原画
・1971.7.18.公開(映画) 『アリババと40匹の盗賊』原画
・1971.10.4.~72.3.27.放映(TV) 『さるとびエッちゃん』原画(6話)
・1972.3.18.公開(映画) 『ながぐつ三銃士』原画
・1972.7.8.~72.3.31.放映(TV) 『デビルマン』原画
・1972.7.16.公開(映画) 『魔犬ライナー0011 変身せよ!』原画
・1972.12.3.~74.9.1.放映(TV) 『マジンガーZ』作画監督(69話)
・1973.4.7.~73.10.6.放映(TV) 『ミクロイドS』作画監督(話数不明)
・1973.6.30.公開(映画) 『哀しみのベラドンナ』原画(北川玲子 名義)
・1973.7.18.公開(映画) 『マジンガーZ対デビルマン』原画
・1974.3.16.公開(映画) 『きかんしゃやえもん D51の大冒険』原画
・1974.7.25.公開(映画) 『マジンガーZ対暗黒大将軍』原画
・1975.3.21.公開(映画) 『アンデルセン童話 にんぎょ姫』作画監督
・1975.7.26.公開(映画) 『宇宙円盤大戦争』原画
・1976.3.20.公開(映画) 『長靴をはいた猫 80日間世界一周』原画



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ボクにとっての夢先案内人。
 いよいよ始まりましたね、NHK朝ドラ100回記念作品「なつぞら」。約1週間が経過して、まだ主役の広瀬すずさんも然程登場してないのに、初週視聴率は、なんと22.1%と過去5年で最高のスタート。脚本は、ワタシの大好きな作品「風が強く吹いている」を監督した、売れっ子脚本家の大森寿美男さんのオリジナル。前作の「まんぷく」も観てない朝ドラ未熟者のワタシなのですが、日々楽しみに観させて頂いてます。さてさて、この朝ドラ、テーマが、なんとも「アニメ」…、いやいやアニメやアニメーターなんて言語は、もちろん、まだまだ、存在せず、当時は「動画」や「動画作家」?? そしてモデルとなってるのが、上記にもかなりのボリュームで記載した奥山玲子さん。見てくれました、奥山さんの東映動画時代に手掛けた作品。アニメーションではなく、マンガ映画・テレビの時代を駆け抜けた名作達。もちろんワタシも、モロ影響を受けた世代。「白蛇伝」 「わんわん忠臣蔵」「太陽の王子ホルスの大冒険」等は、リバイバルやテレビ放映ですが、「東映まんが祭時代」の「長靴をはいた猫」「空飛ぶゆうれい船」「海底3万マイル」等々は、ワタシのその後の人生にかなりの影響をウケた名作達です。また、嬉しいことに初回放送では、高畑勲、宮崎駿監督さんらへのオマージュも沢山あって、アニメをこよなく愛する方々への贈り物のような出来映えでしたね。アニメを愛する一人として、これからの主人公なつちゃんの成長が非常に楽しみです。(がんばって毎日観ます!)



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※カッパの勝手な採点は…、
粋で、オシャレな、奥山玲子さんに!
10点



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2018.01.13 DEVILMAN crybaby
ドラマのツボ
 part.98



永井豪の名作「デビルマン」が…
DEVILMAN crybaby 
2018年 Netflix



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 不動明は、親友に地球の先住人類である悪魔のデーモンが、眠りから復活して、人間たちから地球を奪い返そうとしている事を告げられます…。またその親友である飛鳥了の父親は、デーモンと合体しようとして心を支配されそうになり、自殺してしまう。彼は、そんなデーモンの力を取り入れて人類を救おうと話を持ちかけます。”正義”の気持ちが勝てば、心を支配されることはないと言われ、不動明は見事にデーモンとの合体を成功させ、デビルマンとなります。そして、デーモンたちに襲われながら敵に立ち向かって行く事に…。(後はドラマを観て下さい)



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永井豪画業50周年を記念 
 永井豪画業50周年を記念し、同氏の代表作である『デビルマン』がアニメーション作品「DEVILMAN crybaby」として蘇りました。かつて幾度も映像化されるも、原作の結末までを表現できた作品はなかった。“不朽の名作”にして“完全映像化は不可能”と呼ばれたデビルマンの全てが今作で描かれます。監督は「ピンポンTHEANIMATION」「マインドゲーム」など多くのハイクオリティな作品を手掛け、世界で評価されるクリエイター、湯浅政明。さらに脚本は大河内一楼、音楽を牛尾憲輔が担当。日本を代表するクリエイターが一同に介し、世界的な原作漫画のアニメ化に挑みます。



デビル03


たわごと03
今日もどこかで、デビルマン。
 ワタクシ事ですが、年末頃からリビングのテレビが調子悪く、思い切って新型ブラビアを購入。普段ワタシは、マイシアターでのお一人様鑑賞(主に映画)で、リビングテレビは、主に奥様専用機(主にドラマ)。ただ、最新型で、うれしい初4K、そして、驚きはソニーのキャンペーン!なんと「Netflix」が6カ月無料で鑑賞できるうれしい特典。それぁ、もちろん観させて頂きました。巷で話題のNetflixオリジナルアニメ「DEVILMANcrybaby」。もちろん原作は我らの永井豪先生。漫画は少年マガジンでの連載。そして大ヒットしたテレビアニメ「デビルマン」は当時としは珍しい少し深い時間(確か20時30分〜)でのオンエアー。漫画もアニメも大好きでした。そして今回のこの作品は、テレビアニメではなく、原作をモチーフとして、新たに創作された意欲作です。監督は、今注目の湯浅政明、原作の永井豪の世界観とは全く異なる描写なのですが、ストーリーそのものは、永井豪の魂を受け継いだ真のデビルマン。あの頃夢中になって読んだ原作を彼の独自の感性で、見事に今風にアレンジされてます。最初は少し抵抗ある世界観ですが、観ているうちにグイグイと引き込まれて行きます。もちろんお子様はNGの描写が連発し、Netflixだから出来る企画なんだと…、ソニーのお客様キャンペーンに感謝しました。余談ですが、17日からは最新作「GODZILLA怪獣惑星」世界190カ国一斉配信されるそうです!!



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※カッパの勝手な採点は…、
主人公は、飛鳥了?
カッパ採点7点





ドラマのツボ
 part.97



天才2人の“宿命”を描くヒューマンドラマ
アキラとあきら 2017年 ドラマW



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 1986年4月、メガバンク・産業中央銀行の新人研修で伝説が生まれた。研修の最終行程で行なわれる実践形式の融資プロジェクトで、相対した階堂彬と山崎瑛。誰も想像のつかない提案をした彬。それを見破った瑛。お互いの健闘を讃える2人。この時は、まだこれから待ち受ける過酷な“運命”を、2人は知る由もなかった。時は、さかのぼり…、1975年。2人の“アキラ”の人生の交差はこの年から始まっていた…。(後はドラマを観てください)

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ベストセラー作家・池井戸潤の最新作を最速ドラマ化
 池井戸潤の“幻の長編”と呼ばれていた「アキラとあきら」。その作品が徳間書店よりオリジナル文庫『アキラとあきら』として 刊行されるのに合わせ、WOWOWが最速ドラマ化。 WOWOWが池井戸作品を手掛けるのは「空飛ぶタイヤ」 「下町ロケット」 「株価暴落」に次いで4作目だが、 今回はその中でも最長の全9話で制作。スリリングな展開と重厚な 人間ドラマが持ち味の池井戸作品をじっくりと堪能できる。



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向井理×斎藤工のW主演!
 この夏にWOWOWの「連続ドラマW」枠で放送中のドラマW、「アキラとあきら」、これがなかなか面白い。何よりも人気俳優である向井理さんと斎藤工さんがダブル主演を務めるということでかなり話題に…。そして原作は、池井戸潤さんが、2006年から2009年にかけて連載していたものの、これまで書籍されていなかったという幻の長編小説です。2017年5月に、ようやく待望の文庫化がされたばかりだそうです。池井戸潤さんと言えば、ドラマW常連なのですが、今回のこの作品では、今までとは少し違う空気感を漂わせながらも見応え十分のドラマ以上の重厚な作品として仕上がっています。そして、この作品が何よりも興味深いのは、「アキラとあきら」が、生きた時代が、ワタシたちと同じ時代。同年代として、あの頃を振り返れる身近なテーマが何ともリアルで切ないです !?



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※カッパの勝手な採点は…、
久しぶりのドラマWも良いものですね。

カッパ採点7点






2017.07.12 ひよっこ
ドラマのツボ
 part.96



NHK連続テレビ小説
ひよっこ  2017年 NHK総合



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 1964年(昭和39年)秋。東京オリンピックが目前に迫っていたが、谷田部みね子は今ひとつ実感が湧かない。みね子は、茨城県の北西部にある山あいの村・奥茨城村で育った。交通の便が悪いため、同じ関東なのに東京は遠い世界のように思える。みね子の家は6人家族。不作の年に作った借金を返すために父は東京に出稼ぎに行っている。高校を卒業したら農家の仕事を手伝って祖父と母に楽させてあげたい…。そう思っていたみね子の人生は、お正月に父が帰ってこなかったことで一変する。(後はドラマを観てください)



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視聴率急上昇ひよっこ。
「家族」、「ビートルズ」描く、脚本の妙…。

 NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」の視聴率が伸びている。第13週(6月26日~7月1日)の週間平均視聴率で初めて20%超えを記録。第14週(7月3日~8日)でも20%を超え、2週連続の大台超えとなった。『ひよっこ』を「朝ドラの名作」と断言するコラムニストのペリー荻野さんがその背景について分析する。後半に入った「ひよっこ」が回を重ねるごとに力強くなっている。視聴率も上々。個人的にはオリジナルキャラクターによる朝ドラの名作だと思っている…。(NEWSポストセブンより)



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毎朝が、楽しくなってきた! 
 今年の春から始まった、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」…。何となくは気になってました。家の奥様からは、何となくいつもの朝ドラとは違う雰囲気で、正直あまり面白くない?と聞かされ、それでも「いつもとは違う」が、どう〜も引っかかってました。そうなんです、これってワタシの大好きな岡田惠和さんの脚本。そしてワタシが初めて見たのは、第14週の「俺は笑って生きてっとう!」、この週のテーマはビートルズ。そして物語の核となるのは、宗男おじさん、峯田和伸!これって平成28年度(第71回)文化庁芸術祭でテレビ・ドラマ部門の大賞した、あの「奇跡の人」の再来ではないか!あぁ〜、なぜもっと早く気付かなかったのか!今回のこの朝ドラ。速攻、総集編を観て、遅ればせの「ひよっこファン」となりました。(今更スミマセン) さすがですね、岡田さんの脚本。ひとつ一つの言葉が、「愛」で溢れています。そして、「行間」のある会話と巧みな演出。優しさと愛が、満開の「朝」を見事に創り出してます!



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※カッパの勝手な採点は…、
洋食屋「すずふり亭」も良いですね!

8点




2017.03.31 LEADERS II
ドラマのツボ
 part.95



日本車の未来は「俺たち」が創る。
LEADERS II 2017年春 TBS



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 1934年、10年前の関東大震災によって物資輸送網が断絶された苦い経験から日本の自動車需要は急速に加熱していた。欧州勢に加えて、アメリカのフォード、GMの本格参入によって日本の市場はまさに外国車販売の戦国時代へ突入していた。愛知にあるゼネラルモーターズ(GM)車販売店「日の出モータース」の支配人・山崎亘はアメリカ流の販売方針を押し付けられることに抵抗し、事あるごとに改善を訴えてきた。だが、大阪に拠点を置く「日本ゼネラルモータース」は、一販売店の意見に耳を傾けることはなかった。そんなある日、大阪からの帰りに山崎は、鈴鹿峠の山道で立ち往生しているシボレーを背広のまま修理する男・愛知佐一郎に出会う…。(後はドラマを観てください)



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 2014年3月に放送した「LEADERS」は、第2次世界大戦前後、日本の未来のために、仲間を信じ、もの作りに人生を賭けた人間たちの生き様を史実に基づいたオリジナルドラマとしてお送りしましたが、今回の「LEADERSⅡ」は、ストーリーの主軸を国産自動車開発の世界から販売の世界へと展開。国産自動車の開発に邁進する愛知佐一郎と、佐一郎を販売面で支え続けた男たちの物語。自動車販売店「日の出モータース」支配人の山崎亘と佐一郎との交流を軸に、“自動車の品質”向上に徹底的にこだわった製造チームと、“販売の品質”向上を目指した販売チームたちが、時に反目しながらも、「国産自動車を世界中に走らせる」という同じ夢のために、「アイチ自動車」を一つにまとめ上げ支えるようになっていく、その男たちの苦闘と情熱を描くドラマです。



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お客様、ファースト。
 トヨタ自動車創業者の豊田喜一郎をモデルにしたドラマの第2弾です。2014年3月に2夜連続で放送された前作は、国産自動車開発の舞台裏を追ったものでしたが、今回のパート2では、ほぼ同時期を販売店視線が構成したもう一つの物語です。前作同様上海で大がかりなセットを組み、骨太のドラマに仕上げているこのパート2。ワタシ的にも前作よりも、こちら視線が好きです。仕事的に、この視線の方が身近でリアル。いつもお世話になっているディーラーさんの真髄が、わかった気がします。



リーダース04


※カッパの勝手な採点は…、
モノづくりは、ヒトづくり!
カッパ採点7点